頑張らなきゃ！と思う時、頑張っていない自分は迷惑な存在…？

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

頑張ろう！って思えるって、とっても素敵なことだと思うんです。
向上心により、磨かれていく部分も確かにありますよね。

今日は頑張ったな！

そんな風に自分で思えるって、とっても充実感を感じたりもします。

今は苦しいけど頑張り時、っていうタイミングもありますよね。

どんな頑張りも、誰かがその姿を見てくれていて、頑張ってるね、って声をかけられると、ちょっぴり恥ずかしい気もするけれど、嬉しい！って感じることも多々あって、逆に「そんな頑張ってるなんて言われるようなことでもない、自分のためだもの、今頑張らなきゃいけないのよ」なんて感じる時もあったりして、そんな時は何と答えて良いのやら…なんて思ったりもしますよね。

自分の夢を叶えるため、とか、何か自分の喜びに繋がっている状態で頑張れることって、本当に素敵なことで、素晴らしい事なんですよね。

もしその頑張りが、誰かに認めてもらうため、なのだとしたら、そこはちょっと注意かもしれません。

頑張ることがいけないわけじゃなく、
頑張らなきゃ相手に認めてもらえない、と感じる時

頑張らない自分は、相手の迷惑な存在に感じてしまっていたりしませんか？

そんなこと考えてはいないかもしれません。
そんなこと意識はしていないかもしれません。

「こんなに頑張ったのに、なんで認めてくれないの？」とか
「頑張れって言われたから頑張ったのに…！」とか
「こんなに尽くしてるのに、彼は何もしてくれない。」とか

こんな想いで心が乱れる時は要注意です。

自分の存在を、否定していませんか？

頑張らない私はダメでしょ？
頑張れない私には魅力ないでしょ？
彼よりもできる人でいなきゃ、嫌われるでしょ？

そんなこと、感じてはいませんか？

それは昔、私たちがまだ幼かった頃、大好きな親を喜ばせたいと頑張った時期があるんです。
出来なかったことができるようになって親が喜んだかもしれません。
静かにしてて、と言われて、頑張って静かにしていたら親が喜んだのかもしれません。
テストで100点取って、よく頑張った、と言われて親が喜ぶ姿を見たのかもしれません。

どんな形にせよ、頑張ることで大切な人を喜ばせることができる、ということを知ったのだと思います。

それ自体は悪いことではなかったけれど、それが自分のパターンとして、頑張ったら喜んでくれる、というマインドを知らず知らずで築き上げてきたのですね。

そうすると、自分がしたいかどうかは別で、とにかく頑張って評価される、ということが一番大切な目的になってしまったりするのです。

そして、こんなに頑張っているのに評価されない！というところが大きく自分の中でクローズアップされるんですね。

その裏には、私は頑張らなきゃ評価されない、という、自分を否定する気持ちが隠れています。

でもね、その人にそれほどまでに評価されたい、ということは、その人のことをどれほど自分にとって大きな存在だと感じているか、ということですよね。

相手を、とても大きく素晴らしい存在と感じていなければ、評価されたいなんて思わないんです。

どうでもいい、その辺の人に評価されることを求めませんよね。

だとすると、あなたが本来見ている、相手の素晴らしさをまずはしっかり受け止めてみませんか。
そしてそれをしっかり相手に伝えてあげる。

そこからお互いを認め合う承認と愛の循環は始まります。

大好きな人、大切な人と、繋がる、絆を作る。
それが、本来の目的ではありませんでしたか？