不安な気持ちの毎日から、自分の「好き」を見つけ出す。

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

今の時期は年度の切り替わり。日本国内では特に、いろんな物事が動く時期ですね。

学生さんなら受験・卒業・入学・新学期
社会人の方なら転職・退職・転勤・新生活
などなど、もちろんそれだけではなく、それに合わせて引っ越しやら準備やら、本当に様々なことが動く時期なのではないかと思うのです。

変化があるって、新鮮ではありますが
同じだけ不安を感じたりもしますね。

変化の無い時には慣れから来る安心感。
でもいろいろなことが動くタイミングで、不安が表面化してきたりします。

不安を感じる時こそ大切だと思うことは、自分自身と繋がること、だと私は考えています。

それはどういうことかというと、自分の中の愛をないがしろにしないこと。

私たちは、機嫌が悪くなる時って、拗ねちゃったりすること、ありませんか？

例えば彼氏と
「もういい！そんなに嫌ならもう別れたら良いじゃない！私のことなんてもう好きじゃないんでしょ！？」
なんて、本当は別れたくなんてないし大好きなのに、試すようなことを言ってしまったり

例えば友達と
「最近いつも私の方から誘ってばかり。あの子からはお誘い来ないのはなんでだろう？私とは会いたくないのかな？もういいや、ちょっと連絡するのやめよ！」
なんて、本当は仲良くしたいのに、なんだか駆け引きのようなことをしてしまったり

例えば家族と
「お母さん、なんでわかってくれないのよ！酷いよ！お母さんが謝ってくれなきゃ私もう知らないからね！勝手にしてよ！」
なんて、自分の思うように反応してくれない相手に苛立って、あたってしまったり

本当は、大好きな相手で、
本当は、もっと仲良くしたいのに、

なぜか勢いで、裏腹な態度を取ってしまって、もういいもん！って拗ねちゃう心。

そんな風に心が拗ねちゃうと、心はちょっとヒートアップしている状態から落ち着きを取り戻すと、なんだか急激に冷えていくんですね。

ひとりになっちゃった、って感じて。
相手に悪い事しちゃった、って感じて。

でも、素直には相手に謝れないし、自分が悪いなんて認めたくない。

実際悪いかどうかというよりも、私たちの心って不思議なもので、私は悪くない、って思っていたとしても、この状態で潜在意識の中は罪悪感でいっぱいになっているんです。

何故かというと、自分が相手に対する愛の扉をガシャンと閉めてしまったと自覚があるから。
それは、もっと言えば、相手に対して、というよりも、自分自身の本来の望み、あの人と仲良くしたい、という想いをガシャンと檻の中に閉じ込めてしまった、という感覚。

自分の本来の愛を自分でないことにしてしまった、自分自身に対する不誠実さに対して罪悪感を感じるんです。

そうなると、自分という存在は、自分に対して足かせをつけて、自分を檻の中に閉じ込めて、自分を不自由にしている悪い存在だと感じます。

そんな悪い存在は罰せられて当然だとも感じてしまいます。
どうせ好かれなくても当然だとも感じてしまいます。

すると、相手からは酷い扱いを受けるだろう、好かれないだろう、というような思い込みが出来上がり、それが事実とは違ったとしても、その思い込みが正しいものだと証明したくなる気持ちが働くので、相手に愛されないような、嫌われるような態度や行動に出てしまったりするんですね。

私たちの無意識って、すごい技を仕掛けてきますよね。

そこまで思い込みが現実を作ってくれるのであれば、もちろん逆もありなんですよ。

不安を感じた時
それは怖れです。

上手くいかないんじゃないか
愛されないんじゃないか

そんな怖れが私たちを不安にさせます。

だとしたら、自分は愛されるに違いない存在だ、という思い込みを自分の中で育てれば育てるだけ、事実愛される自分を作ることが…そう、出来るのです！

愛される自分

そんな自分でいたいとは思いませんか？

まずは、自分で自分を愛してあげることから始めましょう。
自分の中で自分を愛するマインドを育てます。

まずは自分の「好き」をもっと見て知ってあげませんか？

私はこれが好き。
私はこの瞬間が好き。
私はこうしている時が好き。

いろんな自分の中の「好き」を見つけてあげましょう。

ノートに書き出してみてください。

今日、こんな素敵なことがあった。
今日、私、こんなに頑張った。
今日、こんなにいい気分でいられた。

どんなタイミングで、何がきっかけで、どんないい気分だったのか
自分でコツコツ拾ってあげるんです。
自分の意識を自分に向けてあげるんです。

良かったら、チャレンジしてみてください。
きっとあなたの素敵な愛でノートがいっぱいになってくると思いますよ。