嫉妬心に隠されたパワー

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

人を見て、羨ましい、と思うこと、ありませんか？

羨ましい、と素直にそれを認められると楽なんですけど、そんなケースばかりでも無いんですよね、現実は。

なんであの人だけ…？！
どうして私じゃないの…？！
わたしだって…！

そんなことを思ってしまう時、ありますよね。

そんな嫉妬心を感じる時って、なんだか嫌な気分ですよね。

悔しいような、負けたような
でもそんなことは認めたくないし
そんな想いを認めてしまったら、

自分ができていない、
自分がダメ、
自分が足りない、

そんな証拠を突き付けられて認めなきゃいけないような、

あーーーーー！
私をこんな想いにさせるあの人が悪い！

なんて、自分の気持ちが収まりつかなくなってしまうような気持ちになることも、ありますよね。

私もそんなこと思ったこと、多々あったな～、って、ちょっと今自分の過去を振り返ってみました。

Aさんが結婚した、なんて話を聞けば、
なんであの人が！なんて思ったこともありました。

Bさんが妊娠した、と聞けば、
え？どうして私じゃないの？！なんて思ったこともありました。

Cさんが大きな仕事を任された、と聞けば、
私だって…！なんて思ったこともありました。

張り合っていたつもりなんてなかったけれど、いざ、私じゃなくて別の人が評価されている、幸せになっている、選ばれている、と感じた時、なんで私じゃないの？！という想い。

そんな時に感じている

なんで私じゃないの？！

という想い、それを強く強く感じて嫉妬心という嫌な気持ちになる時、自分を評価していないのは、実は他の誰かではなく、自分自身だったりします。

私には評価されるほどのものが無い
私には幸せを手にすることができない
私は選ばれない

そんな自分自身に対する疑いと不安の気持ちが、他人が自分より恵まれている、他人が自分より優れている、と自分自身に意地悪を仕掛けてくるんですね。

でもね、羨ましい、って思うことって、悪いことでも何でもなくて、それどころか、むしろ自分にもそれができる、手に入るはずなんですね。だからこそ、羨ましいとも思うし、悔しいとも思うんですよね。

たとえば、ある人の本がベストセラーになりました。
本を書かない、どころか、書こうと思ったこともなければ、この状況で、羨ましい！悔しい！嫉妬する！とはなりませんよね。

へぇ～、すごいね～！

それで終わる話。

でも、そこに感情が乗って、羨ましい、悔しい、嫉妬！と感じる時って、同じその才能があるはずなんですよね。

「なぜ私にはできていないの？」

と思うからこその、羨ましい、悔しい、嫉妬！という感情が出てくるのです。

だったら、才能がそこにあるのであれば、その才能を発揮することをどれだけ自分に許してあげられるか。どれだけ自分が自分自身を信じてあげられるか。

「どうして今の私にはまだできていないの？きっとできるはず！次は私の番！」

そんな風に思ってみてはどうでしょう？
あなたの未来を見せてくれているその人に感謝して、次は私の番！そんな言葉を自分にかけてみてあげませんか。

あなたの叶えたい夢を、心から応援しています。