メンヘラ男子との恋愛

恋愛が上手くいかない大きな理由の1つに、心が不安定、という要素が大きく関係しています。

「メンヘラ」という言葉は、もともと「メンタルヘルス」の俗語として生まれたようです。

現在では、「恋愛での依存心が強い人」や「感情的になりやすい人」を表現する際によく使われます。

ネガティブ要素を感じさせる表現ですが、ポジティブな面もあり、メンヘラの人々は、繊細で感受性が豊かであることも多く、人に対して深く共感したりすることが得意なのです。

女性と男性を比べると、女性の方が心が不安定になりやすい要素を持っています。
それは、女性の方が感情豊かだという印でもあるんですね。

しかし男性の中にも心が不安定になりやすい人もたくさんいます。

メンヘラ男子の特徴

過剰な依存心
相手に対して非常に依存的で、一緒にいないと不安や孤独感を強く感じる。

感情の起伏が激しい
嬉しい時はとても幸せそうですが、少しのことで悲しんだり怒ったりと感情が不安定。

自己肯定感が低い
自分に自信がなく、「自分なんて…」と自己否定的な発言をすることが多い。

執着心が強い
過去の恋愛や出来事に執着しやすく、なかなか手放せない。

SNSへの過度な依存
自分の感情や不安をSNSに投稿し、他人の反応を求める傾向がある。

束縛が激しい
相手の行動を細かくチェックしたり、頻繁に連絡を求めたりする。

悲劇の主人公意識
自分の状況を過剰に悲観的に捉え、「自分ばかりが不幸だ」と感じる。

健康や体調への過剰な心配
少しの体調不良や心の不調を過剰に訴えることがある。

愛情確認の頻度が高い
「本当に自分のことを好き？」と頻繁に確認し、安心感を求める。

相手を理想化しやすい
相手を過度に美化し、自分の期待に応えてほしいと望むが、少しでも違うと落ち込む。

メンヘラ男子と恋愛関係になったら

メンヘラ男子と恋愛関係になった場合、相手の不安や感情の波に巻き込まれすぎないようにすることが大切です。お互いに健全な関係を築くためには、以下のようなポイントを意識することがおススメです。

1. 自分の境界線を守る

相手に合わせすぎたり、相手の不安を全て解消しようとするのはNGです。自分の時間や気持ちを大切にし、相手に対して「できること」と「できないこと」の線引きを明確に伝えることが重要です。

2. 感情の波に飲み込まれない

相手が感情的になったとき、必要以上に自分も感情的になると、問題がエスカレートしやすくなります。冷静に対応し、相手の感情を受け止めつつも振り回されないよう心がけましょう。

3. 安心感を適度に与える

メンヘラ男子は不安感が強い場合が多いため、適度な安心感を与えるのが有効です。たとえば、「私はここにいるよ」「大丈夫だよ」というような、穏やかな言葉や態度を意識すると良いです。

4. 相手の依存心を助長しない

相手が頼りすぎてくる場合、それに全て応じてしまうと、相手の依存心がますます強くなります。相手が自立できるよう、時には少し距離を取る勇気も必要です。

5. 信頼関係を築く

相手があなたを信頼し、安心できるような関係性を作ることが大切です。ただし、信頼関係を築くために自分を犠牲にするのではなく、対等な関係を目指しましょう。

6. 一緒に解決策を見つける

メンヘラ男子が抱える問題が大きい場合、専門家の力を借りることも考えましょう。心理カウンセリングや信頼できる相談窓口を提案するのも一つの方法です。

7. ストレスをため込まない

相手の気持ちに寄り添いすぎると、自分が疲れてしまうこともあります。自分自身のリフレッシュ方法を確保し、心身のバランスを整えるようにしましょう。

8. 相手を否定しない

相手が感情的になったとき、「そんなの気にしないでいいよ」と否定すると、相手はさらに不安になることがあります。まずは「そう感じているんだね」と共感する姿勢を大切に。

9. 自己成長を促す

相手が自分の問題に気づき、少しずつ前向きになれるような声かけを心がけましょう。「一緒に少しずつ進もう」とサポートする姿勢が効果的です。

10. 関係を見直す覚悟も大切

相手との関係が自分にとって負担になりすぎていると感じた場合は、関係そのものを見直すことも選択肢です。恋愛はお互いが成長し合える関係が理想ですから、無理を続ける必要はありません。

