カウンセリングサービスの青山リナです。
母のようになりたくない。
そんな女性に出逢うことがあります。
言ってみれば、私自身がそもそもそうだったので、その気持ちはよくわかります。
お友達のお母さんを見て思ったのか、
テレビを見て思ったのか、
何故かわからないけれど
理想のお母さん
って姿が、私たちの中にいつの間にか、漠然とあって。
そして、うちのお母さんは…違う！
なんていう思いを抱える。
なんでうちのお母さんは、こうしてくれないの？
なんでうちのお母さんは、ああしてくれないの？
なんでうちのお母さんは、優しくないの！？
というように、うちのお母さん、に対して不満が積みあがっているんですね。
それは裏返せば、
お母さんって本当は、完璧な人よね？
お母さんって本当は、優しい人よね？
お母さんって本当は、女神のような人よね？
ってこと。
大好きなお母さんに、完璧な優しい女神のような存在であってほしい。
そんな願いを心に持っているってこと。
そんな願いが心に棲みついているのだとしたら
本当に、「うちのお母さんは…違う！」のか。
違う一面も、たくさん見てきたのかもしれないけれど
うちのお母さんは、完璧な優しい女神のような人、という一面も、本当は知っているのでは？
こんなことを書いたけれど
母という存在に反発していた頃の自分を思い返すと
こんなこと書かれていても、
そんなわけない！勝手なこと言わないで！
なんて思っていた気がして、
それどころか、目にも入らなかったかも…なんて思うのです。
が、しかし
そんな母の、完璧な優しい女神のような一面、が記憶の奥底に眠っているのであれば
あなたにとって、母という存在との対立をやめられる日はそう遠くはないです。
そんな母という存在を受け入れられた時
あなたが得るものは
心の平安
安らぎ
大きな愛
女性としての自信
女性としての幸せ
自分の存在価値
そして
母からの莫大な愛
あなたの中にも
完璧な優しい女神のような一面を見つけるでしょう。
あなたは幸せになるために、今ここに存在しているのです。
