イライラから解放されたい時に役立つ心得

日頃のイライラ、きっかけは日常の中にたくさん転がっていますよね。

今朝、コンロでお粥を炊いている途中に噴きこぼれました。
そうこうしていると、宅急便がピンポーン。
お粥の味見をしたら「アツッ！」

昔の私、これの1つ1つに全部反応して、イラッとしていたんです。

自分の思い通りに行かない！
人が介在しているのは宅急便だけだけど、なんだか世界の全てが私に味方してくれない！

一体誰が悪いのか…何を責めたらいいのか…
もはや敵は天ですか？神様ですか？というような
世界全てが私に反抗する！というイライラを抱えていました。

今日は、そんな感情爆弾のようだったわたくし、青山リナのおくる【イライラから解放されたい時に役立つ心得】。

冒頭から…「この人大丈夫？」と思わせてしまうような内容でびっくりさせてしまったかもしれませんが
良かったら最後までお付き合いくださいませ。

自分の感情に責任を持つという、心を癒す大きな一歩

「なんでこんなにイライラするんだろう…」
「また落ち込んでしまった…」
そう感じた時、つい私たちは“原因”を外に探してしまいがちです。

あの人のせい。
あんなことを言われたから。
思い通りにならなかったから。

たしかに、きっかけは外側にあるのかもしれません。
でも、本当の癒しに繋がるのは
「なぜ私はこの出来事にこんなにも反応してしまったんだろう？」と
自分の心に視点を戻してみることなのです。

感情には“長い物語”がある

感情は、いつも「今この瞬間」に湧いてくるもののように見えます。
でもその背景には、たいてい“心の記憶”が隠れています。

たとえば、
・ささいな一言に傷ついてしまったとき
・誰かの態度に強い怒りを感じたとき
その感情は、実はずっと昔から心の中にあった思いが呼び起こされている場合があります。

「いつから私は、こう感じるようになったんだろう？」
と、そっと心に問いかけてみてください。

もしかしたら、
子どもの頃に我慢したこと、
傷ついたけれど言えなかったこと、
誰にも理解されなかった寂しさが、
今もそっと残っているのかもしれません。

誰かのせいにしないことは、自分を責めることではない

感情に責任を持つ、と聞くと
「自分が悪いってこと？」と感じてしまう方もいるかもしれません。

でも、そうではありません。
これは自分の中に癒しの力があるという前提に立つ、とても優しく、自分自身を信じる考え方なのです。

誰かを責め続けている間は、私たちは心の力を手放してしまっている状態です。
でも、自分の感情のルーツを知り、抱きしめてあげることができたとき、
人のせいにしなくても、自然と心が軽くなっていくのです。

それが出来るとしたら、いつだって自分自身を信じてあげることができると思いませんか？

感情を見つめることは、過去の自分を迎えに行くこと

今、あなたが感じている不安や怒り、悲しみは、
ずっとひとりで抱えてきた過去の自分の声かもしれません。

その感情に優しく耳を傾けることは、
「もう我慢しなくていいよ」
「ずっと辛かったよね」
と、小さなあなたに声をかけるような行為です。

癒しとは、自分の内側と仲直りすること。
そしてそれは、他の誰かではなく、“あなた自身”にしかできないことです。

自分の感情に責任を持つことは、
自分の人生を取り戻していく過程でもあります。

その一歩を踏み出すあなたに、
たくさんの優しさと癒しが訪れますように。

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