「不幸じゃないけど、幸せとも言い切れない」その正体とは？

キラキラした生活が羨ましいって感じたり、自分の毎日と比べちゃったりして、なんだかなぁ…なんて感じること、ありませんか？

私たちって何故か、人のことはキラキラ見えたりするんですよね。
でも、人から自分がキラキラ見られてる、とはなかなか思えない。

そんな自分の生活は、不幸とまでは思ってない…だけど、幸せかと聞かれると、ん～、と言葉に詰まってしまう。

「親の言う通りに生きてきた」
「周りが勧める道を選んできた」
「とりあえず結婚して、それなりの仕事に就いて、それなりに安定している」

そんなふうに生きてきた人は、世間的には「成功した人生」を歩んでいるように見えるかもしれません。 でも、そんな人たちの中には、ふと立ち止まったときに「何かが違う」と感じることがある。

「私は誰の人生を生きているんだろう？」

この感覚に、心当たりはありませんか？

成功しているのに満たされない理由

幼いころから、親や先生、周囲の大人たちに

「いい大学に行きなさい」
「安定した職業に就きなさい」
「そろそろ結婚を考えなさい」

と言われ、その通りに頑張ってきた。

そして気づけば、「それなりに恵まれた人生」が手に入っている。

だけど、ある日ふと考えてしまう。

「これって、本当に私が望んでいた人生なのかな？」

本当はやりたいことがあったかもしれない。
本当は別の生き方をしたかったかもしれない。

でも、ずっと「誰かの期待に応えること」に夢中で、自分の本当の気持ちに向き合う時間がなかった。 だから、「自分が何を望んでいるのか」すらわからない。

結果として、不幸ではないけれど、心からの幸せとも言い切れない。

「何かが足りない」

そんな違和感を抱えたまま生きてしまう。

この状態こそが、「不幸じゃないけど、幸せとも言い切れない」グレーゾーン。

では、どうしたら抜け出せる？

まず大切なのは、「本当の自分の気持ちに気づくこと」。

これまで「こうすべき」「こうあるべき」という基準で生きてきたなら、一度それを横に置いてみる。

「私は何が好きだろう？」
「どんなときに心が動くだろう？」
「何をしているときが、一番『自分らしい』と感じる？」

小さなことからでもいい。
日々の生活の中で、自分の心が喜ぶ瞬間を探してみる。

また、「今までの選択が間違いだった」と思う必要はありません。
過去の選択があったからこそ、今の気づきがある。

自分が歩んできた道はしっかり自分で認めてあげる。
だって人がどう言おうと、頑張って歩んできたのはやっぱり自分自身ですもの！

でも、これからは、今までよりちょっとだけ、自分の心に耳を傾けてみる。
本当に小さな小さなことからでいい。

今喉渇いてる？
今お腹空いてる？
今寒い？今暑い？

自分に心地よさを取り戻してあげる。

そして、大切なのは、「これからどうしたいか」を自分の心で決めること。

もし、一人では難しいと感じるなら、心理カウンセリングを利用するのも一つの方法です。 自分の本音に気づくためのサポートを受けながら、心からの幸せを見つけていきましょう。

あなたの人生は、あなたのもの。
これから先の未来を、自分の心が喜ぶ方向へ進めますように。