無性に寂しくなるとき、どうしたらいい?寂しさとの上手な付き合い方

寒くなってくると、なんとなく寂しくなることってありませんか。

冬って、暗くなるのが早いですよね。

夕方、車を走らせていると、ただの街の明かりなのに、イルミネーションみたいにきれいに見える瞬間があります。

別に特別な場所を走っているわけでもない。
いつもの道で、いつもの信号やお店の明かりを見ているだけなのに、

「なんか、きれいだな」

と思う。

そしてその次の瞬間、
ふっと、虚しさみたいなものがやってくる。

私はあの感じ、寒い季節ならではだなと思うんです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

寂しいと、「恋人がほしい」と思うけれど

そんなふうに寂しくなると、

「恋人がいたらな」
「誰かと一緒にいたいな」
「恋愛したいな」

そんな気持ちが出てくることもあります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

でも、恋人ができたら、この寂しさが全部なくなるのかというと、たぶんそうではないんですよね。

誰かと一緒にいれば、その瞬間は満たされるかもしれない。

でもまた一人になったとき、同じ寂しさが出てくることもあります。

だとしたら私たちが本当に求めているのは、
「恋人」という存在そのものではなくて、

誰かとつながっている感覚だったり、
必要とされている感覚だったり、
ぬくもりだったりするのかもしれません。

「寂しかった」と言えるって、すごいこと

少し前に、英語教室でこんなことがありました。

レッスンに来ている子のお父さんと、1歳くらいの妹さんが、レッスン中に外へお散歩に行ったんです。

すると、その子が途中から、

「お父さんが戻ってこない」

と言い始めました。

だんだん寂しくなってきたみたいで、

「もう絶対許さない」

なんて怒り出して。

一緒に外を探してみたけれど見つからなくて、そのまま教室に戻ってレッスンを続けました。

しばらくして、お父さんと妹さんが帰ってきました。

「ほら、お父さん戻ってきたんじゃない?」

と言っても、その子は最初、

「うん」

くらいの反応だったんです。

でも、お父さんが教室に入ってきた瞬間、
その子はお父さんのところへ行って、

「おとうさん、わたし、さみしかった」

って。

そして、そのまま抱きついて、しばらく離れなかったんです。

その姿を見て、

「ああ、こうやって寂しかったって言えるっていいな」

と思いました。

子どもだから素直に言えるのかもしれないし、
そういうことを言っても大丈夫な関係の中にいるから言えるのかもしれない。

でも、大人になるにつれて、

寂しいなんて言っちゃいけない。
重いと思われたくない。
恥ずかしい。
我慢しないと。

そんなふうに、自分の気持ちを飲み込むことが増えていくような気がします。

寂しさを一人で何とかしようとしない

寂しくなったとき、
一人で何とかしようとする人は多いと思います。

でも、寂しさってそもそも、
誰かとのつながりを求める気持ちでもあるんですよね。

だとしたら、
一人で完全に解決しようとするのは、少し難しいのかもしれません。

もちろん、

寂しさを埋めるためだけに元恋人へ連絡したり、
誰か一人に全部満たしてもらおうとしたりすると、
かえって苦しくなることもあります。

一人の人に、

私を安心させて。
私を満たして。
私を必要として。
私を寂しくさせないで。

と、全部を背負ってもらおうとすると、
その人との関係もしんどくなってしまいます。

だからこそ、
もっと小さく、いくつかのつながりを作っていくことが大切なのかもしれません。

「ちょっと話を聞いてほしい」
「今度ご飯行かない?」
「なんとなく寂しくてさ」

そんなことを言える相手が、一人でもいたらいい。

恋人じゃなくてもいいんです。

友達でも、
仲間でも、
同性の友人でもいい。

寂しさって、
「もっと誰かとつながりたいよ」
という心からのサインなのかもしれません。

「寂しい」と言えないなら、練習してもいい

でも、

「そんなこと、人には言えない」

と思う人もいると思います。

寂しいなんて言ったら迷惑かな。
甘えていると思われるかな。
重いと思われるかな。

そうやって、ずっと我慢してきた人もいると思います。

そんなときは、
カウンセリングという場所を使ってみるのもひとつです。

カウンセリングって、
悩みを相談したり、
セラピーを受けたりする場所だと思われることが多いけれど、

私はそれだけじゃないと思っています。

自分の気持ちを言葉にする練習をする場所でもあるし、
誰かに自分のことを理解してもらう練習をする場所でもある。

そして、
相手と関係を作っていく練習をする場所でもあると思うんです。

「本当は寂しい」
「本当は誰かにそばにいてほしい」
「本当はもっと大事にしてほしい」

そういう気持ちを、
いきなり一番伝えたい相手に伝えるのは、難しいこともあります。

ニーズが溜まりすぎて、
いざ伝えようとすると、責めるような言い方になってしまったり、
「なんでわかってくれないの?」と溢れてしまったりすることもあります。

だからまずは、
安心できる場所で、自分の気持ちを誰かに渡してみる。

それも大事な練習です。

もちろん、自分に合うカウンセラーを見つけることはとても大切です。

話しやすい。
安心できる。
この人なら少しずつ自分のことを話せそう。

そんな相手を探してみてください。

寂しさは、つながりを求めているサイン

無性に寂しくなる夜。

その寂しさを、
「こんなこと感じちゃダメ」
と消そうとしなくていいんです。

もしかしたらその気持ちは、

「誰かとつながりたい」
「ぬくもりを感じたい」
「私のことを知ってほしい」

という、あなたの心からのサインなのかもしれません。

だから、
一人で全部抱え込まなくてもいいんです。

小さくてもいいから、
誰かとのつながりを作ってみてください。

そしてもし、
それすらも難しいと感じるなら。

その「寂しい」を、
まずはカウンセリングの場で話してみてください。

自分の気持ちを言葉にして、
誰かに受け取ってもらう。

そこから始まるつながりも、きっとあります。

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