心の扉を開けてみる

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

実は、このブログを書くにあたり、 何人かに連絡しました。
ここに登場している人たちには、一応許可を取っておかなければ、と思って。

友達にも連絡しました。

あの時の話、書くけど、いい?

彼らがダメだということは無い、というのもわかっていたので、それは良かったのですが、ただ、書いた内容を読まれる、ということにはちょっと恥ずかしさがありました。

なんだかこっぱずかしい。。。
身もだえるような、クネクネしてしまうような感じ。。。
うぅ。。嫌な感じではないんだけれど、なんとも言いがたい。。。

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そしてね、友達以上に躊躇したのは、なんと言っても、あの元夫です。

元夫には、さすがに何かの拍子に、彼が意図せずとも目に入ってしまうことが万が一あったなら…
いやいや、これは先に伝えておかねばならぬ…!

と思い、実のところ、カウンセラープロデビューが決まってからずっと、2か月程悩んだんです。

昔、まだ結婚している時、彼に一度言ったことがあったんです。
いつか、この私たちの関係を私はブログに書くかもしれないけれど、いいですか?と。
勝手にしてくれ、みたいなことを言われました。
まぁ、あの時そう言ってたからそれでいいんじゃない?とも思ったのですが、きっとそんなこと忘れているんだろうし、やはりねぇ…と思い、仕方なく、意を決して伝えました。

「そんなの困る!」
「やめてくれ!」
「どういうつもりだ!」

そんな風に言われたらどうしよう…私の中では気が気でないのです。

でも、彼から返ってきた返事はこうでした。

「いいと思う。プロカウンセラーになったんだね。おめでとう。」

そしてもうひとつ…

「僕も読んでみたい」

……………!…え?

それは…私は…全然心の準備ができていなかった…!

彼と結婚していた時、

いつも彼は私に向き合ってくれない!
私に興味を持ってくれない!
いつも私から逃げる!

って思っていたんです。

そしてだんだん、心の中で、彼はそういう人だ、と決めつけていました。

私はこんなに心の勉強をしているのに。
私はこんなに彼と向き合おうとしているのに。
私はこんなに自分の心と向き合って頑張っているのに。

結局あなたは私のことなんて、興味無いよね。

ずーーーっと、そう思って決めつけていました。

だから、意地でも彼に向き合わせようと思って、
彼に心理テストを吹っかけてみたり、
彼の心理を分析して、だからあなたはこうでしょ!と突きつけてみたり、
彼の痛いところ、あたかも私が正しいと、つついてみたり、
いろいろしたんです。

嫌がられました。

当たり前です。
私が逆の立場なら、キレるか、心を閉ざすか…とにかくめちゃくちゃ嫌がって逃げますね。

今だからわかること。
これをしていた時の私は、自分の本当の感情、痛みや悲しみや寂しさや、頑張っても報われないって感じている虚しさや…そういったものを見ないように、感じないようにするために、相手をつついていたんです。

人の問題を見ているうちは、自分の問題から目を背けられますからね。

自分の問題に目が行くと、怖いし、気分は悪いし、自分が最低最悪だと思うから
こんな最低最悪な私のこと、そんなに知られちゃったら、あなた私のこと嫌いになるんじゃない?
こんな最低最悪な私のこと、そんなに見られちゃったら、あなた私を捨てるよね?

いい形の私なら見られても大丈夫。
ちゃんとしている私。
いい子の私。

でも…私はちゃんとなんてしていない。いい子なんかじゃない。
そんな私を見られたら、私は嫌われて捨てられるに決まっている。

そう、感じていたんですね。

そしてね、そう感じている時は、相手は必ず「私を傷つける人」になっているんですよ。
自分で相手をそういう立ち位置に置いているんです。

そりゃ上手くいかないですよね、そんな関係。

私たちが感じる罪の意識、罪悪感には2種類あると言われています。
1つは、何か悪いことをしてしまった罪悪感。
こちらは自覚があるからわかりやすい。
「ごめんなさい」を伝えるしかないですよね。

もう1つは、やっていない罪悪感。

なにそれ?

私たちは、相手を愛している時には、傷つかないのです。
だって愛しているから。

どう相手を愛そうか?
どう相手を喜ばせようか?
どう相手を楽しませようか?
そんな風に相手を見ています。

そんな時って、なんだかうきうきワクワク、って感じじゃないですか?

だけど、心の扉を閉めた時、
相手のことは見ていません。
自分自身を見ています。
自分自身の痛みや傷を見ているのです。

こんな私、ダメよね。あなた、私を嫌うでしょ。
こんな私、価値ないよね。あなた、私を捨てるでしょ。

私を嫌う相手
私を捨てる相手
私を傷つける相手

そう、心が認識してしまっている時、相手は私にとっては敵になっています。

敵に対して、無防備にはなれませんよね。
絶対こっちになんて来ないで!
心の扉はバタンと閉じられているのですね。

これは、一体だれが閉めたのでしょう?

相手?
いえいえ、私。
私が、自分の心の扉を、相手の前でバタンと閉めているのです。

おかしな話だと思いませんか?

私を愛して。
私を好きでいて。
私を嫌わないで。

そんな風に思っているのに、心の扉をバタンと閉めてしまったら、相手はどう頑張ったって何もできない。
それどころか、「嫌われちゃったかな?」と、相手が去っていってしまっておかしくないですよね。

この、やっていない罪悪感、というのは、心の扉を閉めてしまい、相手を愛することをやめてしまい、
愛することを「やっていない罪悪感」なのです。

最後に、私の話に戻りますね。

前の夫のすごかったところは、
実は一度、カウンセリングに一緒に来てくれたことがあったんですよね。
それに、私がまだカウンセラーになるお勉強をしていた時、その一環として、チームを組んでワークショップを開催する、という機会がありました。
その時にもね、実はお客さんとして来てくれているんです。

私が彼に、向き合ってくれていない!逃げてばかり!と怒っていたのは、一体何だったのか…
今はとてもとても、反省です。

相手に対して、「なんでこの人は…!」と嫌な想いを感じている時、それはもしかしたら、自分で気づかない自分の嫌な部分を相手に映し出して見ているのかもしれません。

心の扉を開けるのも、閉めるのも、決定権はあなたにあります。
あなたの大切な人と、心が通い合いますように。

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