「なんで私ばっかり、こんなことが起きるんだろう」
ひとつ問題が片づいたと思ったら、また次の問題。
人間関係で傷ついたり、
仕事で嫌なことが起きたり、
パートナーとの間で同じようなことで揉めたり。
まるで次から次へと、
トラブルが降ってくるように感じることってありませんか?
そんなとき、
「私って運が悪いのかな」
「何か引き寄せてるのかな」
「私の何がいけないんだろう」
なんて、自分を責めたくなることもあるかもしれません。
でもね。
もしかすると、
今起きている出来事そのものよりも、
その出来事によって刺激されている“昔からの感情”のほうが大きい
ということもあるんです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。


今の出来事なのに、どうしてこんなに苦しいんだろう
たとえば、
誰かに否定されたとき。
もちろん、否定されれば誰だって嫌な気持ちになります。
だけど、
「なんでこんなに傷つくんだろう」
「どうして何日も立ち直れないんだろう」
「頭ではたいしたことじゃないとわかっているのに、苦しくて仕方がない」
そんなふうに、
出来事以上に心が大きく揺れることがあります。
そんなときは、
今の出来事だけではなく、
小さい頃に感じた
「わかってもらえなかった」
「大切にしてもらえなかった」
「ひとりぼっちだった」
「怖かった」
「寂しかった」
「我慢するしかなかった」
そんな感情まで、
一緒に動いていることがあります。
今起きていることと、
昔起きたことがまったく同じというわけではありません。
でも、
あの頃に感じたものとよく似た感情を、今の出来事の中で感じている。
そんなことはあるんですね。
私たちは、感じきれなかった感情を抱えたまま大人になることがある
子どもの頃って、
自分の感情を上手に扱うことなんてできません。
本当は悲しかった。
本当は寂しかった。
本当は怖かった。
本当は腹が立っていた。
だけど、
「泣いちゃダメ」
「我慢しなさい」
「そんなことで怒らないの」
「いい子にしていなさい」
そんなふうに、
感情を飲み込んできた人もいるでしょう。
あるいは、
誰にも言えないまま、
「私が悪いんだ」
「私がもっとちゃんとすればいいんだ」
と、自分の中にしまい込んできた人もいるかもしれません。
そうすると、
出来事そのものは過去になっても、
そのとき感じきれなかった感情だけが、心の中に残っている
ことがあります。
自分とつながれないと、何が苦しいのかわからなくなる
私たちは忙しかったり、
頑張ることに慣れていたりすると、
自分が何を感じているのかさえ、
わからなくなることがあります。
「別に平気」
「これくらい大丈夫」
「もう昔のことだから」
そうやって生きていくこともできます。
でも、自分の感情とのつながりが薄くなると、
何かが起こったときに、
なぜこんなに苦しいのか、
自分でもわからなくなることがあるんです。
ただイライラする。
ただ不安になる。
ただ人が怖くなる。
ただ「また嫌なことが起きた」と感じる。
けれど、その奥には、
ずっと置き去りにしてきた自分の気持ちがいるのかもしれません。
「また同じことが起きた」は、心を見るきっかけにもできる
似たような人間関係で傷つく。
パートナーが変わっても、同じことで苦しくなる。
職場が変わっても、なぜか同じような人に振り回される。
そんなことが続くと、
「なんでまた?」
と思いますよね。
もちろん、
起きるトラブルのすべてに、
自分の心が原因として関係しているわけではありません。
理不尽なことだってありますし、
相手に問題があることだってあります。
だから、何でもかんでも
「自分が引き寄せたんだ」
と考える必要はありません。
ただ、
なぜ私は、この出来事にこんなにも強く反応するんだろう?
と自分の心を見てみることはできます。
すると、
「私は怒っていたと思っていたけど、本当は悲しかったんだ」
「嫌われるのが怖いと思っていたけど、本当は置いていかれるのが怖かったんだ」
「相手にわかってほしいと思っていたけど、本当はずっと誰かに気づいてほしかったんだ」
そんな、自分でも知らなかった気持ちに出会うことがあります。
未消化だった感情を、今の自分が受け止めてあげる
感情は、
頭で理解しただけでは動かないことがあります。
「もう昔のことだから」
「親も大変だったんだから」
「いつまでも気にしていても仕方がない」
そう理解していても、
悲しいものは悲しいし、
寂しかったものは寂しかったんですよね。
大切なのは、
「あんなことで傷ついていた私はダメ」
と切り捨てることではなく、
「そりゃ悲しかったよね」
「怖かったよね」
「本当は助けてほしかったよね」
と、今の自分がその感情に触れてあげること。
それが、
止まっていた感情を少しずつ動かしていくことにつながります。
ひとりでは触れにくい感情もあります
とはいえ、
昔の感情って、
ひとりで向き合おうとしてもなかなか出てこないことがあります。
長い間しまい込んできたものほど、
「何も感じない」
「よくわからない」
「思い出せない」
となることも珍しくありません。
そんなとき、
私は面談カウンセリングで行うセラピーもおすすめしています。
安心できる場所で、
カウンセラーと一緒に心を見ていくと、
頭では気づけなかった感情に、
少しずつ触れられることがあります。
言葉だけではなく、
イメージや感覚を使いながら、
あのとき言えなかったこと、
感じきれなかった悲しみや怒り、
ずっと抱えていた寂しさなどを丁寧に扱っていきます。
過去を無理やり掘り返すためではありません。
過去を変えることもできません。
でも、
あの頃ひとりで抱えるしかなかった感情を、今の自分がもう一度迎えに行くことはできます。
そして、
ずっと心の中に残っていた感情が少しずつほどけていくと、
今起きている出来事への感じ方や、
人との関わり方が変わっていくことがあります。
「また同じことが起きた」
そんなふうに感じるとき。
自分を責める前に、
「私の心は今、何を感じているんだろう」
と、自分の内側に目を向けてみてください。
トラブルは嬉しいものではないけれど、
そこに、
ずっと置き去りにしていた自分とつながり直す入り口が隠れていることもあります。
もし、
ひとりではどうしてもわからないと感じたら、
面談カウンセリングの中で、
一緒にその感情を見つけて、丁寧に扱っていくこともできます。
ずっと抱えてきたものを、
これからも抱え続けなくていいように。
今のあなたが、
あの頃のあなたの気持ちを受け止めてあげてもいいのだと思います。
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