自分が嫌い！　～自分嫌いさんに贈る、自分嫌いを卒業するヒント～

生きづらい、と感じる時、自分が嫌い、という想いがあったりします。

私も散々自分自身を嫌って生きてきました。

自分で自分を嫌っている、と感じる時って、

散々自分のことを責めてダメだしするし
こんな自分でしかいられないことに絶望的になるし
なんで生まれてきたんだろう、なんて思ってしまったり
早くこの世界から消えたい、なんて思ってしまったり

とても自分に可哀そうな扱いを、自分でしてしまいますよね。

あなたは、どんな自分が嫌いですか？

自分を嫌いでも良い

極端な話、別の自分のこと、嫌っていたって良いんじゃない？

なんて、思ったりすることもあります。

嫌いな食べ物を好きになるって、なかなか難しかったりします。
でも、小さい頃嫌いだった食べ物が、大人になったら食べられるようになっていた、なんてこと、あったりしませんか？

出逢ったころは、この人嫌い！って思っていた人が、時が経つにつれて、いつの間にか仲の良い、親友になっていたり、男女であれば恋人になっていたり、なんてこと、あったりしませんか。

自分自身に無かったとしても、そんな話、聞いたりしたこと、ありません？

一生懸命努力して何とかしようとしなくても、時間が解決してくれたり、知らぬ間に自分が成長して、感じ方が変わっている、ってあったりするんですよね。

そして、自分で嫌いっている自分が、他の人も嫌っているとは限らないんです。

自分で好きになれない部分を、誰かに愛してもらう、というやり方もひとつですよ。

そんなことも視野に入れつつ、それでも自分が嫌いなこと自体が苦しくて、何とかしたい、と思われているなら、まずは気付いてみてほしいことがあります。

本当の自分はどんな姿？

あなたはどんな自分が嫌いなのでしょう？

容姿だったり、性格だったり、自分を嫌うポイントは人それぞれ違いますね。

でも、そんなに自分を嫌っている、ということは、とっても理想が高く、そこに届きたい、って思いが強いってことですよね。それって1つの向上心。

本当は、きっと今のままでも素敵なのだと思うのです。でも、そんな自分をもっと磨き上げたい、もっと良い自分になりたい、って、あなたは実はとても努力家で頑張り屋さんなのでは？

そんなあなたが、本気で自分を好きになりたい、と思ったなら、必ずその想いは実現できるのではないでしょうか。

でもそれができないでいる、とするならば、自分を好きになりたくない理由、何かそんな、え？って思うようなことが、心の奥底に横たわっているのかもしれませんね。

ちょっとだけ目線を上げてみよう

もしも、もしもですよ、自分を好きになりたくない理由、そんなものが自分の中にあるとしたら？って考えたことはありますか？

私たちが自分を嫌っている時って、自分しか見えていないんですね。他の誰も、目に映っていないんです。

フツーに考えれば、自分が自分を一番好きでいたいし、大切にしたい存在のはずですよね。そうであっておかしくないと思いませんか？

でも、自分が嫌い。自分を大切にできない。

これって、何かの罰を自分で自分に与えているようなものだとは思いませんか。

罪悪感がある時、私たちは自分は罰せられる存在だと感じます。自分を嫌うことで自分に罰を与える、自分を幸せにしない、自分を生きづらい状態に追い込む、ということをしているのです。

では、何に対して罪悪感があるのか。

あなたは、あなたのご両親が好きですか？

私たち人間は、親がいて、生まれてきます。
たとえ生まれた瞬間から離れ離れだったとしても。
母がいて、父がいて、生まれてくるのです。

どちらか、もしくは両方を、心のどこかで嫌っていたり、バカにしていたり、許せない想いを抱えていると、自分を好きになれない、ということがあったりします。

だってあの人たちの遺伝子を自分が持っているんですから。
同じ血を継いでいるのですから。

それほどまでに嫌ったり、バカにしたり、許せないでいる存在と、自分が同じ要素をもって繋がっている、なんて思うと、自分を好きになれないのは当然のことかもしれません。

親を好きにならなきゃいけない、ということが言いたいのではないのです。
そう簡単に好きになれない事情だってきっとあるんだと思うんです。

親じゃなくても、親代わりだった人とか
今自分の周りで、親のように愛を注いでくれている人とか
自分を好きでいてくれる人とか
自分を見守ってくれている人とか
仲の良い友達とか
1度会っただけだけど、親切にしてくれたあの人とか

受取りやすい愛から、1つずつ、受け取ってみてください。

それには、今よりちょっとだけ、目線を上にあげる必要がありますよね。
自分の嫌いな自分しか映っていない、その目線から
ちょっとだけ、上にあげると
ひとり、またひとり、あなたの目線に映る、あなたに愛を注いでいる人が増えてくるはずです。

少しずつ、少しずつ、
丁寧に、ひとつずつで良いんです。

あなたに注がれている愛を、両手でしっかり受け取ってみてください。

きっとあなたの世界は、変わってきます。

あなた自身が、今よりもっと、輝きます。
美しく輝くあなた自身は、あなたの目に、どう映るでしょう？

応援しています。

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