今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
女性性と男性性、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
このブログでも何度か取り上げてはいるのですが、概念としてもう一度お伝えしてみようと思います。
女性性と男性性
女性性、男性性。
言葉だけを聞くと、女性の中には女性性があり、男性の中には男性性がある、と連想しそうですが、女性の中にも、男性の中にも、女性性と男性性、両方のキャラクターが存在しています。
これらは、ひとりの人の中に存在するキャラクター(性質)なのです。
人によって、そのキャラクターの現れるバランスの違いはありますが、誰しもが、女性性と男性性の両方を持っていて、無意識のうちに両方を使っています。
女性性の特徴
柔らかさ・あたたかさ・ぬくもり・慈愛・献身・サポート・チームワーク・理解・流れに乗る・受取る・依存・感情・感性・感覚・直感・美しさ・育む・順応性・純粋さ・共感・傾聴・情緒・癒し・浄化・協力する・反応する・支える・包み込む・静かさ・インプット・養育性・調和・安定・柔軟性・受容・頼る・生み出す・寄り添う・繋がる・味わう
見えないものをとらえる力・潜在意識
男性性の特徴
力強さ・責任・理論的思考・たくましさ・与える・忍耐・我慢・リーダーシップ・解決する・決断力・行動力・コントロール・即決力・分析力・持続力・推進力・発言力・大胆さ・計画性・合理性・客観性・独立性・冒険・自己主張・自立・リスクを取る・立ち向かう・導く・挑戦する・達成する・表現する・アウトプット・保護する・持続性・評価・積極性・攻撃・支配
外に向かって出される力・顕在意識
男性性過多の時代背景
女性性・男性性 は社会的背景や育った環境などでも影響を受け、人により個人差があります。
現代社会では数十年前よりはだいぶ男女平等価値感というのが進化してはいますが、社会に出て働くのは男性、家で家事育児をするのは女性、というのが一般的だった時代の名残をまだまだ受けています。
そして、その社会で女性が認められようとすると、男性と同じやり方で肩を並べて男性的に働くことを求められたり、逆に女性のように男性が家事育児に関わろうとすると、生活に支障が出てくるというような事態が起きたりする傾向がまだまだ強いです。
女性は女性の息苦しさがあり
男性は男性の息苦しさがある
とはいえ、現代社会は男性性を発揮して生きることを良しとされてきています。
最近になって、女性性の潜在意識や感情・感覚といったものに光が当たり始めていて、以前よりは女性性を重視する傾向が強くなっている傾向があるようにも思います。
女性性を育てよう
女性性は、女性の中にはもちろん、男性の中にもあります。
女性の方が女性性が強く、男性の方が女性性が弱い、というイメージ、ありませんか?
確かに、そうなのかもしれません。
しかし、女性の中でも、意外と女性性が育っていない場合がとても多いのです。
直感とか感情とか、長い間私たちは軽視し過ぎてきたのかもしれません。
自分をわかってくれない、と感じる時、あったりしますよね。
そんな時って、自分のどんな気持ちがわかってほしいのか、自分でわかっているでしょうか。
どうしたら自分がハッピーになるのか、自分でわかっているでしょうか。
自分が愛されていない、と感じる瞬間、ありませんか?
そんな時って、今まで相手がどれほど自分を愛してくれていたか、受取っているでしょうか。
愛される喜びを、存分に受取り味わってきたでしょうか。
誰も自分を助けてくれない、だから全部自分でやらなきゃ、と頑張っていたりはしませんか?
周りを見回してみると、差し出されている手や、いつでも頼ってねと優しい眼差しで見守ってくれている人に気付いて頼りお願いをしていますか?
繋がりを感じていますか?
私も気付いたら自分自身に問いかけている毎日です。
これらは全部女性性の性質なのですよね。
でもこれが何らかの抵抗を自分の中に感じてできないと、未熟な女性性に対して、未熟な男性性が現れ、自分を叱りつけたり、自分の望みに聴く耳を持たなかったり、自分の中の自分の女性性が望むことを、自分の男性性がコテンパンにやっつけてしまったりそっぽ向いてしまったりするわけです。
ワタシの内の男性性と女性性
自分の中には男性性も女性性もいます。
女性性が成熟すると、男性性も同じように成熟してきます。
いわゆる男性性強めな状態というのは、実のところ、男性性が幼く未熟で、暴れている状態なのかもしれません。
男性性は与えるのが得意な性質を持っています。
女性性は受取るのが得意な性質を持っています。
しかし、女性性が、どうせ私なんて愛されないもん!聞いてもらえないもん!どうせ受取下手ですよ!とひねくれちゃうと、男性性がどれだけ与えようと頑張っても全然喜ばれもしない。受け取ってもらえない。そうなると、喧嘩になって戦うか、そっぽ向いてひねくれるか、勝手にしてよ!って思っちゃいますよね。
現実のパートナーシップで起こっていることと同じことが自分の中で起こっているわけです。
ということは、自分の内の男性性と女性性のパートナーシップが成熟し、上手くバランスを取り合うようになると、現実世界においても、相手と、理想のパートナーシップが結べるわけです。
男性性過多の時代、男性性の方が力が強くなっているケースが男性の中でも女性の中でも起こっている傾向が多そうですが、その男性性も成熟させてあげないと、自分の中で暴れまわってしまいます。
自分の中の男性性を成熟させるには、
自分の中の女性性をしっかり育ていくことがキーポイントなのかもしれません。
ワタシの中の男性性と女性性をしっかり縁結びさせてあげることで、現実世界のワタシの望みは今よりグッと叶いやすくなり、望む幸せが手に入る、というわけですね。
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