自分にも、夫がいて、彼氏がいる。
彼氏にも、妻がいて、彼女の私がいる。
大好きな彼氏との関係を、幸せなものにしたい。
本物の夫婦になって、ずっと一緒にいたい。
今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
不倫の関係からその相手と「本物の夫婦」になるためには、互いに深い自己理解と信頼の再構築が必要です。
不倫関係で「彼に愛されているかどうか不安」というケース、よくあるのかなと感じます。
不倫だからその恋愛が絶対上手くいかないわけでも無いし、不倫を推奨応援しているわけでも無いですが、よかったら読んでみてください。
自分が不倫している場合ではなく、パートナーが不倫している人の参考にもなるかと思います。その場合は、理解の参考にはなるかもしれませんが、何よりもまず、傷ついている自分を癒すことを先決してくださいね。
不倫を招く心の隙間
心の隙間や満たされない感情を抱えていると、パートナーとは別に、不倫関係に足を踏み入れてしまうことがあります。
それは、自分自身も抱えているものですが、不倫相手も同じように、心の隙間や満たされない感情を抱えているのです。
1. パートナーとのコミュニケーション不足
日常生活が忙しく、お互いの気持ちを伝え合う時間や機会が減ると、孤独やすれ違いを感じやすくなります。
Aさんは、結婚8年目。
夫との会話が減り、日々の会話は「ご飯は?」「仕事どうだった?」の事務的なやり取りだけ。夫は仕事が忙しく、Aさんが話しかけてもスマホやテレビに夢中でほとんど聞いてくれない。
寂しさを感じるAさんは、同じ職場の同僚Bさんと仕事の悩みや趣味について話すようになりました。
Bさんは「Aさんの話はいつも面白いね」と言って、興味を持って聞いてくれるのです。そんなBさんの姿に、Aさんは喜びを感じるようになりました。
次第に、Bさんと話す時間が心の支えになり、「自分を理解してくれるのは彼だけかもしれない」と感じるようになり、2人の関係は不倫関係に発展しました。
心の隙間を埋めようとして、他の誰かに共感や優しさを求めやすくなるのです。
2. 自己肯定感が低く、認められたい気持ちが強い
「私は誰からも必要とされていない」「頑張っているのに評価されない」と感じている時、不倫相手の甘い言葉や優しさが救いに感じることがあります。
Cさんは、家庭で妻から頼りにされている気がしません。
妻からは「あなたは本当に頼りない」と何度も言われ、仕事でも上司に叱責されることが増え、自分の価値に自信を持てなくなっていました。
そんな時、取引先のDさんが「いつも頼りになりますね」「Cさんがいてくれて助かります」と感謝の言葉をかけてくれました。Cさんは、Dさんの言葉に「自分は必要とされている」と感じ、心が軽くなったように感じました。
その後、仕事の相談を口実に二人で食事をする機会が増え、Dさんの笑顔や優しさに次第に癒しを求めるようになり、気づけば、Cさんは妻との生活を疎かにし、Dさんとの関係に逃げ込むようになっていました。
他者からの愛情や承認が、心の隙間を一時的に埋めてくれたように錯覚してしまうのです。
3. 現実逃避をしたくなるほど日常が辛い
家庭や職場でのストレスや問題が大きい場合、現実から逃れたいという気持ちが強くなり、不倫が「心の安らぎ」や「非日常の楽園」に見えてしまうことがあります。
Eさんは、家事・育児・仕事に追われる毎日を過ごしていました。
夫は仕事中心の生活。家に帰っても「母親なんだから当然だろう」と言われることが増え、感謝の言葉はなく、心の疲れが積み重なっていました。
そんな時、子供の学校行事で知り合ったFさんと何気ない会話をする機会があり、「Eさんは本当に頑張っていますね」とねぎらいの言葉をかけられました。Fさんとの会話は心地よく、Eさんは自分の存在が認められている気がして、次第に連絡を取り合うようになったのです。
「この時間だけが自分にとっての癒し」と感じ、Eさんは日常の責任やストレスから逃れるかのように、Fさんとの関係にのめり込んでいったのです。
刺激的な関係や現実とは違う世界に逃避すると、現実を忘れられるので、安心感を求めやすくなるということがあります。
4. パートナーへの不満やマンネリ化
長い時間を共に過ごしていると、パートナーへの不満が募ったり、恋愛感情が薄れたりすることがあります。その結果、他の異性に「恋愛のときめき」を求めることが起こりやすくなります。
Gさんは結婚15年目。夫とは会話も減り、休日もそれぞれ別の時間を過ごすことが当たり前になっていました。
夫からは「もう恋愛じゃないんだから」と言われ、Gさんは女性として見られていない寂しさを感じていたのです。
そんな時、昔の同窓会で再会したHさんが「変わらないね、綺麗だよ」と笑顔で褒めてくれました。その一言が嬉しく、久しぶりに心がときめく感覚を覚えたGさんは、その後もHさんと連絡を取り続けるようになりました。
夫には言えない胸の高鳴りを感じ、「自分もまだ女性として愛される価値がある」と思うようになり、次第にHさんとの関係に踏み込んでいってしまいました。
不倫相手との関係が「新鮮さ」や「愛されている実感」「ドキドキ」を取り戻す手段になってしまいます。
5. 自分の寂しさや孤独を誰にも言えない
