距離が近くなればなるほど酷い言葉をぶつけてしまう心理。

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

お友だち同士なら仲良く楽しくワイワイできる。
でも、夫とか、親とか、一緒にいるとしょっちゅうイライラしてしまい、結構言葉もキツくなっていることに気付いているけれど、どうにも自分が止められない。

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今日、母とスーパーに買い物に行ってきたんです。母とスーパーに買い物に行くって、私にとってはもう何年ぶりか…子供の頃よく行っていたのを思い出すくらいで、大人になってからのことは、あるにはあるのですが、ほとんど思い出せない…いや、思い出したくもない、というくらいだったのです。

それというのも、ホント少し前まで、私にとって母と行動を共にする、ということが、苦痛で苦痛で仕方なかったんですね。一緒にいるとイライラしていたんです。酷い話ですよね。

母と買い物に行くのも、旅行に行くのも、そもそも母のすることなすこと、最初は良いんですよ、なぜならそれは私の我慢耐性がまだ余裕があるから。でもだんだん、我慢耐性の余裕がどんどんなくなっていくんです。だから、もうムリ!ってなるんですね。

じゃあ何をそんなに我慢しているのかというと…

目次

自分の我慢や犠牲心を相手に投影している

日頃の自分の我慢

相手に合わせようと頑張っていることや
きっとこうした方が相手の期待に応えられるんじゃないだろうか、とか

心から気持ちよく、相手にこうしてあげたい!ということではなく

自分が合わせないと受け入れてもらえないんじゃない?とか
相手の期待に応えないとガッカリさせてしまうんじゃない?とか

そんな想いがベースになっている行動が自分の中で多ければ多いほど、自分が我慢したり自分が犠牲になっている状態が多かったりします。

すると、相手も同じように、我慢していたり犠牲になっていたりするように見えるんですよね。

距離が近い相手って、本来大切に想っている相手なわけですよね。だからね、たとえ酷い言葉を相手にぶつけてしまおうが、酷い態度を取ってしまおうが、本当のところは相手に幸せでいて欲しい想いが強いわけですよ。

だから、相手が本当に我慢しているか犠牲しているか、それは実際のところ相手の問題なのですが、自分の我慢や犠牲心が相手に投影されて見えているので、自分からは、どうして相手はそんなに我慢しているのだ!どうして相手はそんなに犠牲するのだ!とその姿に腹が立ってきたりするんですよね。

例えば私の場合だと、
お母さんが我慢しているから、そんな姿を見させられている私は気分が悪い。
みたいな感情が湧き出てくるんですよね。

じゃあその感情って結局何なのか、というと、
我慢させてしまってごめんなさい
私に力が足りなくてごめんなさい
という罪悪感だったりするんですね。

でも、べつにそんな「ごめんなさい」を相手が望んでいるわけでもないし、その罪悪感、全く真実ではないんですね。

要は、必要のない罪悪感であり、「ごめんなさい」なわけです。

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昨日よりもいい関係性を築くためにできること

イライラするって、自分自身が実は一番気分が良くないんですよね。
人がイライラしている時は、その人から離れればなんてことは無いのですが、自分がイライラしている時って、なかなかそのイライラから離れるって難しかったりします。

大切な人に酷いことを言ってしまったり、やってしまったり、っていうのも、結局は自分自身が一番イヤな思いをするんですよね。

そこでチャレンジしてみていただきたいことがこちら。

コントロールしようとしていることに気づく

自分のやり方で相手を動かそうとしていないだろうか、ということ。

コントロールをしなきゃいけない時、私たちの心は不安だったり怖れを感じていたりします。自分のコントロールできる範囲ではないと何が起こるかわからない、何が起きても対処できないかもしれない、と感じます。

相手に対してコントロールしようとしているとき、そんな自分の不安感や恐怖感に気づくと、そこをコミュニケーションできるのです。

自分の弱さの部分に触れることになるので、これが実は一番厄介だったりするのですよね。

とはいえ、大切な人といい関係を築くため、だと思うと、自分の弱さに触れる勇気も持ちやすいかもしれませんね。

相手の尊さも自分の尊さも認める

相手に対して酷い言葉をぶつけてしまったり、酷い態度を取ってしまっている時、相手を下に見てしまっている、という状態が発生しています。

でもこれ、実は、表面的なことであって、本来深層心理ではどうなっているのか、というと、全く逆なんですね。

深層心理では、自分の小ささだとか、自分の価値の低さ、というものを感じるからこそ、相手に対して自分を大きく見せる必要がある、という状態が働いています。じゃないと、こんな小さな自分では嫌われる、とか、こんな価値の低い自分は捨てられるに違いない、なんて間違った怖れでいっぱいになってしまうんですね。

でも、相手も自分と同じように小さい存在、価値の低い存在、だとしたら、自分が嫌われたり捨てられたりするリスクは減る、と感じませんか?

そんな深層心理が働いてしまって、相手に対して酷い言葉をぶつけたり、酷い態度を取ってしまったりするんです。

ここでのポイントは、相手だけではなく、自分自身も同じように、尊い存在である、ということを認め受け入れる必要があります。

自分の尊さが自分の中で認識できなければどれだけ相手を素晴らしい人、と思おうと頑張っても、難しいんですね。

でも逆に、相手を尊い存在だ、と大切に扱うことができるようになれば、知らないうちに自分のことも、尊い存在だ、と思えている想いが大きくなっている、という証にもなり
ます。

これらは1日2日で出来上がるマインドではないので、コツコツ取り組んでいくのが良いと思います。1人でやろうとせず、応援者やサポーターをつけるのをおススメします。

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