集中期間を作ること

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

私がカウンセリングサービスの母体である、神戸メンタルサービスのカウンセラー養成コースに入ったのは今から約9年程前でしょうか。

当時の私は、人に言わせると、いつも怒っていた、ようです。

というのも、自分で自覚が無いんですよね。
我慢が蓄積していたり、不満を抱えた状態を続けていると、怒りを放っている、状態になってしまうんですね。自分には自覚が無くても、周りは大体感じ取っています。知らず知らずにトゲトゲしくなっているのだと思うのです。

神戸メンタルサービスのカウンセラー養成コースに入会すると、初級、中級、上級、とあるんですね。

そんなトゲトゲした状態だった私も、養成コース初級に入ると、周りの先輩方がそれはそれはとても優しくかまってくれたのです。

初級の時に、いろんな先輩に言われました。

「今、できるだけ人に甘えさせてもらうと良いよ。」と。

子どものやり直し期間、みたいな感じでしょうか。
期間を決めて、とことん甘える。

その期間が終わったら、甘えてはいけない、ということを言っているわけではないのです。

こういった、心理学とか、カウンセリングに興味を持たれる方って、何かしらご自身に不調をきたしているほど、現実が上手くいっていない、という思いを持っている方だと思うのですね。

じゃなきゃ多分私のブログにも出逢う必要が無いと思うのです。

で、その、ご自身に不調をきたすほど現実が上手くいっていない、というのはなぜなのか。

1つの大きな理由は、我慢が山積みになっている、ということだと私は思っています。

基本、優しい方が多いんですよね。

自分を押し殺したり
人を優先したり、
人の感情に影響されてしまったり
それが故にあまり人と距離を近づけるのが辛くなってしまったり

などなど。

私も比較的そういうタイプです。

自分がそうなので思うのですが、甘えろと言われたところで、どうやって？って思うんですよね。
そうは言うけど、結局迷惑がられるんじゃ？とか
ビジネスライクなら、ん～、そういうことじゃないんだけどな、とか
口では何とでも言えるわよね、とかね。
大人の常識、大人の節度ってあるでしょ、って。

こんなことを書いていて思うのですが
当時の私、どれほどニーズダダ洩れで、人に甘えたかった、かまって欲しかったんでしょう。

同じような思いをお持ちの方がいらっしゃれば、私のオススメは

期間を決めて、とことん人に甘えてみること

です。

日常生活でいきなりこれをすると、なかなかうまくいかないと感じることの方が多いかもしれません。
でも、カウンセラー相手ならどうでしょう？

ご自身の、苦しいと感じる問題があるとするならば、何かが上手くいっていない時なんですよね。
そんな時、独りで問題を切り抜けようとするよりも、
サポーターがいる、という存在を感じるだけでも、だいぶ心強いものです。

私も、自分が問題まみれの時、そんな周りの存在に、だいぶ支えられました。

遠慮なく話せる、
遠慮なく愚痴を吐き出せる、

そんな存在は貴重です。

ご自分の向かいたい方角は、しっかり持っていられることをおススメしますよ。
具体的ではなくても、漠然と

幸せになりたい
楽しい毎日を送りたい
穏やかな日々を過ごしたい

そんな感じで大丈夫です。

ご自身の我慢が緩み、
ご自身の中にある本当の素晴らしさが見えてくると
案外進みたい方向というのも定まってきたりするものです。

一緒に歩きましょう。