恋愛心理学講座 「大人のニーズを扱う」

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

6月8日(土)19:00から、母校、神戸メンタルサービスの心理学講座で、講師をさせていただきます。

今回のテーマは、ニーズについて。

大人のニーズを扱う
~自立心の裏に隠れた巨大なニーズに触れてみる~

あなたは、ご自分のニーズに気付いていらっしゃいますか?

ニーズって、そもそも何?

頭で考え始めると、なんだかわかるようでわからない。ハッキリこれ!と言葉にしようと思うと、なんだろう?なんてグルグルと思考の罠にハマりそうになりますね。

私もちょっとハマりかけましたよ。なので、検索してみました。そしたら、ビジネス用語として最初に出てくるのですね!ちょっと意外でびっくり!

ビジネス用語では、ニーズ(needs)、とセットで、ウォンツ(wants)、というのがあるのですね!

話が脱線しましたが、今回、恋愛心理学講座で扱う「ニーズ」とは、欲求、要求、喉から手が出るほど欲している・必要としていること、を中心に考えていこうと思っています。

「腹が減っては戦はできぬ」なんてことわざがあるように、お腹が空くと私たちは動けなくなるし、睡眠が減ると日々の生活に支障が出てきますよね。これらって、だれでも持っている生きていくために必要最低限満たされなければならない欲求。

それと同じように、私たちは「愛されている」という感覚が持てないでいると、日々の生活に支障が出てきます。

講座は、恋愛心理学講座ですので、恋愛・パートナーシップを中心に話を進めていきますが、

恋愛とは関係ない日常生活の中でもやはり同じで、自分なんて愛されていない、という感覚が強くあると、生きづらさ、というのが非常に強く大きくなってしまいます。

だから、ニーズとして
「もっと私を愛してよ!」
「もっと私のことわかってよ!」
「もっと私のこと助けてよ!」
という想いがフツフツと湧き上がって怒りとなり相手にぶつける形となってしまうのです。

しかし、怒りを爆発させる形で相手にぶつけても、
なんでやってくれないの!?と前面から理解してもらおうとしても
もう言わなくたってわかるでしょ!と悟ってもらおうとしても

残念ながら多くの場合は上手くいかなくて、イライラしたり、相手との関係性が余計に悪化したりしてしまうこと、ありませんか?

表面的なコミュニケーションの問題、という部分もゼロではないかもしれませんが、
そもそも自分のニーズに自分が気付いていない時、それを自分で表現するってできないんです。

私自身もよくありました。

以前は自分のニーズ、自分の本当の気持ちにすら気付いていなかったので、付き合っていた人が目の前から歩いてくる女性を見ていたら、不機嫌になる、ってこと。

そもそも不機嫌になること自体、カッコ悪い、と感じて、不機嫌になっていない風を装っていても、やっぱり不機嫌オーラって漏れ出るんですよね。

どうしたの?機嫌悪いね。

悪くない!

なんか怒ってるじゃん。

怒ってない!

ほら、怒ってるじゃん!

あなたが悪いのよ!なんでわからないの!?

なんだよそれ、わかんねーよ!

こんな会話をよく繰り広げていたような気がします。

怒っていることには気付いてくれても、なんで怒っているかは気付いてくれない。
だいたいあなたが間違ったことをしているから私が怒っている。
怒らせたのはあなたなんだからね!

というのが私の言い分だったけれど、

じゃあなんで、私は怒ってるの?という本当の理由には自分ですらも気付けなかったんです。

あなたがよそ見してるからでしょ!
そう思っていたけれど、じゃあどうしてよそ見していたら私は怒っていたのか。

そもそもの原因はそこ。

あっちの女性の方がステキだって思っているんじゃないの?
私より、あっちの女性の方が魅力的だと思っているんじゃないの?
私じゃなくて、あっちの女性と一緒にいたいって思っているんじゃないの?
私のこと、もう好きじゃなくなったんじゃないの?愛してないんじゃないの?

私は愛されていないのかしら?

私はあなたが他の女性をチラッと見たくらいで嫉妬してしまったり不安になってしまう程、あなたのことが、こんなに大好きなの。

この想いに、まずは自分が気づいていないと、彼に伝えられないんです。彼もわからないんです。

自分の中で、「私は愛されていないのかしら?」という不安を抱えているとするならば、
機嫌の悪い彼女を目の前にして、彼が「愛されてるな、オレ!」なんて思うわけもなく、
彼だって同じように「なんかわからないけど、どうやらまた彼女を怒らせたのかもしれない。こんな俺には彼女もそろそろ愛想つかすだろうな、嫌いになったかもな。」って、彼だって同じように自信を無くすんです。

お互いに、
こんな自分をもっと愛して欲しい
もっとわかって欲しい
もっと助けて欲しい

そう感じているけれど、それが上手く表現できない。

なぜならそれは、自分すらも自分の本当に欲しいことが何なのか、自分でわかっていないから。

相手に何とかして欲しい、と思っている時は、
自分が自分としっかり繋がっていない時で、自分を自分でわかろうとしていない状態になっています。

子供の頃は、それでも親が、上手じゃなかったかもしれないけれど、なんとか頑張ってくれていた。

大人になったら、自分の世界を自分の心地いい空間にしていくため
まずは自分で自分に繋がって
自分で自分を理解してみる、というところに目を向けていくと
確実に、自分の心地いい空間は広がっていきます。

一緒に学んでみませんか。

 自分のニーズに振り回されてシンドイ

 身近な人には悪魔のような嫌な自分が登場するのを何とかしたい

 夫や彼がわかってくれなくて、自分はいつもイライラしている

 甘えている人を見ると、そんなこと自分でやりなよ!って言いたくなって腹立たしい

 いつも我慢させられているのは自分だ、と自分ばかりが損している気分になる

 なんで自分ばかりこんなことしなきゃいけないの!?って感じて周りにうんざりしている

 周りの人は気遣いが足りない、自分勝手だ、って思い、気分が悪い

 ものごと正論が大事で、感情なんて伝えたって無駄だと思っているけど、何故か関係性が良くならない

神戸メンタルサービス 恋愛心理学講座

日時:6/8(土) 19:00-20:50
テーマ:『大人のニーズを扱う ~自立心の裏に隠れた巨大なニーズに触れてみる~
講師:青山リナ

会場:ZOOM
料金:一般¥4,400 会員¥3,300 (会員は入会申込み¥3,300が必要です)
お申込み:6/7(金)15:00締切 
お支払い:6/7(金)15:00締切 

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