プロセスは完璧だ！　～タクシーはなぜ来なかったのか？～

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

もう何年も前、社長であり師匠の平が、プロセスを信頼する、という話をしていました。

まだ私は当時、ん～、わかったような、わからないような…なんだかなぁ～、という感じで聞いていました。

ある日、私たち受講生何人かのいるところで、タクシーを待っていた師匠。

でも全然タクシーが来ません。
結構時間ギリギリで、早く流れてくるタクシーを捕まえたいところですが、待てど暮らせど、来ないのです。

そんな時に師匠はいいました。

「こういう時はね、プロセスなんだよ。プロセスは完璧だからね。なんかあるんだよ。ん～、あ！傘忘れた！」

え？
傘を忘れた！？
いま？？？

そして師匠は傘を取りに行きました。
戻ってきた途端に、タクシーが一台向こうからやってくるではありませんか！

こ、これは…
偶然なのか、それとも必然なのか…

ぷ、プロセスは…完璧だった！

プロセスって、結局こういうことなんですよね。

急いでいるのにタクシーが来ない！

普通はイライラします。
私だったらイライラします！

なんで来ないのよ！
どういうことよ！
急いでるのよ！
最悪じゃん！

そう思いますよね。
だって急いでいるんですから！

でもここで、何か思い通りにいかない、それには何か理由があるはず。プロセスは完璧だから、この一見弊害に見えるものは、自分を助けてくれるサインなのだ。
そんな風にとらえてみると、

「あ、傘忘れた！神様が傘を取りに戻ったらどう？と教えてくれているのだ！」

という発想になるわけですね。

全ては自分の味方。

どんなにマイナスな事実のように見えても、必ずそれは自分にとってプラスに好転する。
そう受け取ることができると、完璧なタイミングで、欲しかったものは目の前にやってくる。

師匠が身をもって教えてくれた！
と、私は感じました。

私たちの経験した悲しみや苦しみは、それ自体が決してプラスだなんてそんな簡単には言えないでしょう。心が痛かったり、傷ついたりします。

それを好転させる方法、
それは、誰かの同じ痛みや苦しみを理解してあげる優しさとして使うことができるのです。

でも私たち自身が、その痛みや苦しみ、悲しみ、傷を自分の中で昇華しきれないと、優しさとして変換するには、まだまだ自分の心が痛いんですね。

私自身、不妊治療をしたこの経験は、なんだったんだろう？と感じることがありました。

今は、あの不妊治療という経験があって、

人の命の重さ、
私たち一人一人の存在価値、
自分がどれほど願われてこの世に生まれてきた奇跡の存在なのか、
あなたがどれほど尊く愛おしい存在なのか、

それを伝えられる確かな土台ができました。

私たちの経験は、とても苦しく悲しいうちは、本当にしんどいし、生きているのが無駄だとすら感じることがありますが、きっとその経験は、あなたがどう生かしたいかで、如何様にもあなたを輝かせることができます。

あなたが輝くためのお手伝いを、私は喜んでさせていただきますよ。
あなたのプロセスを完璧にするためのお手伝いをさせてくださいね。

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