今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
浮気問題や、音信不通や、恋愛がこじれて、関係性が上手くいかなくなった時、多くは相手を責めます。当然のことですよね。私も散々責めてきました、過去の関係の中で。
今だって、パーフェクトではありません。今の彼と、お互い疲れている時なんかは、短い時間かもしれないけれど、ギクシャクする瞬間がやっぱりあって、瞬時に、だって彼が!って、相手のせいにしている自分に出逢う瞬間、あります。
だけど、相手を責めている時って、無意識ですが、実は同じくらい、もしくはそれ以上に、私たちは自分を責めているんです。
カウンセリングで、上手くいっていない恋愛のご相談をいただく際、既にご自身でご自分の状況を客観的に把握していらっしゃるクライアントさんは、「私が悪かったんです。」なんておっしゃることも多々あります。
そんな風に、関係性を振り返ることができていて、冷静に、ご自分に非がある、と認められるって、なかなかできることではないです。素晴らしい事だと思います。
でもこんな風に、自分の非に気付くと、何が起こるのか。
わかりやすく自分を責める気持ちが自分の中で大きくなるんです。
今までは無意識下でしていたことが、表面に浮き出てくる、というイメージです。
なので、自覚できたこと自体は、ある意味良いことでもあるんですね。だって無意識下でやり続けていると、自覚ができない状態で、自分を責めるので、止めようがないんです。
しかし、表面化すると、
何もかも、今までの自分がダメなように感じる。
あれをしてしまった私もダメ
これをしてしまった私もダメ
あれができなかった私もダメ
これができなかった私もダメ
片っ端から自分に対するダメだしのオンパレード
反省する、なんて言葉では実際のところ言い表せないほどの、自分に対するダメだし。
心の中で起こっていることなので、ビジュアル的には自分を責めているだなんて他の人からは見えないけれど、心の中ではもう自分のことを自分でサンドバッグにするかの如く、ボッコボコにしているんです。
じゃあそれの何がいけないのか。
いけない、というよりも、それがご自身にとってどれだけの弊害をもたらすか、と思ってもらった方が良いかもしれませんね。
まずね、心の中で、自分を自分でサンドバックのようにボッコボコにすることにより、自分に対する自信が地に落ちるんです。
自信が無くなる原因は、相手の行動ではないんです。
自分自身が、自分を地に落としているんです。
こんな自分だから、あの人は私を裏切った。
こんな自分だから、あの人は私に酷い扱いをした。
こんな自分だから、あの人は私に嘘をつく。
こんな自分だから、あの人は私から離れていく。
相手のあの人、あの人が私にしたことだから、私は悪くない、あの人が悪い!
あの人のせいで私は傷ついた。
あの人に私は傷つけられた!
あの人のせいで、私は自信を無くしたの!
私が自信を無くしたのは、あの人のせい!
私を地に落としたのは、あの人なの!
そう思いたい。
心底、そう思いたい!
だけど、そう思いたいけれど、
やっぱり自分の中で、「こんな自分だから」って想いは消えないんです。
「こんな自分だから」って想いが消えていない状態で、例え彼が戻ってきたとしても
また自分は捨てられるんじゃないの?
また彼は私から離れていくんじゃないの?
なんて想いが消えなくて、疑って、ビクビクして、どうにもならなくなるんです。
だからこそ、「こんな自分だから」をケアしてあげる必要があるんです。
そもそも自分は、本当に「こんなダメな自分」なのか…
そこに疑いを持っていただく必要があるんです。
私たちが、自分をダメだと思う時、大体誰かと比べていますよね。
あの人にはできているのに、自分にはできていない、とか。
あの人は上手なのに、自分はとても下手だ、とか。
その時比べている、あの人の姿と、自分の姿。
コンディションのいいあの人と
コンディション最低の自分を、私たちは比べるんです。
それはどう頑張っても勝ち目はないですよね。
自分から負け戦に臨んでいるようなもの。
これも、自分の自信を自分で地に落とす行為ですよね。
じゃあどうして、そこまでして、自分を「ダメな自分」にしておきたいのでしょう?
自分から自信を奪って
自分をダメな存在に貶めて
自分を幸せから遠ざける
こんなこと、自分自身に対して意識的にはしませんよね、普通。
でも、無意識の自分は何故かそんなことを自分に対してしてしまっている。
そこには何か、必ず無意識の自分が、無意識的に、自分に罰を与えている理由があるんです。
自分を信じない理由
自分を良い存在だと感じられない理由
自分を幸せにできない理由
それはほとんどの場合、どこかのタイミングで始まってしまった誤解。そこからスタートしているのです。
幼少期、親が躾の一環で、これをしてはいけません、なんて叱られた時、私は嫌われているんだ、なんて感じた心の痛みが今だに原因として癒されていなのかもしれません。
妹や弟が生れる時、お母さんが数日入院した際、私は捨てられたんだ、なんて感じた悲しみが、今もまだ心に残ったままなのかもしれません。
もしそんな痛みや悲しみが心に残ったままだと、今もまだ、その痛みや悲しみが癒えていないから、似たような出来事が起こらないよう、傷がこれ以上悪化しないよう、自分を防御しようとしますよね。
自分を防御しようとすると、人を自分に近づけるよりも遠ざける方が安全だと感じます。
手を切らないようにしよう、と思うと、刃物を使わないのが一番の方法。それでも、紙でも手を切る、なんてことが起こると、紙も排除しなければならない。そんなことをしていると、身の回りから手を切る可能性のあるものはどんどん消えていく。というようなイメージです。
するとね、パートナーと幸せに暮らしたい、と思っていても、パートナーとの距離が近くなればなるほど、怖れが出てくるんです。
嫌われたらどうしよう。
捨てられたらどうしよう。
そんなことばかり思っていると、嫌われる理由を一生懸命排除しようとします。捨てられる理由を一生懸命排除しようとします。
どんな方法か、気付きましたか?
パートナーと近づかなければ良い。
パートナーがいなければ良い。
そしたら、嫌われる心配も、捨てられる心配も無くなるんです。
とても矛盾していますよね。
あなたが本当に欲しいのは、どちらでしょう?
パートナーと幸せに暮らす?
傷つくのを怖れて、独りの世界を選ぶ?
どっちを選んでも、あなたが心から幸せだと感じられる瞬間があれば、それでOK。
この人を自分のパートナーに、と選ぶのもあなた。
このパートナーを愛する、と決めるのもあなた。
この人と一緒に、2人で幸せになる、と決めるのもあなた。
あなたには、それを決める価値も、その力も、あるんです。
それをあなたが自分で信じられる要素は、すべてあなたの中に詰まっています。
もうあなたは、何もかも、すでに持っているんです。
後はそのすべてが、あなたの中にあるってことに気付くだけ。
あなたが幸せにならないわけはない。
そんなあなたの、まだご自身で気付いていない、あなたの幸せの扉を開けるお手伝いをしています。
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