自立と依存?男と女?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

女性と男性って、生物学的にも違うし、考え方や感じ方も違ったりします。どちらが良いとか悪いとか、優れているとか劣っているとか、そういう問題ではなく、ただ違う、ということ。

今日はそんな違いを取り上げてみようと思います。

女性性、男性性、というものが私たちの中にはあったりします。

これは、性質・特徴のようなもので、男性だから男性性、女性だから女性性、というわけではなく、女性の中にも男性性があり、男性の中にも女性性があります。

一般的には、男性の中には男性性が高めにある傾向が強いですし、女性の中には女性性が高めにある傾向が強いのだとおもいます。

依存と自立、という概念も心の分野ではありますが、依存が女性性的、自立が男性性的であると捉えられます。なぜ、「女性性的」「男性性的」なのかというと、実は、依存も自立も、真の女性性でも男性性でもないのです。

目次

男性性・女性性

そもそも、女性性・男性性って何なのか、というところが問題ですよね。いくつかの特徴を挙げてみます。

女性性

やわらかさ・あたたかさ・優しさ・サポート力・慈愛・理解すること・受け取ること・受け入れること・感情・直感・美しさ・母性・育む・順応性・適応力・純粋さ・共感・傾聴・情緒・流れ・ゆだねる・癒し・形ないもの

男性性

力強さ・たくましさ・責任感・硬さ・与えること・粘り強さ・統率力・リーダーシップ・論理的思考・決断力・行動力・持続力・一歩前に出る力・大胆さ・計画性・合理性・冷静さ・客観性・自己主張・冒険・リスクをとること・形作る力

男性性・女性性は、ひとりの人間の中にどちらの要素も持ち合わせているものなのです。それらがバランスよくある場合、とてもいい状態でいろんなことが回っていることが多かったりします。

カップルでいる時も、女性性の高い女性と、男性性の高い男性が一緒にいると、良いバランスがとりやすいですよね。

男性性に傾いている時

女性も男性も、両方に当てはまりますが、男性性が強い状態だとこんなことが起こったりします。

感情を表に出さない

感情を見せることに抵抗があったりします。感情は、ポジティブに傾けば、同じだけネガティブにも振れるので、片方だけを見せる、感じる、ということが難しかったりします。

泣かない、怒らない、感情的になるのは無駄だ、なんて感じている男性性の強い人は、喜びを表すことも苦手だったりします。男性で怒っているわけでも無いけれど、顔が怖い、なんて人は普段から感情を表に出すことを避けているのかもしれませんね。

また、感情を表現することに対して、弱さをさらけ出すような感覚になり、嫌がる傾向もあります。男性性は、強さや逞しさがキーポイントなのです。特に男の子は、子どもの頃から「男の子なんだから泣くのやめなさい!」なんて言われたりします。

女性は女性性が高い場合が多いので、泣いたり笑ったりすることに抵抗が少ない人もいますが、男性性の高い女性は感情を表に出すことが苦手だったりするケースも多いですね。人前でなんて絶対泣かない!なんて…私も昔は思っていました。男性性が強いと、感情を表すことに恥ずかしさを感じたりしますね。

問題解決思考

女性は横のつながりを大切にする傾向が強いので、話にオチが無くても話が弾むし、ただただ報告や、ただただ話して聴いてもらって心が落ち着く、なんてことがあったりします。この場合だと、共感力が必要になってきますよね。

でも多くの男性は、女性の話に対して「うんうん、そうだね、大変だったね、よく頑張ったよね~」なんて返事はなかなか難しかったりします。なぜならそれは、男性性にとって問題とは解決するべきものであり、共感力よりも、問題解決能力、論理的に分解分析する力、の方を働かせるのです。

これ、案外カップルの中で大きな喧嘩の元になる部分であったりもします。

男性は決して女性をバカにしているわけではないけれど、女性が困っていたり大変だという話を聞かされると、解決を目指すんですね。

しかし話している女性側は、解決してもらうことを望んでいるわけではないことの方が殆ど。ただただ自分の話に耳を傾けて欲しい。そうして聞いてくれるだけで、なんだか安心する、愛されていると感じられる、ということがあります。

これが男性にはさっぱり理解できず、どこに行きつくのか先の見えない話に耐えられなくなってしまうことってとても多いんです。

実はこれ、男女間だけでなくとも、女性同士でも時々起こるんですね。男性性の強い女性は、永遠と続く落ちの無い話に耐えられない、と感じる方もいらっしゃいます。

これも、どちらが良い悪い、というものではなく、違い、なので、上手く関係性を築いていく上では、2人で時間を決めたりしてコミュニケーションを取っていくことをご提案する、なんてこともあります。

2人のやり方

男女の違いが原因で、パートナーシップが上手くいかない、ぶつかってばかり、お互い理解できない、理解してくれない、というお話しはよく伺います。

パートナーシップのモデルって、自分の親なんですよね。そのやり方を、自分の育ってきた家族とは全く違う世界にいたパートナーに当てはめようとしても上手くいかないことってたくさんあるんです。

お互いが、違いを理解して、関係性を2人で築いていく、というところに意識を2人が向ける必要があるし、そんなことをそもそも意識しない相手だとすると、心のことをより知っているあなたがリーダーとなり、関係性をリードしていくことが望ましいんですね。

正しいとか、正しくないとか、そんなことは結果論であり、2人のやり方は、2人が2人で作っていくもの。

お2人が、幸せな関係性を築いていけるよう、いつでもサポートいたします。
行き詰ってしまった時は、遠慮なくご連絡くださいね。

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