心にぽっかり空いた穴　その欠片は…　～心のドーナツ化現象～

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

恋愛をしなきゃいけないとも思いませんし、結婚しなきゃいけないとも思いません。

全然興味がない、おひとり様を満喫したい、それも人生の楽しみ方の1つですよね。

ただ、もし、「私には無理」という想いから、「恋愛」とか「結婚」とか「パートナー」とか「共に生きる」なんてものを自分から遠ざけて、欲しくないことにしているのだとしたら…

私の話ですが、まだ20代～30代前半頃、恋愛要素が無いと、日々の暮らしに全く満足感を見いだせなかった時代がありました。これはこれで、今思うと問題だったような気がするのですが…

当時の私をカウンセリングするとすれば、「あなたは恋愛依存です」というような状態。

当時の私もなんかおかしいとは思っていたんですよね。そして、ありとあらゆる恋愛本を読み漁りました。今も本屋さんにならんでいる恋愛本を見ると、「あ～、これ読んだ！懐かしいわ～」と思うのがたくさんあります。

そんな本のどれだったかに、こんな内容が書かれていたものがありました。

女性は、恋愛を中心に人生を考える。
だから、恋愛が無い時には、例えどんなに仕事が上手くいっていたところで心にぽっかり穴が空いたように感じる。

誰にでも当てはまるとは思いません。
でも当時の私は、自分のことだ！と思いました。

恋愛が無いと、心にぽっかり穴が空いているように感じる。
これにも2つの状態があると思うのです。

恋愛依存状態で、誰かお付き合いしている人がいないと不安になってしまう。寂しくて仕方がない。だから少しでもいいなと思う人がいると付き合う。でもそれは、依存先であり、寂しさや孤独感を紛らわすための相手だから、相手のことはあまりよく見ていない。私が寂しくならないように、私が孤独を感じないように、相手を振り回すような行動を取るけれど、結局相手に振り回されてしまう状態になる。

そんな恋愛依存の状態だと、お付き合いする相手が見つかって、お付き合いしたところで、毎日が苦しくてたまらないという状態はずっと続くのですね。
それでも、いないよりは…と思ってしまう。それほどまでに心が飢餓状態になっている、ということ。
これは以前の私。

今回お伝えしたいのは、実はこの恋愛依存状態ではない、心にぽっかり穴ができている状態なのです。

それは、ずっと1人で頑張ってきて、そこそこ満足はするんだけれど、でも何か物足りない、という状態。

今まで特に恋愛にはそこまで興味を持たず、結婚したいかと聞かれても、う～ん…、結婚を焦っているかと聞かれれば、いや別に焦ってないし、むしろ結婚しなくたって良いと思ってる、という状態。

そう、結婚しなきゃいけないわけじゃないんです。
結婚しなくたって楽しいし、充実しているし、それはそれでいいんです。

だけど、心のどこかで、

何か物足りない、そんな風に感じている時、
今一つ楽しめない、そんな風に感じている時、

もしかすると、本当に欲しかったものを封じ込めているのかもしれません。

だってパートナーがいると面倒じゃない。
だって結婚って、大変じゃない。
だって今更結婚したって年齢的に子どもなんてできないし。
だってそもそも男性（女性）苦手だし。

そんな声、脳内でささやいていませんか？

別に結婚しなくても良いんです。

でも、心のどこかで、「ホントはちょっとしてみたい」
そんなかすかな声が聞こえるのであれば、
そんな声を拾ってあげられるのは、あなたしかいません。

今、このタイミングはBestなタイミングなのかもしれませんよ。

パートナーがいる世界は
ひとりでは絶対に見られない世界です。
だって、自分とは全く違う人と共に生きるんです。
良くも悪くも、ひとりの世界とは全く違うんです。

あなたと誰かが出逢うと、「2」ではなく、「ドキドキワクワクまだ見ぬ未来」になるんです。

あなたのときめく未来を応援しています。