セフレから本命になれる?恋人になれない関係で起きていること

「最初はそんなつもりじゃなかったんです」

カウンセリングで恋愛のお話を伺っていると、
そんなふうに始まることがあります。

何度か会って、いい感じになって。
まだ付き合ってはいなかったけれど、体の関係を持った。

そのあとも会っている。
連絡も取っている。
一緒にいると楽しい。

だけど、

「付き合おう」という話にはならない。

そして、だんだん思い始めます。

「私たちって、結局どういう関係なんだろう」

「このまま待っていたら、いつか本命になれるのかな」

今日は、そんな
“セフレから本命になれるのか問題”
について考えてみたいと思います。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

付き合う前に寝たから、本命になれない?

まず、ここは最初にお伝えしておきたいところです。

付き合う前に体の関係を持ったからといって、

「だから本命にはなれない」

と決まるわけではないと思うのです。

付き合う前にセックスをして、その後恋人になる人たちもいます。

ですから、

「あのとき寝てしまったから、私は大切にされないんだ」
「簡単に体を許した私が悪かったんだ」

と、自分を責める必要はありません。

問題は、

いつセックスをしたか

だけではないのだと思うのです。

それよりも見てみたいのは、

二人がこの関係に何を求めているのか。

ということです。

同じ「セフレ」でも、二人が望んでいるものは同じとは限らない

たとえば女性側は、

「今はまだ付き合っていないけれど、これからもっと仲良くなって、いつか恋人になれたらいいな」

と思っている。

一方で相手は、

「恋人はいらない」
「今の距離感がちょうどいい」
「会いたいときに会えて、一緒に楽しく過ごせればいい」

と思っている。

表面的には、二人とも今の関係を続けています。

だから、一見すると合意しているようにも見えます。

でも実は、

二人が向かっている先が違う。

一人は、

「ここから恋人になりたい」

と思っている。

もう一人は、

「ここから先に進むつもりはない」

と思っている。

このズレがあると、

片方は時間が経つほど期待を大きくし、

もう片方は、

「今までこれでうまくいっていたのに」

と感じることになります。

30代、40代、50代になると「恋人になる」の意味も変わってくる

若い頃の恋愛なら、

「好きだから付き合う」

という比較的シンプルな流れだった人もいるかもしれません。

でも30代、40代、50代になってくると、恋愛だけで人生ができているわけではありません。

仕事があったり。
自分の生活ペースができていたり。
過去の恋愛や結婚で傷ついた経験があったり。
家族のことがあったり。
一人の生活がすでに快適だったり。

だから、

「あなたのことは好き。でも恋人関係はいらない」

ということも起こります。

これは、

「あなたに魅力がない」

という話とは限りません。

その人自身が、

恋人を作ること。
誰かと生活や時間を深く共有すること。
誰かに対して責任を持つこと。

そういうものを、そもそも望んでいないこともあります。

「でも、もう少し待ったら変わるかもしれない」

ここが、とても苦しいところです。

相手が冷たい人なら、まだ諦めやすいかもしれません。

でも、

会えば優しい。
楽しい。
抱きしめてくれる。
話も聞いてくれる。

時には、

「好きだよ」

なんて言うかもしれない。

だったら思いますよね。

「もう少し待ったら、付き合えるんじゃないか」

って。

だから関係を終わらせることもできない。

でも「付き合いたい」と言って、今の関係まで失うのも怖い。

すると、

本当は恋人になりたいのに、

「私も別に付き合わなくていいよ」
「今の関係で十分」

と、自分の気持ちを押し込めてしまうことがあります。

セフレから本命になれるかより、大切なこと

もちろん、
セフレから恋人になることはあると思います。

でも、

「セフレから本命になれる確率は何%でしょう」

ということより、

もっと大切なことがあります。

それは、

あなたは、この人とどういう関係になりたいのか。

ということ。

彼が本命にしてくれるなら付き合いたい。
彼が選んでくれるなら恋人になりたい。

ではなくて、

私は恋人という関係が欲しいのか。

私は、好きな人から恋人として選ばれ、大切にされる関係が欲しいのか。

そこを一度、自分に聞いてみてほしいのです。

「彼は私を本命にしてくれる?」から問いを変えてみる

セフレから本命になりたいと悩んでいるとき、
私たちの意識は、どうしても相手に向きます。

「彼は私のことをどう思っている?」
「いつか付き合ってくれる?」
「どうしたら本命になれる?」

でも、そればかり考えていると、
とても大切な人の気持ちが置き去りになります。

それは、

あなた自身の気持ちです。

だから、もし今、

曖昧な関係の中で苦しくなっているのなら、

少しだけ、見る方向を変えてみてほしいのです

「彼は私を選んでくれる?」

ではなく、

「私は、本当はどんな関係を選びたい?」

と。

もしかすると、

「本当はちゃんと付き合いたい」

という答えが出てくるかもしれません。

そして、

そんな自分の望みを認めた瞬間、

今まで見ないようにしていた寂しさや怖さも出てくるかもしれません。

それでも、

自分の望みを知ることは、

自分を幸せにする恋愛を選んでいくための、とても大切な一歩だと思うのです。

「本当はどうしたいのかわからない」
「この関係を失うのが怖くて、自分の気持ちが言えない」

そんなときは、カウンセリングの中で一緒に整理していくこともできます。

恋愛の答えを相手の中だけに探すのではなく、

自分の心にも聞いてみる。

そこから、恋愛は少しずつ変わっていくのかもしれません。

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