キラキラ起業女子の人間関係に疲れるのはなぜ?「応援し合う仲間」がしんどくなる心理

「応援し合える仲間がいるって素敵」

そう思っていたはずなのに、気づけばその人間関係に疲れている。

起業女子のコミュニティやビジネス仲間とのつながりの中で、そんなふうに感じたことはありませんか。

お互いの投稿にいいねをする。
イベントに参加し合う。
講座やサービスを紹介し合う。
「応援してるよ」と声をかけ合う。
「何かあったら話聞くよ」と言ってもらう。

一見、とても温かくて前向きな関係に見えます。

でも、その中にいる本人は、なぜか疲れてしまうことがあります。

「応援し合う仲間のはずなのに、なんだかしんどい」
「ありがたいはずなのに、モヤモヤする」
「本当は距離を置きたいけれど、冷たい人だと思われそう」
「仲間なのに、どこか上下関係を感じる」

そんな気持ちがあるのだとしたら、「私って冷たい人?」って自分を責める前に読んでみてください。

もしかすると、その人間関係の中で、あなたは少しずつ自分を後回しにしてきたのかもしれません。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

「応援し合う仲間」のはずなのに疲れる理由

起業女子や女性起業家の人間関係は、普通の友達関係とは少し違います。

そこには、友情だけでなく、仕事、集客、紹介、売上、評価、発信、ブランディングなど、いろいろなものが混ざっています。

だからこそ、関係が複雑になりやすいのです。

たとえば、友達なら断れることでも、ビジネス仲間だと断りにくくなることがあります。

「今度イベントするから来てね」
「この講座、よかったら受けてね」
「投稿シェアしてくれるとうれしい」
「お互い応援し合おうね」

そう言われたとき、本当は気が進まなくても、

「断ったら感じ悪いかな」
「応援していないと思われるかな」
「次から私のことも応援してもらえなくなるかな」

と考えてしまう。

すると、心からやりたいわけではないのに、参加したり、買ったり、コメントしたり、紹介したりすることになります。

最初は小さな違和感でも、それが積み重なると、だんだん人間関係そのものが重たくなっていきます。

表向きは「仲間」なのに、内側では「付き合い」「義理」「評価」が絡んでくる。

ここに、起業女子の人間関係が疲れやすい理由があります。

「話聞いてあげるよ」にモヤモヤする心理

起業女子の人間関係で、もうひとつしんどくなりやすいのが、親切のように見える“上から目線”です。

たとえば、

「話聞いてあげるよ」
「最近どう?ちょっと気になってて」
「大丈夫?無理してない?」
「私にはこう見えてるよ」
「あなたにはこれが必要だと思う」

こういう言葉は、もちろん本当に優しさから出ていることもあります。

でも、受け取る側がなぜかモヤモヤすることもあります。

それは、その言葉の奥に、

「あなたは困っている人」「私は分かっている人」
「あなたはまだ見えていない側」「私が助けてあげる側」

という空気を感じるからかもしれません。

本当は対等な仲間のはずなのに、いつの間にか「心配される側」「アドバイスされる側」「助けてもらう側」に置かれているように感じる。

このとき、人は不快感を覚えます。

でも相手は親切そうにしているから、こちらもはっきり拒みにくいのです。

「ありがとう」
「また相談するね」
「気にかけてくれてうれしい」

そう返しながら、心の中では少しずつ疲れていく。

これは、あなたがひねくれているからではありません。

あなたの心が、関係の中にある“対等ではない”を感じ取っているのです。

応援がいつの間にかプレッシャーになる

「応援し合う」という言葉は、とても美しい言葉です。

けれど、その言葉がいつの間にかプレッシャーになることがあります。

応援してもらったから、私も応援しなきゃ。
コメントをもらったから、私も返さなきゃ。
講座に来てもらったから、私も行かなきゃ。
紹介してもらったから、私も何か返さなきゃ。

そうやって、本来は自由なはずの応援が、義務のようになっていく。

すると、心の中でこんな苦しさが生まれます。

「本当は行きたくない」
「本当はそこまで興味がない」
「本当は少し距離を置きたい」
「でも、そんなことを思う私は冷たいのかな」

ここで多くの人は、自分の本音を責めてしまいます。

でも、応援とは本来、無理をしてするものではありません。

自分の心を押し殺して相手を応援し続けることは、優しさではなく、自己犠牲になってしまうことがあります。

そして自己犠牲の上に成り立つ人間関係は、どれだけ明るく見えても、心の奥では疲れてしまうのです。

キラキラしている場所ほど、本音を言いにくい

起業女子の世界には、前向きな言葉がたくさんあります。

「感謝」
「ご縁」
「応援」
「仲間」
「夢を叶える」
「自分らしく輝く」
「豊かさの循環」

どれも素敵な言葉です。

でも、そういう明るく前向きな空気の中では、逆にネガティブな気持ちを出しにくくなることがあります。

「しんどい」
「疲れた」
「あの人と距離を置きたい」
「本当は参加したくない」
「応援し合う空気が重い」

そんな本音を持つと、自分だけが未熟なように感じてしまう。

周りがキラキラして見えるほど、自分のモヤモヤを隠したくなる。

でも、人間関係で疲れるのは、あなたが前向きではないからではありません。

むしろ、ずっと感じよく振る舞い続けてきたから、心が疲れているのかもしれません。

しんどさの正体は「嫌われたくない」

起業女子の人間関係に疲れるとき、その奥には「嫌われたくない」という気持ちが隠れていることがあります。

嫌われたくない。
冷たい人だと思われたくない。
付き合いが悪いと思われたくない。
応援しない人だと思われたくない。
この輪から外れたくない。
仕事に影響が出たら困る。

