尽くしすぎる恋愛で疲れたら。愛されたい気持ちの裏側にあるもの

彼の好きな料理を覚えて、彼の予定に合わせて自分の予定を空けて。

彼が喜んでくれるなら、何でもしてあげたい。

最初は、それが幸せだったはずなのに、気づけばクタクタに疲れている。

「こんなにしてるのに、どうしてわかってくれないの?」

そんな気持ちが、ふと込み上げてくることはありませんか?

尽くしすぎる恋愛で疲れてしまうのは、それだけ一生懸命に人を愛してきたから。

ただ、その「尽くしたい」気持ちの奥には、「愛されたい」という切実な思いが隠れていることがあります。

この記事では、尽くしすぎてしまう心の仕組みと、愛されたい気持ちの裏側にあるもの、そして恋愛だけに全部をかけなくていい生き方のヒントをお伝えします。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

尽くしすぎる恋愛で、心がクタクタになっていませんか?

実は最近、1990年代のテレビドラマを見ていました。

主人公は、好きな人のためなら何でもしてあげちゃう女の子。

まっすぐで、純粋で、彼が喜ぶならと、自分のことはいつも後回しです。

正直に言うと、見ていて胸が痛くなりました。

ちょっとイライラしてしまう場面もあったくらいです。

カウンセラー目線の私が、「そのやり方だと、うまくいかないよ…」と心の中でつぶやいてしまうんですね。

でも、なぜか目が離せない。

それはきっと、彼女の姿に、昔の自分が重なって見えたからだと思います。

相手のために頑張るほど、自分がすり減っていく。

それでも「もっと何かしてあげなきゃ」と思ってしまう。

もしかすると、この記事が気になって読んでくださっているあなたにも、心当たりがあるかもしれませんね。

カウンセリングでよく聞く声

カウンセリングでも、こんな声をよく聞きます。

「彼のためにここまでしてるのに、全然大事にされてる気がしないんです」

「彼の休みに合わせて、仕事のシフトまで変えたのに…」

「結婚したい気持ちが強すぎて、重いって言われてしまいました」

尽くすことが当たり前になっていると、自分が疲れていることにすら気づきにくくなります。

頑張っても頑張っても満たされない。そのしんどさを一人で抱えているのは、本当につらいことです。

尽くしすぎてしまう心の仕組み

自分のやりたいことが、見えなくなっている

尽くしすぎてしまう方とお話ししていると、よく感じることがあります。

それは、自分のやりたいことや好きなことが見えなくなっている、ということ。

自分の夢がわからないから、彼の夢を自分の夢として追いかける。

彼が好きなことをして幸せそうにしていることが、私の幸せ。

そう思えるのは、とても純粋で素敵なことです。

昔のドラマでは、こういう愛し方が王道だったのかもしれません。

彼だけが輝いていると、モヤモヤが出てくる

ただ、人の心は、それだけではなかなか満たされないものです。

彼が好きなことに打ち込んでいて、自分はそれを支えているだけ。

そんな状態が続くと、心のどこかに嫉妬や、言葉にしにくいモヤモヤが出てきます。

これは、良い悪いの話ではなく、人として自然に湧いてくる気持ちだと思うんですよね。

「応援しているはずなのに、なんでこんな気持ちになるんだろう」

そうやって、モヤモヤする自分を責めてしまう方もいます。

でも、そのモヤモヤは「私も、私の人生を生きたい」という心のサインなのかもしれません。

「恋愛や結婚」が人生の夢の中心になっていると

カウンセリングでは、叶えたい夢が「恋愛がうまくいくこと」「結婚すること」に集まっているケースによく出会います。

恋愛や結婚は、相手がいないと叶わない夢です。

だからこそ、彼に愛されたい、選ばれたいと、一生懸命になります。

一方で、彼のほうは「仕事でもっと成果を出したい」「いつか自分の会社を作りたい」など、別の夢を持っていることもあります。

彼にとって、結婚はゴールではなく、人生の一部なのかもしれません。

このすれ違いがあると、尽くす側はますます頑張り、尽くされる側は少しずつ息苦しさを感じていきます。

これは男性・女性に関係なく、どちらの立場でも起こりうることです。

愛されたい気持ちの裏側にあるもの

「役に立たない私は、愛されない」という思い込み

人には誰でも、「必要とされたい」「誰かの役に立ちたい」「愛されたい」という気持ちがあります。

尽くしすぎてしまう人の心の奥には、こんな思い込みが隠れていることがあります。

「役に立たない私は、愛されない」

だから、愛されていないと感じるたびに「もっと役に立たなきゃ」と、必死に何かをしてあげようとするんですね。

心理学では、自分の気持ちより相手を優先し続けてしまうパターンを「自己犠牲」と呼ぶことがあります。

尽くすほど「私の望む形で愛して」がふくらむ

自分を後回しにして、相手に合わせて生きていると、心の中に少しずつ期待がたまっていきます。

「これだけしてるんだから、わかってくれるよね」

「私がしてるみたいに、私のことも大事にしてね」

だから、彼が期待どおりに動いてくれないと、不完全燃焼のような不満が残ってしまうんです。

