カウンセリングサービスの青山リナです。
パートナーの態度が、冷たい気がする。
何だかいつも私は批判されているような気がする。
暴力とか暴言まではいかないのかもしれないけど、それでも、この人は私のことが本当に好きなんだろうか?好きならこんな言い方する?私は一体どうしたらいいの?
他のカップルを見ていると、なんだかあの人たちは幸せそうなのに、私は…
なんて思ってしまうこと、ありませんか?
一緒に食事に行って「美味しいね」と言っても無言。
彼は聞こえているのかいないのか…「美味しい?」と聞くと「美味しいから食べに来たんじゃないか!」なんて、え?怒ってる?見たいな返事が返ってきたり。
「ちょっと出かけてくる」っていうから「どこ行くの?」って聞いたら「どこでも良いじゃないか。」なんて…なんか私、嫌われてるの?
なんか一緒にいても、寂しくなる。悲しくなっちゃう。
心が通じ合ってない、そんな風に感じると、とても切なくなりますよね。
特に女性は、共感性を大切にする人が多いので、パートナーとも共に感じる、というところに重点を置きたいと感じます。
でもそれが叶わないと、なんだか一緒にいても、悲しくなったり寂しくなったりすることが多いのかもしれません。
一方男性はどうなのでしょう。
もちろん、共感性に長けた男性も世の中にはたくさんいるのかもしれません。でも多くの場合、男性は共感力よりも、解決力や結果を出す、ということに重きを置いている場合が多いのです。
その場合、感情をシェアする、考えをシェアする、といったことに対して、必要性を感じない、と思ってしまうことが多いのですね。
同時に、そういった思考回路が出来上がっている理由でもあるでしょうが、考えをシェアする、ならまだしも、感情をシェアする、ということには到底慣れていない、ということがあります。
男の子は子供の頃から、「男の子なんだからもう泣くのやめなさい!」なんてよく言われるんですよね。
「女の子なんだからもう泣くのやめなさい!」とはほぼ言われないですよね。お姉ちゃんだから、という理由は合ったとしてもね。
そう言った背景もあり、女性と男性では感覚がそもそも違う、という部分が実は多くあります。
とはいえ、パートナーとして一緒に生きていくとなると、どうしたらいいのかしら…?と思いますね。
大切なことは、
あなたが彼を選んだように、
彼もあなたを選んでいる、ということ。
あなたにとって、彼が大切な人であるように、
彼にとっても、あなたが大切な人である、ということ。
あなたにとって、彼が愛すべき人であるように、
彼にとっても、あなたが愛すべき人である、ということ。
彼は不器用かもしれないけれど、決してあなたを傷つけたいわけではなく
彼はわかりづらいかもしれないけれど、あなたに愛情表現を彼のやり方でしようとしてくれている
そこを見てみよう、見つけてみよう、と思って見てみると、
どれほど彼があなたを愛しているのか、
そんなポイントがたくさん見えてきたりしますよ。
女性側が、自分の価値を自分で感じられないと、難しいんです、これ。
あなたは愛されているんです。