別れを告げる側、別れを告げられる側 -1-

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

恋愛の終わりがくる時、どちらかが、別れを告げるし、どちらかが別れを告げられる。

今回は、別れを告げる側の心を見ていきたいと思います。

目次

別れを決める時

別れを告げられた側は、時に、ある日突然フラれた、と感じることがあったりします。実際、カウンセリングでもそんなお話しを伺うこともあります。

しかし、別れを告げる側が、ある日突然、大好きだった相手と「あっ!良いこと思いついた!彼女(彼氏)と別れてみよっかな~!」なんてことにはならないんです。

別れを切り出す側には、何かしらずっと不満があった、ということ。

「だったらもっと早く言ってよ!」って別れを告げられる側は思うかもしれませんが、きっと別れを告げる側は伝えているんだと思うんです。はっきり言葉にしているかどうかはわかりませんが、何らかのサインを送っていたり、会話の中、一緒にいる時の態度、いろんなことを振り返ってみると、あれがそうだったの?なんてことが実はあちこちにあったりします。

そもそも相手に惹かれ、相手をもっと知りたい、もっと一緒にいたい、と思う気持ちが無ければ恋愛は成立しないのですから、別れを告げる側だって、相手のことが大好きだった時はあったんですよね。

そんな大好きだった相手と、お別れすることを決めて伝える。とても勇気のいることです。だって大好きだった相手を傷つけてしまうかもしれないですから。それでもきっと抱えきれない何かがあり、上手くやっていくのは難しい、愛し続けるのが難しいと感じたからこそ、お別れを告げる。これを決断する時、とても罪悪感を感じるはずです。自分がとても酷い人間のようにも感じるかもしれません。相手を傷つけてしまう加害者のように自分を感じることでしょう。どんな理由であれ、別れを決めなければいけなかった原因を抱えきれず、上手くやっていけない、愛し続けられない自分を不甲斐なく思ったり、ダメな人間に感じたりするでしょう。

別れを告げる時

別れを告げられる方は、別れを告げられた時、理由を知りたくなりますよね。当然のことですよね。

でも、別れを告げる方は、なるべく相手を傷つけないように告げたいと思うものです。だから100%本当の理由をダイレクトに…言うことは殆ど無いかもしれません。だって大好きだった相手と、恋愛関係を解消したい、とまで思う理由、きれいに美しくはなかなか片付きませんよね。

別れを告げる側が、きれいな美しい理由を伝えるのは、大好きだった人をなるべくなるべく、傷つけないようにするため。それは別れを告げる側の最大限の優しさです。

そんな優しさ…欲しくない!

って、別れを告げられる側は思うかもしれませんね。確かに、私が同じ立場でも、そう思うと思います。

加害者意識を感じている、別れを告げる側も、実は別れを告げられる側が思っている以上に、苦しんで傷ついている、ということは知っておかれると良いかもしれませんね。

別れを告げられる側が、苦しみ悲しみ傷つくのと同じくらい、別れを告げる側も、苦しみ悲しみ傷つきます。だってそれは、大好きだった人との関係に、終止符を打つ、と決め、それを自分だけならず相手にも伝えて受け止めてもらう必要があるから。

私たちって、自分を苦しめることは自覚無く平気でやります。だけど、相手を傷つけたり苦しめたりすることをわかっていながら平気でできるって、多くの場合無いんですよね。

目の前で、自分の言葉で顔色が変わっていく相手を見ている時、どれほど自分が酷いことをしているか、それを否が応でも感じるのは他でもない、別れを告げる側なんです。

「なんで?」「ごめんね、直すから!」「もうちょっと頑張りたいよ。」「別れたくないよ。」

別れを告げる方の意思が強ければ強いほど、相手からのこれらの言葉が、どれほど苦しいのか、辛いのか。

だからこそ、直接相手に別れを告げられず、メッセージ一言、とか、フェイドアウト、なんてことが起こったりします。

別れを告げられる側としては、別れ話にちゃんと会ってくれないなんて…と無価値感を感じてしまう場合もありますが、蔑ろにしているどころか、別れを告げる側も大きな罪悪感に自分が潰れそうになっていることが多いようです。

別れた後

別れた後、別れを告げた側が相手をすぐに忘れるかと言ったら、実はそうでもないんですね。加害者意識を感じる罪悪感って、なかなかそう簡単には消えません。

自分が寂しくなって連絡してしまったり、相手が寂しがっていないかと連絡してしまったりする、なんてことが起こったりします。罪悪感を感じているので、罪滅ぼしをしなくては、という想いが働いたりもします。

しかし、別れて数週間で復縁…このケースは復縁しても良い状態で長続きするのは難しいかもしれません。なぜなら繋がりが寂しさを埋めるためや、罪悪感を薄れさせるため、というような、マイナスをゼロに近づける、という感覚で繋がる形になるケースが多いからです。

結局、別れを決めた側の、別れを決意した原因が解消されない限り、復縁は難しいのです。

恋愛で、別れがあるって、決して特別なことではないです。しかし、やはりその局面は傷や痛みを感じることの方が圧倒的に多いです。それは、フラれた側だけではなく、別れを告げた側も、罪悪感や加害者意識を抱えることに多かれ少なかれなるでしょうし、それが大きければ、相手を傷つけてしまった自分はもう幸せになってはいけないんではないか、とずっと罪を抱えたままになることだってあります。

どんな理由であれ、その痛みや傷を感じているのであれば、ご自分のためにも相手のためにも、ケアしてあげること、選択肢に入れてみてくださいね。

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