そう思うと、本当は断りたいことも断れなくなります。
本当は違和感がある相手にも、笑顔で対応してしまいます。
本当は少し距離を置きたいのに、いつも通りコメントをしたり、イベントに顔を出したりしてしまいます。

でも、嫌われないために自分を消し続けると、だんだん自分が何を感じているのか分からなくなっていきます。

「私は本当にこの人と関わりたいの?」
「私は本当にこの場所にいたいの?」
「これは応援なの?それとも義務なの?」
「私は今、心から選んでいるの?」

そんな想いが、心の奥に残っていきます。

“上から目線”に傷つくのは、対等でいたいから

「話聞いてあげるよ」
「あなたのためを思って言うけど」
「私には分かるよ」

そんな言葉にモヤモヤするとき、そこには怒りだけではなく、悲しさもあるのかもしれません。

本当は、対等な仲間でいたかった。
本当は、上から助言されるより、ただ尊重してほしかった。
本当は、勝手に心配されるより、信頼して見守ってほしかった。

人は、下に見られているように感じると傷つきます。

たとえ相手に悪気がなくても、自分の領域に勝手に入ってこられたように感じると、心は身構えます。

だから、モヤモヤしたときは、その感覚を無視しなくていいのです。

「ありがたいはずなのに嫌だな」
「親切なのに苦しいな」
「この人に相談すると、もっと支配されそうだな」

そう感じるなら、その感覚には意味があります。

あなたの心が、「この関係は少し対等ではないよ」と教えてくれているのかもしれません。

仲間を大切にすることと、自分を犠牲にすることは違う

人間関係を大切にできる人ほど、相手の気持ちを考えます。

断ったら悪いかな。
相手が傷つくかな。
私が我慢すれば丸く収まるかな。
せっかく声をかけてくれたんだから応えなきゃ。

そうやって、人とのつながりを丁寧に扱おうとします。

それは、とても優しいことです。

でも、仲間を大切にすることと、自分を犠牲にすることは違います。

本当は苦しいのに笑顔でいること。
本当は行きたくないのに参加すること。
本当は買いたくないのに購入すること。
本当は距離を置きたいのに、いい人でい続けること。

それは、相手を大切にしているようで、自分の心を置き去りにしている状態です。

そして、自分を置き去りにしたまま続ける関係は、いつか必ず苦しくなります。

距離を置くことは、裏切りではない

起業女子の人間関係に疲れたとき、まず大切なのは、いきなり関係を切ることではありません。

自分の中で、距離感を見直すことです。

全部の誘いに応えなくてもいい。
全部の投稿に反応しなくてもいい。
全部のイベントに参加しなくてもいい。
全部の相談に乗らなくてもいい。
全部の応援を返さなくてもいい。

距離を置くことは、相手を嫌うことではありません。

自分の心を守るために、少しスペースを取ることです。

本当に心地よい関係なら、少し距離ができても壊れません。

会わない時間があっても、反応できない時期があっても、お互いを尊重できます。

逆に、少し距離を置いただけで責められたり、冷たくされたり、仲間外れのような空気になるなら、その関係はもともと少し苦しかったのかもしれません。

本当に心地よい仲間関係とは

本当に心地よい仲間関係は、いつも一緒にいることではありません。

いつも応援し合うことでもありません。
いつもコメントし合うことでもありません。
いつも同じ方向を向いていることでもありません。

本当に心地よい関係とは、違いがあっても大丈夫な関係です。

参加してもいい。
参加しなくてもいい。
応援してもいい。
今は応援できなくてもいい。
近づいてもいい。
少し離れてもいい。
相談してもいい。
相談しなくてもいい。

そういう自由がある関係です。

誰かが上に立つのではなく、お互いが自分の場所に立っている。

助ける側と助けられる側ではなく、それぞれが自分の人生を生きている。

その上で、必要なときに支え合える。

それが、大人の仲間関係なのだと思います。

まとめ

キラキラ起業女子の人間関係に疲れるのは、あなたが冷たいからではありません。

「応援し合う仲間」のはずなのに、そこに義理や評価や上下関係が混ざると、人は疲れてしまいます。

「話聞いてあげるよ」という言葉にモヤモヤするのも、あなたの心が小さいからではありません。

本当は対等でいたい。
勝手に心配されるより、信頼してほしい。
助けられる側に置かれるより、ひとりの大人として尊重されたい。

そんな気持ちがあるからこそ、違和感が生まれるのです。

人間関係を大切にすることは、とても素敵なことです。

でも、自分を犠牲にしてまで、仲良くし続けなくてもいいのです。

応援したいときに応援する。
会いたいときに会う。
離れたいときは少し離れる。
違和感があるときは、自分の心の声を聞く。

それは、わがままではありません。

あなたがあなた自身を大切にしながら、人とつながるために必要なことです。

「応援し合う仲間」がしんどくなったときは、少し立ち止まって、自分に聞いてみてください。

私は本当に、この関係の中で自由でいられているだろうか。

あなたにとって心地よい人間関係を選び直すきっかけになると嬉しいです。

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