愛の形って、本当は人の数だけあるものです。

でも、「私が望む愛し方をしてくれないと、愛されてる気がしない」となると、彼がどれだけ大切に思ってくれていても、それを受け取りにくくなってしまいます。

「こう愛してほしい」と相手を変えようとするほど、どちらかが苦しくなる。

そして苦しい側は、その関係から抜け出したくなってしまうんです。

「頭ではわかってる。でも、尽くさずにいられないんだよね…」

そう感じた方もいるかもしれません。私も、まさにそうでした。

尽くす側も、尽くされる側も

彼に合わせて、仕事をセーブしていたころ

私は個人で仕事をしているのですが、ある時期、彼のスケジュールに合わせて自分の仕事を調整していました。

彼と休みを合わせるために必死で予定を空けて、新しい生徒さんの募集をまったくしなかった時期もあります。

仕事が増えると、彼と過ごす時間が減って困る。

当時の私は、本気でそう思っていたんです。

反動で、休みを合わせるのが嫌になったころ

ところが、そのあとの別の恋愛では、まったく逆のことが起きました。

「個人事業なんだから、夕方も夜も週末も忙しいのは当たり前」

そう思って、相手と休みを合わせなくなったんです。

相手が「もっと一緒に過ごしたい」と望むほど、なんだか縛られているような気がして、息苦しくなってしまいました。

相手は違うとはいえ、必死に休みを合わせていた私と、合わせるのが嫌になった私。

どちらも、同じ私です。

どちらの立場にも、同じ気持ちがあった

今振り返ると、尽くしていたときの私も、縛られていると感じていたときの私も、根っこにあったのは同じ気持ちだったんだと思うんです。

「私の望む形で、愛してほしい」

尽くす側は、尽くした分だけ愛を返してほしい。

尽くされる側は、自分のペースで生きることを認めてほしい。

どちらも、愛されたいからこそ苦しくなっていたんですね。

だから私には、尽くしすぎてしまう人の気持ちも、尽くされて重く感じてしまう人の気持ちも、両方わかる気がするんです。

恋愛だけを居場所にしなくていい

恋愛を大切にしたい気持ちは、よくわかります。私もそのタイプです。

仕事に打ち込んでも、趣味を楽しんでも、恋愛がないとなんか満たされない、って長い間感じていました。

ただ、恋愛や家庭だけが居場所だと、心のすべてがそこに集中してしまいます。

まずは、ちょっとだけ外に目を向けてみる

仕事でも趣味でも、何でもいいと思うんですよね。ちょっとだけ、恋愛や家庭以外に目を向けてみると、自分の世界の景色が変わったりします。

「でも、そんな場所なんてないよ」と思った方もいるかもしれません。

それは、今まで恋愛に一生懸命だったからこそ。

居場所は、無理に作らなきゃいけないものではありません。まずは、ちょっとだけ外に目を向けてみる。それだけでいいんです。

たとえば、こんなところから。

  • 気になっていた習いごとや、趣味のサークル
  • アルバイトやパートなど、家と彼以外で人と関わる場所
  • 心理学が好きなら、ワークショップや講座
  • 行きつけのカフェや、オンラインのコミュニティ

あなたが少しでも「いいな」と思えるものなら、何でもかまいません。

少し力を注ぐだけで、心のニーズは分散される

大事なのは、うまくいくかどうかではありません。

外に目を向けて、そこに自分の意識や力をほんの少し注いでみること。

不思議なもので、それだけで「必要とされたい」「つながりたい」という心のニーズは、あちこちに分散されていきます。

彼ひとりにすべてをかけなくてよくなると、彼に向ける愛情にも、少し余裕が生まれます。

外に目を向けてみるかどうか、新しいつながりを作ってみようと思うかどうかは、あなたにしか決められません。

だからこそ、その一歩は、自分の人生を取り戻す一歩になるんです。

自分の幸せを、恋愛だけに預けないために

尽くしすぎてしまうのは、それだけ誰かを大切にしたいと思える、あたたかい心を持っているから。

その愛情は、あなた自身にも向けていいものです。

彼の夢を応援しながら、自分の好きなことも大切にする。

彼との時間を楽しみながら、ほかの場所でのつながりも持っておく。

そのほうが、彼との関係もきっと心地よいものになっていきます。

もうこれ以上、尽くしすぎる恋愛であなたの幸せを先延ばしにしないために。

今日、ひとつだけ「私が好きなこと」を思い出してみてくださいね。

ひとりで抱えきれないときは

「やめたいのに、好きな人ができると、やっぱり尽くしてしまう」

「彼に合わせていない自分が、何をしたいのかわからない」

そんなときは、尽くしてしまう気持ちの奥にあるものを、カウンセリングで一緒に見ていくこともできます。

恋愛のしんどさを、そのまま話しに来てくださいね。

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あなたの恋愛の不安や「なぜかうまくいかない」という気持ちには、ちゃんと理由があります。
もっと深く自分を知りたい方は、こちらのカウンセリングもご活用ください。

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