メンヘラ男子と恋愛に落ちる女性の特徴

メンヘラ男子と恋愛関係になりやすい女性には、いくつか共通した特徴が見られることがあります。

1. 世話焼きで面倒見が良い

相手を助けたい、支えたいという気持ちが強く、困っている人を放っておけない性格。相手の不安や問題を自分が解決しようとすることが多い。

【例えばこんなケース】

彼が夜中に「眠れない」「辛い」とメッセージを送り、彼女はその都度親身に対応していたりします。最初は優しさから応じていた彼女も、徐々に彼の連絡がエスカレートして負担に感じるますが、彼が相談できるのは自分だけだ、とか、眠れない彼に付き合ってあげなきゃ、と断れずに関係が続いたりします。

2. 共感力が高い

相手の気持ちに深く共感し、「この人を理解できるのは自分だけ」と思い込みやすい。相手の感情に引き込まれることがある。

【例えばこんなケース】

彼とお付き合いが始まり、最初のうちは彼からの「どこにいるの？」「何してるの？」というメッセージが自分を気にかけてくれている、愛されている、と感じて嬉しかったけれど、徐々に彼からの束縛が激しくなり、時にはとても小さなことで彼が怒りだしたり、時には「もう僕なんてダメなんだ、いない方が良いんだ」なんて言い出したりして、その度に励ましたりなだめたりしていた彼女だけれど彼の状態は良くなるどころかどんどんエスカレートして「キミは本当に僕のこと愛してるの？」と、不安と疑いの塊になってしまったりします。

支えたい気持ちは大切ですが、彼の感情に飲み込まれて自分が疲弊してしまいます。

3. 自己肯定感が低い

「自分にはこれくらいの相手がちょうどいい」と無意識に思ってしまい、相手に尽くすことで自分の価値を見出そうとする。

【例えばこんなケース】

自分の辛かった過去の話などを包み隠さずに話してくれた彼に惹かれ、「キミみたいな人がそばにいてくれたら僕はもっと頑張れる」と告白され付き合い始めた彼との関係。元々自分に自信がない彼女にとってはこんな私を好きになってくれた彼だから、一生懸命相手に尽くそうとします。彼が会いたいと言えばいつでも会えるように時間を作る。友達の約束をドタキャンしても彼優先。夜中でも彼からの連絡には即返信。でもだんだん彼に合わせて彼優先の生活に疲労の影が見えてきます。ある時友達から、「彼が好きなのは良いんだけど、幸せなの？」なんて聞かれて自分が心身ともに疲労していることに気付く、なんてことがあったりします。

尽くすことでしか自分の価値を感じられない、尽くさないと嫌われる、と思っている場合は要注意。

4. 「愛されたい」という欲求が強い

相手からの愛情を感じることで満たされたいという気持ちが強く、少しの優しさや甘えに弱い。

【例えばこんなケース】

彼が熱烈に好きになってくれた。こんなに私を好きになって、こんなに愛してくれる人なんていない！自分が愛することよりも、彼から愛されることを優先して恋愛を始めると、いつしか彼の束縛で自分に自由が無くなってしまい疲弊します。それでも、自分が「愛される」ために頑張り続ける、ということがやめられなくなってしまいます。

俺と仕事とどっちが大事なんだ！
俺と家族とどっちを優先するんだ！

などと言われ、きっとこれは愛されているからだ、と彼を安心させるために、彼を優先してしまう。

「愛される」ことではなく「愛する」方に意識をシフトチェンジしてみると、違う解決法が見えてきたりします。

自分の素晴らしさに気付いて！

メンヘラ男子と恋愛に落ちる女性

彼女たちはとても愛情深く、面倒見がよく、包み込む力が大きい女性ばかりなのです。

本来、こういう女性はいわゆる「あげまん」と言われる女性の卵。

しかし問題は、自分ではその素晴らしさにまだ気づいていないところなのです。
もしくは、どういうわけか、そんな自分を「ダメな私」ととらえてしまっている。

だからこそ、自分を犠牲に相手を助けたり支えたりして、結果自分自身が疲弊してしまうことが少なくありません。また、相手との関係が対等ではなく「依存と支配」の形になりやすい状態になっていたりもします。

対策として

• 自分の自己肯定感を高める
• 健全な恋愛関係の在り方を学ぶ
• 必要であればカウンセリングや信頼できる友人に相談する

これらを意識することで、よりバランスの取れた恋愛を目指すことができます。

あなたの幸せを心から応援しています。

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もしも今、苦しい、辛い、シンドイ、と感じているのであれば、是非ご利用くださいね。