カウンセリングサービスの青山リナです。
別れた彼が忘れられない。
もう別れてから半年も経っているのに、忘れるどころか、
なんであの時あんなこと言っちゃったんだろう、
やっぱり私が悪かったんだよね
もう一度やり直せるなら…
そんなことばかりが頭に浮かんで、
毎日涙が出てくる
苦しくてたまらない
彼のいない毎日が寂しくて寂しくて…
もうどうしていいのかわからない
大好きだった彼と、別れてしまって事の重大さに今更ながら気づく時、毎日が寂しくて辛くて悲しくて、もう二度とあんな素敵な人に出逢うことなんてないだろう、と思ってしまいますね。
自分が悪かったんじゃないか、どうして嫌われちゃったんだろう、もっと頑張れてれば良かったのに、って、自分が上手くできなかったことを責めちゃいますよね。
そうやって自分を責めていると、余計辛くもなるし、どこか惨めな気持ちにもなってきたり、そしてこの先自分はずっと幸せになんてなれない、って感じてしまったりしますよね。
1つの恋が終わってまだ間もない時、悲しみや苦しみを感じることって、嬉しくないけれど、あるんですね、一定期間。本当に嬉しくは無いけれどね。
自分がその恋に真剣に誠実に向き合ってきた、そんな証として、自分に優しくしてあげると良いと思います。
そんなに悲しむほど、そんなに苦しむほど、彼が大好きで、愛することができたって、実はとても素敵なことで、そんな人に巡り合えて、同じ時を彼と過ごせたって、その瞬間は最高に幸せでしたよね。
そんなに簡単に、気持ちは切り替わらないと思うけれど、どれほど彼を愛していたか、大好きだったか、いい思い出も、憎まれ口も、今抱えている気持ちを、紙に書き出してみたり、人に話してみたりして、ギュッと抱えず外に出してみると、少しずつ心も和らいでいきます。もちろんこうしたカウンセリングもお役に立てると思います。
それでも全然彼への思いが消えない時、
なんで別れてしまったんだろう
どうしてこんなことになってしまったんだろう
彼以上の人が現れるなんて思えない
そんな想いが消えるどころか、日に日に大きくなってしまう時
もしかすると、その消えない想いは「彼」ではなく「彼がくれたなにか」なのかもしれません。
私たちはこの世界に産まれてから、多くの人や環境に出逢いますね。その中でも幼少期に接してきた人や環境ってとても大きく私たちに影響を与えます。
大人になってくると、いろんな面で好き嫌いや得意不得意、コンプレックスなどが出来上がっていますよね。もちろんそれは何が良くて何が悪い、というわけではなく、全てその人その人の個性なのですね。
ただ、そんな個性の一部でも、外から見れば個性、だけど自分にとっては心に大きな痛みや傷を伴っている場合があったりします。
学校の勉強ができた人は、人から見ればスゴイ！って思われるかもしれないけれど、本人にとっては、勉強ばかりして全然友達ができなかったつまらない人間だ、って思っているかもしれない。
家庭的で優しい女性は、人から見れば女性の鏡！なんて思う人もいるでしょうが、本人にとっては、何にもできないって言われ続けてきたから家事とかちゃんとしなきゃ嫌われちゃう、なんて思っているかもしれません。
いつも元気でみんなのリーダー的存在の女性は、人から見ればカッコいい！って見られること多いと思うのですが、本人にとっては、色気がないとか女として見られない、なんて言われちゃって悲しい想いをしているかもしれません。
そんな自分が抱えているコンプレックスや痛みに優しさの魔法をかけてくれた人が彼だとしたら…
自分が、できない、無理だ、こんな私ダメ、って思っているところに優しさの魔法をかけて、大切に触れてくれたのが彼だとしたら、もうそんなの彼以外いない、って思ってしまっても全然おかしくありません。
友達できない、って思っている自分に、いつも親しく接してくれたり
ちゃんとしないと嫌われちゃう、って思っている自分に、気を抜いた姿を見せても受け入れてくれたり
女として見られない、って思っている自分を、女性として大切にお姫様扱いしてくれたり
もうそんな幸せな瞬間は、彼以外とは、二度と来ないんじゃないか、って思ってしまうこと、あるんです。
でもね、大丈夫、ちゃんと彼じゃない、他の人にもあなたは素敵な女性だと映っています。
あなたが素敵な女性だと映っていないのは
あなた自身。
それにはいろんな理由があるんですね。
傷ついた理由ってちゃんとあるんですね。
痛みになった理由ってちゃんとあるんですね。
あなたが悪いわけではないんです。
あなたは素敵な女性。
どうか、自分を責めて、自分で苦しみを抱え込まず、まずはその苦しみを手放すところから、お話ししてみませんか。
もうご自身の幸せを先延ばしにするのは、止めにしませんか。
あなたが幸せになる姿を、全力でサポートします。
