自分軸・他人軸　～素敵な大人の女性への道～

自分軸とか他人軸、なんて言葉を聞いたことはありますか。

いつの頃からかよく言われるようになっていますよね。

あなたはご自分が、自分軸で生きているか、他人軸で生きているか、意識したことがありますか？

私はずっと自分軸だと思っていたんです。といっても、最初はそんなこと意識もしていなかったですけどね。でもある時から、「自分軸」「他人軸」という言葉を知って、私は自分軸、って思っていました。思っていましたけど…どうやら長い間他人軸のことがとても多かったのです。当時はそんなこと気づきもしませんでした。今だからこそ、振り返って、あ～そうだったな～、とやっと思えるのです。

ただ最初にお伝えしておきたいことは、他人軸がいけないのかというと、そうとも言えない、ということです。それでうまく回る場合もあるでしょうけれど、自分がシンドイ、苦しい、と感じているならば、それはちょっと見直してみると良いかもしれませんね、というお話しです。

例えば何かを選ぶ時。
自分の意思で選べば自分軸。
流されて、相手に選ばれる状態だと他人軸。

そういうのって、きっとなんとなくおわかりになるのではないかな、って思うんです。

お友達と食事に行って、これが食べたい！と自己主張することって自分軸。
自己主張するお友達の意見を優先して、彼女に合わせるのは一見他人軸かもしれないけれど、
お友達が選んだお店で、その選択肢から自分の好きなものを見つけて、美味しいね、と気分よくなれるならそれは自分軸。
お友達が選んだお店で、やっぱり自分の好きなものが無くて、あの子がこれがいいっていうから合わせたのに、なんか損した！美味しくない！こんなの嫌だ！と相手のせいにしてしまうのは他人軸。

こんな形で、他人軸になったとしても、自分の機嫌が自分で取れている時は問題無いし、自分の機嫌が自分で取れなくなってしまった時に、私たちは問題を抱える、なんだか世界が自分に優しくない、と感じてしまうんですね。

そこで押さえておきたいポイントは1つ。

自分の機嫌が自分で取れない時に、ちょっと頑張って自分の心と繋がってみてほしいのです。そこはちょっとだけ頑張る必要があるかもしれませんね。もちろん、難しいな、と思ったら、無理にする必要はありません。段階って必ずあるので、すぐにできなくても、ちゃんと心の荷物を1つずつ降ろしていくとできるようになります。

「本当は、私、どうしたい？」

って、自分自身に聞いてみてほしいんです。

例えばさっきのお友達とごはんにいく、という設定なら、
お友達が自己主張した時に
本当は私も食べたいものがあるんだけど…って言葉を飲み込んだのかもしれない。
特にこれってものがあるわけじゃないけど、今はその気分じゃないんだよね…って思ったのかもしれない。
いつもお友達は自己主張してくるけど、私はいつも合わせてばかりだな、って思ったのかもしれない。

だとしたら、本当はどうしたい？って自分に聞いてみるのがおススメです。

○○したくない、○○は嫌だ、が出てくる時はもうちょっと。

「○○したい」という自分の想いに自分が気付いてあげること。自分が気付いてあげること、これがポイントなのです。

自分軸を取り戻すと、自分自身のいろんなことに責任を持てるようになります。重い、って感じる言葉かもしれませんよね、責任って。私も長い間そう感じていました。でも、その責任が持てるように、持ってみようかな、チャレンジしてみようかな、と思えるようになると、同じだけ、自分に自由が与えられるのです。自分が自由になるのです。

そんな自由な世界でのびのびと羽ばたける、世界を楽しむことができる。
それって、大人の証ですよね。
ステキな大人の女性にまた一歩近づいたあなたが現れます。

よかったら、ちょっとだけ意識してみてくださいね。