父のこと -4-

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

リナの軌跡

と題して、青山リナという人物がどんな人なのか、知っていただくシリーズを作ってみようと考えました。
過去の失態や、恥ずかしい話、この人大丈夫?なんて思われそうな内容もあるかもしれませんが、何か読んでいただいている方のヒントや笑顔、元気や安心感などに繋がればいいかな、と思い、綴ってみます。
あたたかい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

よろしければ、お付き合いくださいませ。

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「父のこと -1-」 は>>>こちら<<<
「父のこと -2-」 は>>>こちら<<<
「父のこと -3-」 は>>>こちら<<<まだお読みでない方は、こちらからどうぞ。

目次

1. 直接対決

「どちらさま?」

一言目に言われた言葉でした。
もう私には声が出ませんでした。
「あなたの娘のリナです。」なんて、言えませんでした。
あぁ、わからないんだね。
そう思いました。

それはそうですよね。わからないのは当然なのですよ。
1歳になっているかどうかの娘の姿しか知らない人が、30歳を過ぎた娘が目の前に現れてもわかるはずはありません。
そんなことは頭では理解しているんです。
でも、心の中は失望と見捨てられたような怒りでいっぱいになりました。

自分が誰であるかを言葉で告げる代わりに、私は握りしめていた戸籍の紙を父に突きつけました。

「これっ!」

父は驚いたでしょうね。
もしかすると、どこかで、まさか、という思いがあったのかもしれません。
自分と同じような背の高い女性が目の前にいるのですから。

突きつけられた紙を手に取り、目を通した父は、「あぁ…」と納得したように言いました。

「リナさんですか。」

父の穏やかな口調に私はやっと最低限の「大人」を取り戻しました。

父は私に「元気にしていますか?」とか「今どこに住んでいますか?」「結婚は?」などと聞きました。
私はそれなりの答えを返しました。
玄関先で話していたので、「家に上がりませんか?」と聞いてくれましたが、私は外に彼を待たせているので、という理由で家には上がらず帰ることにしました。
正味5~10分程の再会でした。

2. 対決の果てに

帰り道、私はまた黙ったままでした。
怒りと悲しみと、寂しさと…なんだかいろいろな感情が入り混じっていたように思います。

その後、今までの長い間抱えていた緊張感や、寂しさ、孤独さ、自分には父という存在がいなかったという不完全さ、いろんな想いがドッと溢れてきました。
でも、想いが溢れ出てきたことで、どこかほっとするような、少し軽くなったような、そんな感じもしました。

3. 見つけた愛と絆

あれから数年経ちましたが、父に対する怒りや恨みなど、今は感じていません。
それどころか、私は父からいろんなものを受け継いでいたのだな、と繋がりや感謝の想いを感じるようになりました。

例えば、戸籍を取った時に出てきた私の出生届は、差出人のところに父の名がありました。

実はこれ、私にとってはなんだかとても嬉しく感じたことなのです。

私が産まれた時、この出生届を出しに行った時、父は私の誕生を喜んでくれていたんだろうな、と感じられたのです。
この時の私は、父にとても愛されていたんだろうな、と思えたのです。
私がこの世に生まれた時の、父との大切な絆だと感じました。

もしそうだとしたならば、父と母が離婚して、父の元から娘もいなくなり、どれだけ父が寂しい思いをしたか、どれほど父が悲しく辛く苦しかったか。
離婚の理由はどうであれ、父がどれほどまでに傷つき、父自身をどうしようもない人間だと責めたのか、家族を守れなかったことを悔やんだのか。
そして娘の存在を父の中で消さなければ辛すぎて苦しすぎて、やっていられなかったのではないかと思うのです。
だからこそ、父は再婚して、また子供が生まれた時には、きっとその新しい家族をもう二度と手放さなくていい様に、大切にしてきたのではないかと思うのです。

父に会いに行った当初は、そんなことを考えると私の心はえぐられるような気分でした。
知りたくもなかったし、余計恨みつらみが増えるような思いでしたが、今、こうして何年か経ち、父の愛を感じられるようになると、今まで思いもしなかった喜びが感じられるようになりました。

父が再婚して、大好きな奥さんと出逢い、子供ができ、父が新たな家族を作ったこと、今の私には、とても嬉しく感じています。

そして、私自身も、父に愛され、幸せを願われているのだとしたら、私が私の幸せを手に入れて幸せでいることこそが、父の愛に応える最高の恩返しなのかな、とすら感じています。

母が以前、「母の夫」という立場で話していた人物と、「私の父」という立場での父は、少なくとも私の認識の中では全くの別人です。
母には母の見方、感じ方があり、私には私の、見方、感じ方がありますから。

私が父にとって、愛しい娘であったこと、父の気遣い、思いやりがちゃんとあったこと、そして、最高のお父さんであること、それを知ることができて、本当に良かったな、と思っています。
今は父の話をすることも、隠さなきゃいけない恥ずかしいこと、ではなくなりました。

幼少期の私の中に、父との思い出、というものは全くありませんが、それでも私は、自信を持って、

「私は父から愛されていた」

と言えるようになりました。

4. 愛を込めて

どんな状況であれ、心の痛みに触れることは辛いし苦しいと思います。
ですが、それを超えたギフトは、あなたが想像する形ではないかもしれないけれど、必ずあります。

あなたの毎日が、幸せでありますように。

the END.

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