言葉を変えると世界が変わる

マザーテレサのこんな言葉、聞いたことがありますか？

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

私たちは1日に6万回以上も思考している、と言われています。
その中でも、8割はネガティブな思考なのだそうです。

驚きですよね。

冒頭のマザーテレサの言葉。

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

私たちの思考の8割がネガティブなことだとすると、
気付かぬうちに私たちは自分自身にネガティブな言葉を散々浴びせかけている、ってことになりますよね。

ポイントは、気付かぬうちに、ってことなんです。

まさかそれほどまでにネガティブな言葉を自分自身に浴びせかけていたって、本当に気付いていないんですよね。

「この人嫌い」
「こんなのイヤだ」
「こんなはずじゃなかった」
「また失敗した」
「全然上手くいかない」
「あ～こんな自分はやっぱりダメだ」
「最悪だ…」

などなど

自分の心の声として、自分に浴びせかけている。
時には口に出して、自分の耳に聴かせている。

これだけ自分に浴びせかけて聴かせていると、自分の世界はこれが普通、こうあるべき、と自分の中で定着してしまいますね。

ネガティブな現実が起きても嬉しくは無いけれど、許容範囲、だっていつものことだもの、というような感じ。

ちょっと想像してみてください。

あなたの「ステキだな」って思う人、あなたの憧れる人、こんな人になりたいな、こんな人生幸せだろうなって思う人は、どんな言葉をその人自身にかけているかって、想像したことありますか？

もしくは、あなたの「ステキだな」って思う人から、あなたならどんな言葉をかけてもらいたい、どんな言葉をかけてくれるって思いますか？

特に日本の教育や文化は、謙遜することが美徳、という背景があるので、なかなか自分を褒めるとか自分を認めるような言葉がけを意識してするってこと少ないんですよね。

自分の悪いところを直してもっと良い自分いならなきゃ、とか
失敗しないようにあれやこれを気を付けなきゃ、とか
あれがダメだから、これが上手じゃないから、とか

板についてフツーに何の違和感も無く自分に使っていたりします。

ふとした瞬間、あれ？と気づいたら、ビッグチャンス到来です！

まずは気づいたことがあなたの運の良さ。

「気づいたワタシ、スゴイ！エライ！ステキ！」
「頑張ってるね、ワタシ！」
「毎分毎秒ステップアップしてる！」

そんな自分の頑張りを自分で讃えてあげましょう。

よく、「ごめんなさい」を「ありがとう」に変えてみましょう、なんて聞いたことありませんか？

ごめんなさい、というのは罪悪感から来る言葉なので、申し訳ない、自分は迷惑な存在です、というエネルギーが乗っています。

反対に、ありがとう、は感謝の言葉。感謝というのは、相手が差し出してくれたものを受取り、相手の素晴らしさを認め、その素晴らしさを自分に向けてくれた、自分は相手の素晴らしさに値する存在なのだという想いも同時に受取ることができる、受取る言葉なのです。相手も自分も素晴らしい、というエネルギーが乗っています。

口に出して「ごめんなさい」を言った瞬間は意識しやすいですよね。
ごめんなさい、を言いそうになったら「ありがとう」に変えてみたり
既にごめんなさいと言ってしまったらその後に、「ありがとう」をつけ足してみる。

わかりやすい自分が気付いた簡単なことから意識してみるのがGOOD 

一緒に小さな一歩から始めてみませんか。
私たちの世界が、幸せなものであるよう、作っていきましょう。