「キミは強いからひとりでも大丈夫」と言われてしまう時　～人の弱さは愛されるポイント～

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

まずはお知らせをさせてください。

今見ていただいているブログをリニューアルします。
明日、2024年4月1日から、ブログのサイトを移行します。

今までの記事も全て移行しますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです。

ブログ移行に伴い、いろいろといじるのは好きな私ですが、如何せんウエブ系の知識だとか機械系の知識は無いも同然、そこには頭が機能しないんです。なので、1人でやることははっきり言って不可能で…1人でできなくて、やる自信が無くて、ほったらかしになっていること、あっちにもこっちにもあるんです。

その1つがこのブログでした。

今回、最初は丸投げ状態でお願いするところから、徐々に自分で楽しくいじれるところまで根気よく手伝ってくださったサポーターがいてくれました。本当に感謝しかありません。

以前の私は、そんな風に何かをお願いすると、たとえそれがお金を払ってお願いすることだったとしても、「この人そんなことも知らないの？」とか「あ～、なんかすごい面倒なこと持って来られた」とか「うわっ！これはヒドイ状態だ…」なんてことを思われるんじゃないか、って思って、人に頼るってことをするのが非常に苦手でした。

自分でやらなきゃいけない
出来ない自分、弱い自分を見せちゃいけない
相手の面倒になってはいけない

そんな想いが、とても強かったんだな、と、今振り返ると感じます。

当時も同じようなことを感じていたんでしょうけれど、当時は「いけない」の真っ最中だったから、自分がそう思っていることすら「いけない」ことでしたし、そんなことを自分が自分で認められる余裕も無かったんですね。

心理学や心の分野では、人は相手の弱さを愛する、なんて言われることがあります。

よく、男女関係で、こんなセリフありますよね。
「キミは俺がいなくても、ひとりで大丈夫だ。だけど、彼女には俺がいなきゃダメなんだ。」なんてセリフ。しっかり者の彼女と付き合っていた男性が、ひとりじゃ何も出来なさそうな女性に乗り換える、ってシチュエーション。

しっかり者の彼女の方は思いますよね。
私だって、ひとりで大丈夫なんかじゃない！だけど、あなたの迷惑にならないように頑張ってきたのに、必死で頑張っていたのに、なんでこんな扱いされなきゃいけないの！？

彼の方はこんなことを思っているのかもしれません。
彼女はスーパーウーマンだ。とても素敵で、強くて、非の打ち所がない。カッコいいけれど、俺じゃ彼女の役には立てない。俺は彼女に必要とされていない。俺が彼女の重荷になってしまう。

私たちは、自分の弱さを嫌います。

きっとそれは、弱かった自分が、何の役にも立てなかった、っていう、傷ついた思い出が心のどこかにあるからなんでしょう。もちろん、そんな意識は無いんです。役に立ちたいとか、役に立てないとか、そんなことを頭ではまだ考えていなかった時代。それでも何か自分の中で、お母さんが笑顔じゃないのは私のせいかもしれない。お父さんが怒っているのは私のせいかもしれない。そんなことを、心が勝手に感じてしまう、寂しさと悲しさと、やるせなさの詰まった感情を感じた時代があったから、役に立たない自分、ダメな自分、弱い自分を一生懸命封印しようとしたのでしょう。

でも、そんな役に立たない自分、ダメな自分、弱い自分、そんな自分は、真実なのでしょうか。

いいえ、違います。

そもそもが自分のせいなんかじゃないけれど、それでも自分で責任を感じてしまうほど、お母さん、お父さん、大好きな人を笑顔に幸せにしたいと願っていた、あなたの愛と優しさの結晶ですよね。

あなたの本来の姿は、愛と優しさの結晶なんです。

その本来の自分の姿と繋がった時、あなたの世界は変わります。

あなたの弱さは、愛されるべきあなた。
弱い自分をさらけ出すって、とても怖いです。勇気が要ります。

それでも、あなたを愛したい人が、あなたと繋がりたい人が、いるんです。
そんな人と、愛で繋がるかどうかは、あなたが決められるのです。