「優しい人だったのに、なぜか気持ちが続かなかった」
「何も問題はなかったはずなのに、ドキドキしなくて物足りなくなった」
そんな恋愛経験、ありませんか?
これ、実はけっこう多くの人が抱えている違和感なんです。
「優しい人は“いい人”だけど、なぜか恋愛対象としては見られない」
そんなふうに感じてしまう理由には、心のクセがあります。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
「恋愛がうまくいかないのは、私の育ちのせい?」
そんなふうに感じたことがある方へ。
今回は【父親がいない女性の恋愛】をテーマに、火曜と金曜、全6回のシリーズでお届けします。
第2回は、
「安心できる恋愛が“退屈”に感じてしまうのはなぜ?」
というタイトルでお届けしますが、これは実際に父親不在の家庭で育った女性に限らず、
「私も心当たりがあるかも…」と感じる方にも、きっと響くテーマです。
心の奥にあった小さな疑問や、ずっと言葉にならなかった気持ちに、そっと光をあてられるように—
最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。


“安心できる人”が、つまらなく感じる理由
不安やドキドキがない恋愛って、本来はとても安心で、安定していて、心が穏やかになれるもの。
だけどそれがなぜか「刺激が足りない」「物足りない」と感じてしまうことってありませんか?
これは、“恋愛=スリル”という経験を積み重ねてきた人ほど起こりやすい心理なんです。
たとえば、これまでの恋愛で、
愛されてるのか分からなくて、気づけばずっと追いかけていた
距離が縮まりそうで縮まらない関係に、燃えてしまっていた
こんな“落ち着かない恋”を繰り返していると、脳や心が「恋愛=不安+緊張感」という感覚に慣れてしまいます。
その結果、安心して一緒にいられる人に出会ったとき、逆に「違和感」や「退屈さ」を感じてしまうんです。
これが、幸せな恋愛にハンドルを切れない理由のひとつ。


心が“安心感”を受け取れないワケ
安心できる恋を「退屈だ」と感じてしまう背景には、心が安心することに慣れていないという現象が起きています。
これは、心の深い部分で、こう思っている場合があるんです
「いつか見捨てられるかもしれないから、気を抜けない」
このような思い込みを持っていると、相手が優しくても、「本当に?」「この人、本音はどうなんだろう?」と身構えてしまう。
本当は心を許していいのに、無意識に“緊張状態”が続いてしまうのです。
すると、安心していいはずの恋愛が、「なんか違う」「ピンとこない」と感じてしまう。
これはあなたが悪いわけではなく、心がまだ安心を受け取る準備ができていないだけなんです。
“退屈”の正体は、心の違和感
「なんだか物足りない」「ときめかない」
安心できる相手なのに、どこか心がザワついたり、逆に退屈に感じてしまうことってありませんか?
それって、相手が悪いわけでも、あなたの感覚が間違ってるわけでもないんです。
実はそこには、心の中にある“愛されること”への認識のズレが隠れています。
たとえば——
ずっと「不安な恋愛」を繰り返してきた人は、
“愛されている”という感覚を、
「追いかけて、やっと手に入るもの」
「駆け引きや刺激の中で確認するもの」
と、無意識に思い込んでいることがあります。
だから、相手からまっすぐ向き合われたり、穏やかな関係が続いたとき、
「これって本当に愛されてるのかな?」と、かえって落ち着かなくなってしまう。
安心が不安に感じてしまう、という逆転現象が起こるんです。
そしてその“落ち着かなさ”が、
「この人、ちょっとつまらないかも」という誤解にすり替わることも。
でも、本当は違います。
その感覚の正体は、「愛されるってこういうことだったんだ」と、まだ心が慣れていないだけなんです。
傷つく恋愛ばかりを経験してきた人ほど、
「優しくされる」
「穏やかでいられる」
「信頼してもらえる」
そんな愛のかたちに、戸惑いを感じてしまうのは自然なこと。
だから、すぐに“違和感=合わない”と決めつけないで欲しいのです。
だって、本当に欲しかったのは、
“安心して寄りかかれる誰か”だったのではないでしょうか?
その静かで穏やかな安心感が、
あなたの心の奥に、ふわりと満ちてくるかもしれません。
安心に“慣れる”という新しい選択
心が安心に慣れていないと、最初は物足りなさを感じるのが自然です。
でも、だからといって「合わないんだ」と切り捨てないでほしい。
安心感に少しずつ心を慣らしていくことは、“幸せの受け取り方”を育てるプロセスでもあります。
たとえば、
「一緒にいて、ホッとする瞬間はあるかな?」
そんなふうに問いかけながら、自分の“安心”をちゃんと感じてあげることが、愛される感覚に気づく第一歩になります。
心が安心を受け取れるようになると…
安心を「退屈」ではなく「心地よさ」だと感じられるようになったとき、恋愛はぐっと楽になります。
頑張らなくても、追いかけなくても、
ただそばにいるだけで「わたしは愛されてる」と思えるようになると、
恋愛は不安を埋める手段ではなく、心の居場所になっていきますからね。
まとめ
「安心できる恋がつまらない」と感じるのは、あなたが冷たいわけでも、わがままなわけでもありません。
それは、これまで不安や緊張の中で愛を感じてきたあなたの心の、自然な反応なんです。
だけど、本当の愛は、「安心していられる関係」の中にこそ育っていきます。
最初は慣れなくても大丈夫。
少しずつ、「安心できる愛のかたち」に、心をチューニングしていけばいいんです。
少しずつ、少しずつで大丈夫です。
一緒に取り組んでいきましょうね。
次回予告
次回は、「なぜ私たちは、恋愛になると“寂しさ”以上の何かを感じてしまうのか?」
その心の奥にある“深層のしくみ”についてお話ししていきます。
恋愛で苦しくなってしまう理由が、少し見えてくるかもしれません。
お楽しみに!
この【父親がいない女性の恋愛】シリーズは、毎週火曜と金曜、全6回のシリーズでお届けしています。
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