男性が別れたくなる時　～突然の別れ話！？～

男性は役に立ちたい生き物。

突然、別れよう、と言われてしまう時、一体何が原因なの？って、パニックになって探してみても、これと言って思いつくような、思いつかないような…心当たりがあるような、無いような…っていう状態だったりするのではないでしょうか。

でも実は、自分にとっては「突然別れを告げられた」って感じていたりしますが、実は相手から「突然今日思い立って別れたくなった」ということはないのです。前々から、不満が募っていた、というのが殆どです。

そんな「突然の別れ」にならないように、日頃からできること。今日はこれをお伝えしたいと思います。

役に立ちたい！

そもそも男性は、女性が思っている以上に、役に立ちたい生き物なのではないでしょうか。

私も昔は男性心理なんて全然わからなくて、女性である自分を基準に、私が○○だから、男性も○○だろう、と同じように考えていました。

でも意外と、女性と男性とでは、感じ方が結構違ったりするんですね。

その中でも女性が誤解していること、それは、男性はとても役に立ちたい、役に立つことに喜びを感じている、ということ。言い方を変えると、役に立てないと男性が感じている時、女性が思う以上に致命的だったりする、ということです。

女性側が気付いていなかったり、深刻に受け止めていなかったりするからこそ、彼から1～2度伝えられたくらいだと、見逃してしまう、受け流してしまう、ってことあったりします。そんないくつかの例を挙げてみたいと思います。

関係を壊してしまう気付かぬ行動

「ありがとう」と言わなくなった

付き合い始めた頃は、彼のしてくれることなんでも「ありがとう！」と満面の笑みで伝えられていたりします。それは、彼に会えるだけでも嬉しい、そんな彼が何かをしてくれている姿に嬉しさ倍増するんですよね。

飲み物を買ってきてくれた！「ありがとう！」
駅まで迎えに来てくれた！「ありがとう！」
ランチをご馳走してくれた！「ありがとう！」

一緒にいる時間が長くなると、いつしかそれが、当たり前、いつもと同じ光景、となってきて、気持ちがだんだん「当然だよね」って想いが強くなってきてしまったりします。

もちろん彼だけじゃなく、自分の方も彼のためにいろいろやっているからこそ、なのかもしれないけれど、些細なことに「ありがとう」が薄れていってしまったりするんですね。

こんな時、男性は「当たり前って思われてるんだな～」「俺のすること、そんなに興味無いのかな～」なんて、寂しさを感じてしまったりするようです。

これはきっと男性だけじゃなく、女性も同じように感じる瞬間ってありますよね。「ありがとう、くらい言ってくれたっていいのに！」って。

そんな時は、今まで彼のしてくれたこと、ちょっと振り返ってみると良いですね。彼に感謝していること、具体的な出来事を思い出して、「あの日、そういえば彼、○○してくれたな～。全然期待してなかったからびっくりしたけど、彼の愛情を感じられてうれしかったな～。」というような、具体的な詳細を思い出して、あなたがどう感じて嬉しかったのか、書き出してみてください。ちょっとマンネリ化し始めていた心が、再び動き出しますよ。

つまらなさそうにしている

彼女が自分と一緒にいてつまらなさそう。

いつもハイテンションでいる必要もないですし、笑顔をキープし続けるのだって疲れちゃいます。静かにしている時間があってもいいし、ぼーっとリラックスしている時間があってもいい。むしろそれは、彼も自分の彼女がリラックスしてくれているのは嬉しいと感じますよね。

つまらなさそう、というのは、不機嫌な状態だったり、反応が薄い・反応が無い状態だったりするのかな、と思います。

彼女に不機嫌でいられると、彼はどうしていいのかわからなくなってしまうんですね。不機嫌でいるには不機嫌になる理由って必ずありますよね。そしてそれが彼に伝わっていない、彼にはイマイチよくわかっていない、っていう時、女性側は「わかってくれない！」っていう不満、男性側は「全然わからない、なんで？」っていう状態が平行線のままなんです。

この平行線が続くのって、お互いがシンドイんですよね。

「わかってくれない！」って感じる時は「わかって欲しい」時ですよね。心の世界では、自分が欲しいものは自分から先に与えましょう、といいます。これをこの場合に当てはめるなら、今この状況で彼は何を「わかって欲しい」と感じているだろう？私が彼をわかろうとしていなかったところって何だろう？と思ってみると、平行線だった2人の関係が、少し傾いて動き始めることがよくあります。是非一度、チャレンジしてみてください。

また、反応が薄い・反応が無い、という時、恥ずかしがり屋さんはちょっと意識してみられると良いかもしれません、ちょっとだけいつもの反応に5割増し程度で反応するってことを。それすらも恥ずかしい、と感じられる時は、その「恥ずかしいと思っている気持ち」をそのまま彼に言葉にして伝えてみるのも良いと思います。

心の内を伝えてくれるって、とっても信頼されている、って感じたりするものですよ。

何度も同じことを疑う

ステキな彼だと、不安になっちゃうこと、ありますよね。

○○くんが女の子と歩いてるところ見かけたけど、大丈夫？なんて友達に言われたり
同じ職場の○○さんと昔付き合っていた、なんて聞かされたり

そんな時って、彼がステキで、彼が大好きだからこそ、不安になってしまったりするものです。

一番いい解決法は、彼に直接聞いてみる。
他の人の言葉ではなく、彼の言葉として、聞いてみることなのかな、と思います。

そしてそれが、ただの誤解だったとしたならば、彼を疑うことを止める、私を好きでいてくれる彼を信じる、ってことをしてみられると良いですよね。

しかしそこで、どうしても不安で不安で、彼に何度も、本当に何でもないの？まだ会ってるんじゃないの？隠し事してるんじゃないの？って疑いを彼にぶつけてしまうと、彼は自分が信用されていないと感じます。

彼がひた隠しにして、本当に何かしているのなら、別れる方があなたのためなのかもしれませんよね。

彼が何も悪いことはしておらず、それでもあなたに疑われ続けるのだとしたら、彼は疑われることに対して、自分が信用されない悲しさと寂しさ、そして自分の不甲斐なさ、大切な彼女を苦しめてしまうやるせなさを感じるかもしれません。

ただあなたの疑いが強い場合、彼は無いものを証明することってできないんです。

この場合は、あなたが彼を信じられない…もっというと、彼を信じられない、という気持ちに陥っている時のあなたの心理状態は、あなたがあなた自身を信じられない、という状態になっていたりするのです。

その原因になっている心の痛みを癒してあげることにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

男性の好きな女性はこんな人

最後に、一般的に男性は女性に比べて感情表現が薄い人が多かったりします。それは成長過程で感情を抑圧することを求められて育ってきているという背景があるので。なので、感情豊かな女性を好む男性は多いです。

笑顔の女性
美味しいものを美味しそうに食べる女性
感動して泣ける女性

女性は、男性にリードして欲しい、と考える人も多いかもしれませんが、パートナーシップは案外女性の方がリードしやすかったりします。

自分を幸せにする、という視点で、自分の心と繋がって、彼との素敵な関係を深めていけると良いですね。
これは私自身も日々意識していることです。
一緒に取り組みましょう。