見返りが少ない!と感じる時 ~感謝がもたらす最大のギフト~

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

今まで何度か元夫の話をこのブログにも書いてきたのですが、私には離婚経験があり、元夫、という存在の人がいるんですね。

私、お恥ずかしながら、彼と一緒にいる時はよくこんな風に思っていました。

「私がこんなに彼のためにしてるのに、なんでその見返りがこんなに少ないんだろう?!」

って。

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今でこそ、今でこそですよ、「お恥ずかしながら」って白状できますけど、以前は、恥ずかしいなんて思っていなかったんですね。当然の不満です!って思っていました。

だってね、浮気はするし、酔っ払ったら怒鳴り散らしたり、酷い言葉を吐かれたり…そりゃ文句も言いたくなりますよ、不満だって溜まりますよ、いい加減にしてくれよって思いますよ、それのどこが悪いのよ!全部悪いのはあの人じゃない!

って、心底思っていました。

で、離婚してからも、なんだかんだで怒りというか恨みというか、腹立たしさというか…そういう感じのものがふとした瞬間に思い出されて気分が悪くなる、やっぱりお前のせいだ!みたいな気分になる…っていうことが続いていました。

そんな、私と似たような想いを抱えている方がもしいるなら、
同じ思いじゃないにしても、パートナーと上手くいかない、不満があるし、自分の感じる不満は正当なものだ、と感じていらっしゃる方、
パートナーではなく、親や友達や会社の嫌な上司に対して、腹が立っている、自分ばかり苦労させられている、と感じていらっしゃる方

良かったら、今日は私にお付き合いくださいませ。

紙と鉛筆(書くもの)をご用意くださいね。

まずは1つ、その人に対して、感謝していることを、具体的に、具体的にですよ、書き出してみて欲しいのです。

私もやってみますね。

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元夫に感謝していること

彼と出逢ってまだ数か月の頃だったと思います。夏、ひまわり畑に行ったんですね。8月のめちゃくちゃ暑い日だったと思います。

私はサンダルを履いていたような気がします。ひまわり畑は、結構砂っぽいような地面で、足が砂だらけになったんですよね。

ひまわり畑には、彼のクルマで行っていて、彼はクルマが砂だらけになるのは嫌だから、って言ったんですよ。私は、彼はクルマを汚されたくないんだな、って思ったんです。彼の言葉をストレートにその言葉を真に受けました。なんかそう思うと、自分が彼のクルマを汚してしまう悪い人に思いました。悲しいような、傷ついたような、もっと言い方考えてよ!という腹立たしいような気持ちになりました。

私がそんなことを思っているのを彼は気付いていたのかいなかったのかはわかりません。当時は私もそんな感情を口に出してコミュニケーションするようなスキルを持ち合わせていなかったので、黙ったか、嫌みを言ったか、ふてくされたか…覚えていないのですが、可愛い態度ではなかったと思います。

クルマを汚されたくなかった彼はどうしたかというと、タオルを水に濡らして持ってきたんですね。足を拭け、ってことだな、って私は悟りました。だからタオルを受け取ろうとしました。

でも彼、私にタオルを渡してこなかったんです。「座って。」と、ちょっとぶきらぼうに、クルマのドアを開けて、私をシートに座らせました。足は車外に出した状態で、私をクルマのシートに座らせて、彼しゃがむんですね。そして「足、出して。」って、私のサンダルを脱がせて、汚れた足を片足ずつ丁寧に、濡らしてきたタオルで拭いてくれたんです。

私、あの時、え?って思いました。ちょっと状況がよくわからなかったんです。なんで?って思いました。

そんな行動に出るとは、思いもしなかった私は、ちょっとドキドキして、これはどういう状況?って思ったんです。お姫様扱いされているような…だけど…この人はそこまでしてクルマを汚されたくないの?とも思ったんです。

当時の私の、自分という価値を自分で評価していないがゆえの戸惑いですよね。まさか彼がそんなことをしてくれるなんて思わなかったんです。

今、あれから何年経ったか…そんな今になってやっと、素直にありがとう、と言えるようになりました。私は嬉しかったんです、喜びたかったんです。でも、あの当時は、それを素直にはできなかったんです。だって、もし万が一彼に、「お前のためじゃない、クルマを汚されたくないんだ。」なんて言われたら、めちゃくちゃ傷つく、って思ったんですよね。それは、「キミのことがそれほど好きなわけじゃない、勘違いするな。」って言われているように聞こえるから。

当時の私の自信の無さが、結局あの時の彼の行為を素直に受け取れず、「ありがとう」と伝えはしたけれど、気持ちの無い、言葉だけの「ありがとう」だったと思うのです。

今もし彼に、直接伝えられるとしたら、こんな風に伝えたいと思います。

「あの時は、足拭いてくれて、ありがとう。恥ずかしかったのと、あなたがそこまでしてくれるって自惚れちゃいけないな、って思って、そっけないお礼しか言えなかったけど、凄く嬉しかった。大好きだったあなたに、とても大切にされている、お姫様扱いされているって感じて、心が舞い上がるように嬉しかったよ。感謝しています。」

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こんな風にして、詳細に、

① どんな状況だったのか

② あなたはその時どう感じていたのか

③ その時あなたが本当に伝えたかった気持ちは何だったのか

丁寧に、書き出してみてください。
腹が立っていたり、恨みつらみの気持ちがあると、なかなか書きづらいんですよね。

そしてね、これをすることにより、何が起きるのか。

私の場合、結局これで、私は私の価値を取り戻すことができたのです。
彼に感謝をすることによって何が起きるのかというと、彼を嫌な人とかダメな人ではない、私が好きになった素敵な人、に私の中の彼の立ち位置を戻すことができるのです。

そうすると、私という存在は、そんな素敵な彼にお姫様扱いされるほど、好かれて愛された存在、になるのですね。

相手を嫌な人、ダメな人、にしている時は、そんな嫌でダメな相手を選んだ自分、その人と一緒にいる男を見る目の無いろくでもない自分、不幸な自分、がずっと手放せないんですよね。

そして、私の場合は元夫への感謝を書きましたが、今の現パートナーに対して感謝を拾い出してみると、何が起こるか。

今のパートナーを、素敵な人、として扱うことができるようになるのです。

「あなた素敵ね。」
「あなたやっぱりカッコいいわね。」
「あなたって、ホント最高!」

なんて言葉が頑張らなくてもスラスラ出てくるようになるんですよ。

彼女や妻にそんな称賛をもらえる男性って相当イイ男ですよね。男性はそんな彼女や妻を絶対手放さない、どころか、一生懸命幸せにしようと頑張りますよ。

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