家庭や友人関係で心を開ける場所がない人ほど、孤独な気持ちを埋めてくれる人を無意識に求めがちです。
Iさんは、家庭でも職場でも自分の気持ちを話せる相手がいないと感じていました。
妻とは毎日すれ違いが続き、話をしようとしても「忙しいから後にして」と取り合ってもらえません。職場でも人間関係が希薄で、孤独な日々です。
そんな中、たまたま出席した勉強会でJさんと出会い、「Iさんって真面目で優しい人ですね」と声をかけられました。久しぶりに心を開いて話す時間を持てたIさんは、Jさんとの会話が自分を理解してもらえているように感じ、心が軽くなるのを覚えたのでした。
次第にJさんと頻繁に連絡を取り合い、いつしか「彼女だけが自分を分かってくれる」と錯覚し、不倫関係へと進んでしまったのです。
寂しさや孤独感を強く抱えていると、不倫相手が「自分を理解してくれる唯一の人」と錯覚しやすくなります。
6. 人生の節目での不安や喪失感
転職、出産、子供の自立、老後など、人生の節目には自分の価値や生き方に不安を感じやすくなります。
Kさんは子供が大学進学で家を離れ、長年「母親」として忙しく過ごしてきた日々が急に静かになりました。
夫とは会話も少なく、共通の話題もなくなり、Kさんは「私の役割はもう終わったのだろうか」と虚しさを感じるようになっていました。
そんな時、趣味の習い事で知り合ったLさんと会話が弾み、「Kさんは魅力的だね」「もっと人生を楽しんでいいんだよ」と言われ、その言葉にKさんは救われた気持ちになりました。
いつしか、Lさんとの時間が新しい生きがいのように感じ始め、「今の私を理解してくれるのは彼だけ」と思い込むようになり、次第に不倫関係へと進んでしまったのです。
不倫相手との関係が「新しい人生の意味」や「自分の生きがい」だと錯覚することがあります。
7. 過去の傷や心の依存傾向
過去に受けた傷や、幼少期の愛情不足が影響し、他者への依存傾向が強くなることがあります。
Mさんは幼少期に両親の離婚を経験し、愛情を十分に感じられないまま育ちました。そのため、大人になっても「自分は愛されないのではないか」という不安を抱え、人間関係で相手に強く依存しやすい傾向がありました。
現在の恋人との関係でも「私を愛している?」と何度も確認してしまい、うまくいかないと感じることが多かったのです。
そんな時、仕事関係で出会ったNさんが優しく話を聞いてくれ、「君はそのままでいいんだよ」と肯定してくれたのです。MさんはNさんの言葉に安心感を覚え、「この人だけは私を必要としてくれる」と感じるようになりました。
心の穴を埋めるかのように、MさんはNさんに依存し、不倫関係に進んでいってしまいました。
強い依存心が、不倫という形で現れることがあります。
(これら上記にあるケースは全て架空です)
自分の心と向き合う
不倫関係には、周囲の人や、相手と自分自身への罪悪感がつきまといます。どんなに現時点の夫婦関係が悪化していたとしても、夫(妻)に対する罪悪感も自覚している以上にあるでしょうし、不倫相手であるパートナーに対しても、罪悪感を抱えます。
それらを無視して未来に進もうとしても、本物の絆は築けません。
まずは自分がこの先どうしたいのか。
不倫関係は刺激的で、現実から逃避する「仮想の幸せ」を感じやすいものです。しかし、夫婦として生きるには現実の生活が待っています。愛情は「楽しい瞬間」だけでなく、苦楽を共にし、責任を分かち合うことでも育まれます。
現時点での夫婦関係で心の隙間ができ、不倫に発展してしまったのなら、不倫相手との間に心の隙間ができた時、またそれを埋めてくれる誰かを求めることになることが自分のパターンとなってしまったりします。
パートナーシップは、選ばれる、ことよりも「自分が相手を愛することを選ぶ」これを幾度となく繰り返していくことで育まれるものです。
不倫相手と、不倫の延長ではなく「一緒に人生を築く」という未来の話をすることも大切ですが
現在の夫婦間で、相手の心を開いて自分の本音を伝えることも大切です。
現在の夫婦間で問題なくコミュニケーションが取れていればそもそも不倫に発展するということは無いに等しいのだと思います。今更相手と心を開いて自分の本音を伝えることが、どれほど勇気のいることで、どれほどやりたくない、やっても意味ない、と思うことか…そう感じますよね。
とてつもない怒りを感じるかもしれませんし、全く心が動かない、何も感じない、と思うかもしれません。
何を感じても、自分の心の許可を出してあげる、「何を感じても良いんだよ」と自分の心を受け止めてあげる、そんなイメージを持ってみてください。
前にもお伝えしたように、自分でも自覚がない状態で、想像以上に罪悪感を抱えているものです。
ひとりで受け止めようとせず、これこそカウンセラーなどのサポートをご利用いただけると良いかと思います。
本物の夫婦とは?
不倫から始まった関係でも、そこから「本物の夫婦」になる可能性はあります。
お互いが自分の過去と向き合い、相手を愛することを選び、成長し合う関係を築く覚悟があるかどうかです。
本物の夫婦とは、お互いの弱さや過去を受け入れ、誠実に未来を作り続ける二人のことです。
焦らず、一歩ずつ向き合い、真の絆を築いていってくださいね。
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