続けられないのは意志の弱さじゃない 〜習慣化できない心理の仕組み〜

「よし、今日から毎日やるぞ!」って決めたのに、気づけば3日坊主。
ダイエット、運動、英語の勉強、SNS発信…やりたい気持ちはあるのに、どうして続かないんだろう?

「私ってやっぱり意志が弱いのかな」
「根性がないからダメなんだ」

そんなふうに自分を責めたこと、ありません?

でも実は、それはあなたの性格のせいでも、意志の弱さのせいでもないんですよ。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

なぜ続かないのか? 心理の仕組み

人の脳は「変化」を嫌う性質を持ってるんです。
新しいことを始めるとき、脳は「これって危険かもしれない」と判断して、
いつもの楽なパターンに戻ろうとするんです。

だから続かないのは「怠け」じゃなくて、自分を守るための自然な反応なんですよね。

でも昔から、できなかったり続かなかったりすると「ダメじゃない!」なんて叱られたりするものだから、
自分が悪い、自分の能力の問題だ、って思っちゃいますよね。

自分責めのループにハマると…

「できなかった → 私はダメだ → やる気がなくなる → また続かない」
このループにハマると、どんどん心が重くなってしまいます。

実際に止めているのは「脳の防衛反応」なのに、
責める対象を「自分」にしてしまうから、余計につらくなるんですよね。

そして、自分を責める気持ちが大きくなると、
できなかった自分を取り返そうと、大きなことをして一発逆転を狙いたくなる。

しかし、この「でっかいことして一発逆転!」みたいな勢い任せがまた
脳の防衛反応を強固にする、っていうブレーキがかかって
結果、前よりも自分をより酷く責める…なんていう
悪循環に輪を掛けた悪循環を創り出してしまったりもするんですね。

心理的な壁の正体

習慣が続かない裏には、いくつかの心の壁が隠れているんです。

① 完璧主義

「今日は30分運動する!」って決めていたのに、仕事で疲れて時間がない。
「30分できないなら意味ないし、今日はやめよう」
気づけば何日も空いてしまう。

完璧主義の人は「全部やれないならゼロでいい」と考えがちになってしまうんですよね。
でも本当は、1分でも、5分でも続けることに意味があって。

だから、30分できなかったら、5分でも良いし、
昨日できなかったなら、また今日やればいい。

小さな積み重ねが大事なんだけど、完璧を求めるあまり自分にストップをかけてしまうってことがよくあるんです。

② 自己価値の低さ

「どうせ私なんて続かない」
「これまでだって失敗してきたし」

最初からそう思っていると、挑戦する前からブレーキを踏んでいるようなものですよね。
やってみても「やっぱり無理だった」と、過去の「できなかった経験」を証拠にしてしまうんです。

本当は「続かない」のは性格のせいじゃなく、仕組みの問題なのに…
自己価値が低いと、どんな行動も「私はダメ」の証拠集めになっちゃうんです。

③ 承認欲求

例えば、SNSに毎日投稿を続けていても「いいね」が少ないとすぐに心が折れる。
運動や勉強も「誰かに褒められたら頑張れるけど、反応がなかったらやる気が出ない」。

承認欲求が強いと、行動の目的が「自分のため」じゃなく「誰かに認めてもらうため」になりがち。
その結果、外からの反応次第でモチベーションが大きく揺れてしまうんです。

つまり、続かないのは意志が弱いからじゃなくて、
完璧を求めすぎたり
自分を信じられなかったり
人の目を気にしすぎたり

そんな心の仕組みがあるからなんです。

どう向き合えばいいの?

習慣を続けるコツは、意志を固めることじゃないんです。
むしろ「意志の力で頑張ろう!」と思うほど、続かなくて落ち込むパターンにハマりやすい。

信じられますか?
今までやってきたのは何だったんだろう?って私自身も思いました。

でも、
大事なのは「仕組み」と「心の理解」を味方につけること、なんです。

① 小さく始める

これはホントに代表格です。
とにかく小さく小さく、赤ちゃんのベイビーステップです。

たとえば「毎日30分運動する」って決めると、忙しい日はハードルが高すぎて心が折れますよね。
15分だってムリ!って時、あるじゃないですか。

でも「1分だけストレッチする」と決めたらどうでしょう?

1分なら気軽にできるし、やってみると自然に3分、5分と延びることもあったりします。

小さな成功体験を積むことが、続ける力を育ててくれるんです。

② 「失敗してもいい」と思って再スタートする

3日坊主になったからって「私には無理だ」と決めつける必要はないんですよ。

3日坊主って、どちらかと言えば、ダメなこと、恥ずかしいこと、というイメージのある言葉だけど
3日坊主を2回やったら6日になってるし
3回繰り返したら9日になってるんですよ!

続けることって「止まらずにやり続ける」じゃなくて、「また始められること」
大事なのは「やめちゃった私」ではなく、「また始めた私」をちゃんと見てあげること。

いつだってもう一度やってみようって思ってやり始めたら良いんですよ。
そんな風に、また自分に許可を出してあげるって、ステキなことです。

③ 自分を責めず、仕組みを工夫する

「やらなきゃ」と気合だけに頼ると、できなかったときに自分責めが始まります。

私自身も何度も何度もやりました。
計画立てたって、計画だけで終わっちゃうし
日記帳買ったって、最初のページであとは全部白紙。

でも、心理の視点から見ると「仕組みが合ってないだけ」ってことが多いんです。
たとえば、朝は時間が取れないなら夜に5分だけやるとか、カレンダーにチェックをつけて見える化するとか。
責めるんじゃなくて「どう工夫すれば私に合うかな?」って考える方が、ずっと前に進みやすいんですよね。

このブログ記事、書き始めて1019記事目なんです。
1019日間続いているってこと。

昔、日記帳が最初のページしか書いてなくて、後は全部白紙…だった頃を考えると、
気合と根性だけではこんなにブログ記事って続かないんですよね。

つまり、習慣を続けるって「強い意志」じゃなくて、
小さな工夫と心の理解で、やめてもまた始められる自分を作ることなんです。

まとめ

続かないのは、あなたが弱いからじゃありません。
脳が「変化を嫌う」仕組みを持っているだけ。

だから大事なのは、自分を責めることじゃなくて、
「なぜ止まるのか?」を理解してあげること。

その理解があるだけで、次に挑戦するとき、あなたはきっと軽やかに一歩を踏み出せますよ。

ひとりでやろうとする必要なんてありません。
時には仲間の存在が大きく助けになったりもします。

どんな小さなご相談でも、
相談にしかなっていないような、どうしていいのかわからないところからでも大丈夫。

いつでも頼ってくださいね。
あなたの一歩一歩を、応援しています。

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