幸せ恐怖症? ~幸せになる怖さを手放す~

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

誰だって、頭では「幸せになりたい!」って思いますよね。
不幸になりたい、なんて、相当何か悪いことをしてしまったりしなければ、自分で自分の不幸なんて願いませんよね。

でも、心の世界では、こんな言葉があります。

私たちは罰せられるよりも怖れていることがある。
それは、許されること、幸せになることだ。

衝撃的だとは思いませんか?
衝撃どころか、最初私は、「え?」って思いました。意味がわからない、って感じでした。理解したい、というよりは、そんなわけないでしょ、意味わかんない、どうしてそんなことになるの?っていう意味不明さがありました。

意味がわからなかった時の私は、毎日がしんどくて苦しくて、誰でもいいから何でもいいから私を救ってよ!って感じていた時でした。だから、蜘蛛の糸にもすがりたい、そんな気分だったわけです。そして、その蜘蛛の糸すら私の前には無い、垂れてくる気配もない!どうせそんなもの垂れてくるわけないじゃないか!おとぎ話の世界だ!と、感じていた時代でした。

あまりに自分が苦しすぎて不幸過ぎると感じている時、私たちは幸せになりたい、って思うんですよね。そして、実際どん底をついてどうにもならなくなったり、どんなに苦しい現実でも明確な目標がある時って、浮上して幸せの方向へ進む力が湧いたりするんですね。

だけど、ある程度浮上して、そこそこの状態になると、人は不思議と幸せを怖がったりするんです。

今のままでも、まぁいいじゃない。
今のままでも、とりあえずやっていけてる。
今のままでも、だましだましだけど、何とかなってる。

そんなことを自分が自分にささやいたりするんです。

変化する怖さ、というのが湧き上がってくるんです。

私たち人間は、変化することを怖れます。それは、昔傷ついた記憶が自分の中にあって、きっと多くの場合、その傷はそのまま放置されていたりするんです。

小さな子どもだった時代、私たちは親に依存して生きています。でも依存している、という状態って、極端な言い方かもしれませんが、自由が無いんです。自立側に主導権があり、依存側はいわば言いなりのような状態。

私たちが幼い子供時代は、親が自立側で子供が依存側になります。親があれをしろ、これをしろ、という時、子供はそれをせざるをえません。たとえば旅行に行くとき、電車に乗れるのかな?なんて思っても、親がクルマで行くことを選べば、それに従うしかありません。お菓子売り場で欲しいお菓子があっても、お母さんが「買いませんよ!」といったらそれまでです。ジタバタ反抗して「お母さんなんて嫌いだ!」と言ったところで欲しいお菓子は手に入りません。

些細なことなのかもしれないし、親としては躾の一環、そんな子供の言うことばかり聞いていられない、それが当然なんだと思うのですね、大人になって、大人の目線で考えると。でも子供は多かれ少なかれ、傷つくんですよね。

そんな傷や寂しさ、悔しさが大きいと、自立すること早くなったりします。

精神的にも経済的にも自立できると、自由が格段に増えます。人の許可なしで好きなものを買うことも出来るし、自分の嫌なことをしなくても、誰かに遠慮しなくてもいい、という状況を作ることができます。

誰かに頼ることを止め、自分で何とかする、という術を身につけます。誰にも頼らず、誰もあてにせず、誰にも邪魔されず、自分だけの世界を楽しめます。

しかし、そこには誰もいない、という世界が出来上がってしまうんです。

もちろん、仕事で会社に行けば、同僚がいたり、上司がいたり、部下がいたり、家族だって実家に帰ったらいるし、友達だって縁を切ったわけではないんですよ。

でも、いろんな人との間に、心の壁ができます。

彼氏ができても、心の壁があるままかもしれません。

そうなると、残念ながらその関係性は、一緒にいるけれど、何かさみしい…独りでいるよりも孤独を感じてしまう、彼がいるはずなのに、余計に寂しさを感じてしまう…そんな関係性に陥ってしまうかもしれません。

かろうじて、寂しさだけで何とかなっていればまだいい方で
相手、もしくは自分が浮気という形で別に誰か寂しさを埋めてくれる存在を見つけてしまったり
遠距離恋愛で全然会えなかったり
付き合うものの、すぐ音信不通になってしまったり
付き合っている年月だけは長いものの、どこにも進まない関係だったり
喧嘩が絶えず疲弊してしまう関係だったり
そんな現実的なこじれた問題が出てくるケースもあったりします。

原因は、心の壁。

自立した時に作った心の壁。この壁の中にさえ誰かを入れなければ、自分は安全。もう二度とあの依存時代の時のように傷つくことはない。辛く苦しい想いをすることはない。そう思うんです。

でも、心の壁の中は、あなたひとり。誰一人として入れることができない。大好きな人ですら。

そんな時、私たちは思うんです、「あの人が、私を彼の心に入れてくれない。あの人が距離を取る。」って。

もしかすると、それは間違いではないかもしれません。
だって、心の距離を取りたいあなたにとって、相手が相手の心の壁の中に入れてくれない人ならば、好都合なんですね。自分も自分の心の壁に相手を入れたくないから。

そう、ポイントは、自分が相手を、自分の心の壁に入れたくないと思っている、っていうこと。

実際距離を取りたいと感じているのは、自分なんです。

それは、また傷つきたくない。また傷つくのが怖い。そう思う気持ちなんですね。

でも、あなたの大切な人は、あなたを傷つける存在なのでしょうか?
あなたは、あなたを平気で簡単に傷つけるような人を、大好きなのでしょうか?

きっと、違いますよね。
傷ついた過去があると、不安になって当然です。一度転んで痛い思いをすると、もう転びたくない、と思って慎重になりますよね。当然のことです。

でも、忘れないでくださいね。
あなたの本当に欲しいものは、なんですか?
あなたの本当に望む幸せは、どんな姿ですか?

あなたの望む幸せが、どんな形であれ、今と違う形になるのであれば、変化が必要ですよね。
慣れていないこと、慣れていない環境には、不安と緊張が出てくるかもしれません。

それでも、あなたという存在が、あなたの望む幸せを手にする価値がある、それがふさわしい、そんな素晴らしい存在であることを、どうか、忘れないでくださいね。

不安なときは、いつでもお話し聞かせてください。
前に進む勇気が欲しい時には、是非お手伝いさせてください。

あなたが溢れんばかりの幸せにまみれていますように!

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