自分の人生を生きる

私たちって、子供時代は親が大好きだったんですよね。

記憶にあったかどうかわかりませんが、親が嬉しそうにしていると子どもだった自分も嬉しく笑顔になる、なんてこと、多々あったんです、そんな時代が。

だからこそ、もっと親を喜ばせたい、もっと親を幸せにしたい、もっと親に気に入られたい、もっと親に褒められたい、というような想いを持ちやすく、自分がしたいことよりも、親の意向を優先させる、ということをします。

子どもなら多かれ少なかれ、誰でもするんじゃないでしょうか。

しかしそれが、自分のしたいことと大きくズレていると、とてもシンドイと感じたりするんですよね。

例えばスポーツが大好きな子どもが、野球やサッカーや水泳が好きで、身体を動かしたいけれど、親の望みは勉強すること、だとすると、動かしたい身体を必死に椅子に座らせて勉強させる、ということを頑張るんだけれど、どれほどシンドイでしょうね。

スポーツという自分の望みやワクワク心を抑え込み、勉強に取り組んでいく。
上手くいけば親に喜ばれ、もっと自分を抑え込むことになるかもしれません。
上手くいかなければ、親を全然喜ばせることができず、望む評価もされない、だからもっと頑張らねば、とより自分を抑え込む。

どちらにしても、自分にとっては苦しみが増す方向にしか進まない。

これが板についてしまうと、大人になっても誰かに合わせて生きるか、もしくは自分の望みを放棄して、自分の欲しいものを選ばない、目を向けることもしない、なんてことが起きるんですね。

不思議な話に聞こえるかもしれませんが、実はこれって、安全、なんですね。

だってもうずっと長い間このパターンを持ち続けているから。
このパターンで行きつくところって、その人にとってはわかっているんです。
それって、安全なんです。

でもワクワクって、どうなるかわからない未来だからこそ、ワクワクするんです。

安全ではないんです。

「自分の人生を生きる」

これって、自分が好きなことをする、自分が選んで自分で決めて、自分で作って自分が成長していく、っていうこと。

それって、素敵なことで、素晴らしいことなんだけれど
失敗したらどうしよう、と考えると
怖いって感じることでもあったりするんですよね。

「自分の人生を生きる」と決める

勇気が要るのかもしれません。

それでもきっと、価値のあるものなんじゃないかなって、思うんです。

そんなあなたを、全力で応援しています。