今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
自分にしか迷惑がかからないと明らかにわかっていることなら、多少の間違いや失敗も気にならないかもしれません。
とはいえ、仕事での間違いや失敗、これはさすがに許されない!とご自分にいつも言い聞かせていらっしゃる方、いるのではないでしょうか。
確かに、仕事での間違いや失敗が、大きな事故や損失に発展してしまうことはありますよね。そういうことを考えると、間違いを防げるものなら防ぎたいでしょうし、失敗しないに越したことは無い、と思われることもごもっとも。
ミスを防ぐことのできる能力って、とても貴重なのですよ。だって人間って、間違う生き物だし、失敗する生き物なのですから。
しかしそんな貴重な能力を、自分自身が認めていないのだとしたら…?
完璧主義の罠
完璧主義、と聞くと、なんでも完璧にできる人、失敗しない人、間違わない人、というようなイメージを持つかもしれません。
しかし実際のところ、完璧主義、というのは、完璧にやりたい、と思う気持ちが強い状態ですが、逆に完璧にできそうにないものには一切手を付けない、手を付けるだけ無駄だ、という側面も持ち合わせています。手を付けたところで完璧にできそうにない、と思うからです。
両極端で、とても自分のこだわりが強い、という側面も持っている、とも言えるかもしれませんね。
完璧にできそうなことに対しては、完璧にやり遂げたいのですよね。どんなに時間がかかろうと、それがとても自分にとってストレスの溜まることでも、やらねばならぬ、というような想いで突き進む状態です。
これが最終的に喜びに繋がればいいのですが、多くの場合は、失敗や間違いを許さない厳しさ、が原動力になっているので、どこかで自分でもしんどくなってしまったりします。原動力が怖れ中心なので、心が疲弊してしまうのです。
完璧にできない自分という存在
例えば職場で、ミスが無いように、何度も何度も確認作業を繰り返す。
これって、実は誰にでもできることではないんですね。
人間って間違える生き物ですし、失敗する生き物です。学校のテストでも、100点満点を取れる子って、そんなにたくさんいないんです、たとえ答えがわかっていたとしても。ケアレスミスって、とても多いんです。テストが終わった後に、あ~間違えた!なんて気付くことだって良くあります。
これが仕事になっても、本来大差はないんです。世の中の管理職の人たちは、どうしたら部下のミスが減るのか、なんてことを必死に考えていたりもします。チェックシートを作ってみたり、マニュアル化してルーティーンを明確にしてみたり。それでもやはり間違いは起こるし、失敗もするんです。
そう考えると、失敗しないように、間違わないように、と何度も何度も確認作業をする、ということが、どれほど貴重で高い能力か…!伝わりますでしょうか?
しかし、実際そうやって何度も何度も確認作業をしている方というのは、そのこと自体に疲弊していることがとても多いんですよね。
何かあって怒られることが怖い、と感じることもあるかもしれません。
人に迷惑をかけることがイヤだ、と思うことがあるかもしれません。
失敗すること間違えること自体が許されない、と考えていらっしゃるかもしれません。
間違ってしまう自分、失敗してしまう自分、とはどんな存在だと感じていらっしゃるのでしょう?
間違えてはいけない、失敗してはいけない、と強い想いに駆られている時、自分自身にとても強いプレッシャーをかけている状態になります。すると、余裕が無くなります。当然ですよね。
人は誰しも、余裕が無くなると、優しくいることが難しくなります。
すると、なんで自分ばっかり、とか、どうして他の人は助けてくれないのよ!とか、周りを責めたくなる気持ちが出てきたりします。特に仕事上ですと、上司という立場の人には腹立たしさが倍増するかもしれません。自分より上の存在には、自分は面倒をみられる側(依存側)で相手が面倒をみる側(自立側)という立ち位置、いわば自分と親との関係を投影しやすくなりますから。
ただでさえ、間違えてはいけない、失敗してはいけない、という想いを持っているのに、そのプレッシャーから来る余裕の無さゆえに誰かを責める形ができてしまうとすると、その本人はどれほど自分を悪い存在だと感じることでしょう。
そこにもっと輪をかけて、近くにいる何故か失敗してもへらへらしているように見える人、という存在がいると、余計イヤになってしまう、腹立たしさのピーク、なんてことが起こったりします。
そしてまた、そんな人に対してイヤな気持ちを持ったり愚痴ったりする自分に嫌気がさしてダメ出しをしてしまったりする、という、まさに自分をどんどん嫌うループが出来上がってしまうのです。
間違え失敗する自分はダメな存在
誰かに当たってしまったり責めてしまう自分はもっとダメな存在
自分が必死で頑張っているのにあの人はなんで!?と不満を持ったり嫉妬したり愚痴ったりしている自分はもう最悪にダメな存在
なんていう状態で、自己嫌悪のループにハマってしまうのです。
完璧にできる自分もできない自分も受け入れてみよう
完璧主義で失敗や間違いを許さない人、というのは、失敗しなかった、間違えなかった、という事実に対しては、素晴らしい事、だとは思えず、何とかなった、と一瞬一息つくことができるか、当然のこと、やって当たり前のこと、という想いの方が強いのではないでしょうか。
しかし、これは決して、当然でも無ければ当たり前でもないのです。
頑張った結果、なのです。
そして、頑張ってできた、という事実はとても素晴らしい事だし
たとえ失敗したり間違ったとしても、間違えた自分も失敗した自分もマルなんです。
自分を嫌うループに入ってしまった時、そこから抜け出せる方法は、自分を嫌って自分にダメ出しをしてしまう自分でさえも、受け入れる、ということだったりします。
そんなこともあるよね。
こんな時もあるよね。
この声を自分にかけてみてほしいのです。
自分が自分の味方になる、という状態です。
完璧主義になるそもそもの原因も、実は自分を嫌っている、というところにあったりします。
できない自分を否定し、自分ですら否定してしまう自分を誰が受け入れてくれるものか、と感じるのです。
しかし、自分で付ける自分の点数と
人がつけるあなたの点数って
あなたが思う以上に違ったりするんですよ。
あなたが想像する以上に、人はあなたに高得点を付けていたりするものです。
あなたの周りには素敵な人、いませんか?
どんなところが素敵だと感じるのでしょう?
その人の、何が素晴らしいと感じるのでしょう?
是非、紙に書き出してみてください。
思いつく限り、何人でも、いくつでも。
数は多ければ多いほど良いです。
あなたの書き出した素敵な人の素敵さ、素晴らしさは、本来あなた自身の素敵さ素晴らしさなのですよ。
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