自己肯定感が高い人と低い人の違い

イケメンが前から歩いてきました。
目が合いました！

ニコっと微笑みますか？
目をそらしますか？

自己肯定感が高い人と低い人、同じ出来事が起こっても、全然違う捉え方をして、全然違う結果になったりします。

自分の心の状態を外に映し出す

私たち人は誰でも、自分の心の状態を外の現実に映し出すことをします。そんなことを日常的に意識してはいないのですが、確実に誰でもしているんです。

そもそも、私たちの意識って、頭で考えている顕在意識は全体のたった5％にも満たないと言われています。反対に、頭では考えていない、しかし自分ですらも気付いていない心の領域である潜在意識は全体の95％以上を占めていると言われています。

どう頑張っても、頭で考えているわずか5％以下のものよりも、自分ですらも気付いていない心の領域95％の方が圧倒的にパワーバランスが強いんですね。

潜在意識で自分が愛されていない、と思っていると、自分の世界では自分は愛されないもの、という認識になっているんですね。だからそれを現実に映し出すことをするんです。潜在意識は変化を嫌うので、潜在意識で自分は愛されていない、と認識していると、現実世界でも自分が愛されていない、という現実の方が潜在意識は安心するんですね。

しかし、顕在意識の頭では自分が愛されていない現実なんて地獄のように感じますよね。だから、自分を愛してくれない自分の周りの人って酷い人に感じますし、自分の人生お先真っ暗、って感じてしまったりします。

婚活の場で

とっても素敵な男性と出逢ったとします。

自己肯定感の高い人

自己肯定感の高い人は、たとえ緊張したとしても、いつも通りの自分を隠さず楽しい時間を過ごせるかもしれません。
男性側も、もちろん好みの問題はあるでしょうけれど、自然体で自分に対してオープンでいてくれて、楽しく時間を過ごせる、というのはとても好印象として映るでしょう。

自己肯定感の低い人

自己肯定感の低い人は、どうして私にこんな素敵な人が…！？嬉しいけど…いや待て待て、こんな私の目の前に、こんな素敵な人が現れるなんて普通考えて何かがおかしい。え？騙されてる？え？なんかバカにされてる？遊ばれてるの？ヤバい、騙されないようにしなきゃ！

自分には良いことが起こるなんてことがそもそも間違っている、というような捉え方をしてしまったりします。

そのマインドで接せられた男性側はどう感じるでしょう？

なんだろう、この妙な空気。なんか、あまり目が合わないし、目が合うとなんか睨まれているような攻撃的な…ちょっと怖いな…話をしていても、ごまかされているような、歯切れが悪い感じだし。あぁ僕は嫌われているってことかな、素敵な女性だと思ったんだけど、嫌われてるなら仕方ないな、これ以上彼女をイヤな気分にしないように撤退しよう。

自己肯定感の低い人は、まさか素敵な男性から自分が好かれているとか認められている、なんて信じられないんですね。自分で自分の評価が低いわけだから、人からももちろん低い評価をされているに違いない、って思いますからね。それによって、いくら素敵な男性が近づいてくれても、気付かなかったり、疑ったり、はねつけたり、なんてことをしてしまったりするんです。

結婚生活の中で

結婚生活ってお互いの距離がとっても近いですよね。お付き合いしていた頃よりもだいぶ距離が近づきます。

自己肯定感の高い人

自己肯定感の高い人は、お互いを尊重し合える関係を作りやすいです。自分を尊重できるから、相手も尊重できる。心の余裕がある、という感覚でしょうか。イヤなことはイヤだと伝えることに許可が出ているから、嬉しい時は最大に喜ぶことができます。自分の頑張りを認めることができるから、夫の頑張りも認め、そこにしっかりと感謝を示すことができます。

自己肯定感の低い人

自分の存在というものがあまり良くない、と思ったり、悪い自分を見られてしまうと嫌われる、と思い込んでいたりします。だから、距離が近づくと、悪い自分は一生懸命隠さなければいけない、と思います。同時に、そんな自分を愛して欲しい、という想いも強く持つので、本当に自分を愛してくれているのか、疑いを持って相手をテストするような行為を行ってしまったりします。

喧嘩の旅に、もう離婚する！と言ってみたり
自分の思い通りに愛してくれていると感じられない時、あなたはヒドイ！と相手を責めてしまったり
相手のミスや相手のコンプレックス、相手の苦手なことを、正論で叩き潰すような形で、あなたは間違っている！と責め立ててしまったり

これらが頻繁に起こると、一緒に生活していくこと自体が脅かされるので、お互いが傷を負わないように、お互い防御態勢に入ります。

でもやっている方は、愛して欲しい一心だったりするんですよね。

だからある時寝耳に水状態で、もうムリだから離婚したい、と夫から言われてしまったりする、なんてことがあったりします。

自己肯定感は養うことができる

自己肯定感を養うことってできるんですね。

自分の潜在意識下にある、自分は愛されない存在、という認識を変えていくことはできるんです。

自分は良い存在である。
自分はステキな存在である。
自分は愛される存在である。

そんな想いが自分の中で育っていくと、自分自身に自信を持つことができるようになるし、相手を尊重して認める力もぐぐんとUPするんです。相手を尊重して認めることができると、感謝できるようになります。感謝って、相手の愛を受取る行為でもあったりします。愛してくれてありがとう、と。それって、自分が愛されているって感じられているからこその感謝なんですね。

残念ながら、ほっておいても何も変わりません。

現実を変えていくか
自分のマインドを変えていくか

どちらからアクセスしても良いんですが、両方アクセスしていくって実は結構大事なんですね。

現実からのアプローチ

目の前の現実からのアプローチは現実世界で行動していく、ってことです。

ニッコリ笑顔で挨拶する習慣

日常的な生活の中で、ニッコリ笑顔で挨拶する習慣を付ける。
買い物に行った時に、スーパーのレジで、コンビニのレジで、見ず知らずの店員さんに、ニッコリ笑顔で挨拶をしてみる。

社内ですれ違う人に、いつもはただ挨拶をしていただけの人に、ニッコリを意識して、挨拶をしてみる。

家庭内で、夫や子供に、自分の100点満点の笑顔でニッコリ挨拶をしてみる。

たったこれだけ、されど挨拶、自分の気持ちも、相手の反応も変わってくるのを感じられるはずです。

マインドからのアプローチ

自分のマインドからのアプローチは自分自身に対して行うことです。

笑顔チェック

鏡に向かって自分の笑顔を作ってみてください。どう映っていますか？

自分で笑顔を作っていると思っていても、相手から見ると笑顔に見えていない、ってこと多々あります。自分の顔、自分の笑顔に愛着を持って好きになっていきましょう。

アファメーション

アファメーション、とは、自分のなりたい未来や自分の目標などを言語化して、それを繰り返し唱えていくことで自分の中に浸透させ、自己肯定感や自尊心を養っていく手法です。

あなたが言われたい言葉って何ですか？

たとえば
きれいだね。
かわいいね。
スゴイね。
やさしいね。

何でもいいです、あなたが言われたい言葉を3つほど、紙に書き出してみてください。

それを鏡を見ながらニッコリと自分に微笑みかけながら、自分に毎日伝えてみてください。

30日もすると何か変化を感じてくると思いますよ。

現実が上手くいかない根底に、自己肯定感が低い、自分の価値を低く感じてしまっている、どうせこんな私は愛されない、って想いが大きく横たわっているんですね。

あなたの現実が素敵な毎日でありますよに、心から願っています。

そのためのお手伝いも喜んでさせていただきます。