攻撃されるのが怖い心理

人前に立つのが怖い
矢面に立つのが怖い

多かれ少なかれ、誰にでもある怖さなのかもしれません。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

誰だって攻撃されるのは嬉しくは無いんですよね。

しかし「攻撃されるに違いない!」と思う度合いは人によって全然違ったりします。

1対1で話している時には結構平気でいろんなことが言えちゃう。
だけど、インスタ用のリール動画でも作ろう!となると、不特定多数の人が見る可能性がある。
すると、こんなこと言ったら変だと思われるんじゃ…あんなこと言ったら叩かれるかも!あ~どうしよう!と怖くなってしまったりする。

この気持ち、全然おかしいことではないんです。

目次

正体不明は怖い

正体不明な状態って、私たち人間は皆怖いんです。
危機管理能力の1つですよね。

夜中、窓の外でガサゴソと音がする。
怖くて当然ですよね。
泥棒だったらどうしよう!と不安になるかもしれません。

そういえば昔、まだ私が小学生になったかなってなかったか…
母が家の鍵を閉め忘れたのか何かで、夜、近くに住んでいた祖母にも来てもらって、母と祖母と私で、恐る恐る家の中に入ったことがありました。一応何も荒らされているとか変わったことは無く、ちょっとホッとした瞬間、玄関の扉がガタガタと誰かが開けようとしている音がしたんです。

その瞬間、みんな、すごく緊張した状態になって、私も心臓が飛び出そうになるくらい怖かったんです。

何ごとかと思えば、祖父が後から「大丈夫か!?」と駆けつけてくれて、玄関を開けようとしたら内側からカギをしてしまっていたので開かずにガタガタやっていた、というわけだったのです。

結果何ごとも無く終わったのですが、わからないってそのくらい怖い心理状態が働くんですよね。

1対1で相手が見えていて、相手の表情が読み取れる状態だと、笑っているのか、怒っているのか、わかりやすいので安心感が生れますが、不特定多数に発信する場合は相手が見えません。手探り状態でわからないのが怖さに繋がります。

怖れと攻撃性

怖れがあると、攻撃性が出てきます。

先ほどの私が小学生頃のお話し。

祖父が玄関の扉をガタガタやっている、というのがわかれば、安心して玄関の扉を開けることができるのですが、ただ玄関の扉がガタガタと音を立てている、と思うと、あなたなら何をしますか?

野球のバットを手に持ったり、ほうきを手に持ったり、何かしら自分の身を守るために攻撃できるものを手にする、って典型的ですよね。

怖れを強く感じている時ほど、攻撃性も大きくなるわけです。

しかし、扉の外の祖父は、まさか家の中にいる私たちが、そんなほうきやバットやら、そんな危なっかしいものを手に、祖父を警戒してかまえている、なんて夢にも思いませんよね。

心の仕組みも実はこの構図ととてもよく似ていて、
攻撃性を抱えているのは自分自身であって、相手ではないんですね。
自分の攻撃性に自分では実際のところ気付いていないけれど
自分だったらこのくらい攻撃するだろう、と思う気持ちが、相手からもこのくらい攻撃されるだろう、と相手の存在に映し出されているんです。

相手を責めているのも自分を責めているのと同じ

自分の存在が悪いものだと感じている時、相手に攻撃される、という気持ちは持ちやすくなります。

自分の存在が悪いものだと感じている時は、自分の存在を否定して、心で自分を責めている状態になっています。

「いやいや、私は自分を責めていません、悪いのはあの人です!あの人のせいで私は…!」

実際はこんな気持ちがあったりする場合も多いんですね。
でも、先ほどの攻撃性のお話しを思い出してみてください。

もしも家の中で玄関の扉がガタガタと音を立てている状態で、硬い野球のバットを頭上に掲げ、恐る恐る扉を開けたとたんにそのバットを振りかざし、相手に命中し、相手が「イテッ!」と言ったとしますよね。そしてその相手が祖父だと知ったら、どう思うでしょう?

「ごめんなさい」で済めばいいのですが、
罪悪感にかられ「おじいちゃんがそんなところにいるから悪いんじゃない!」と相手のせいにして相手を責める、という姿、容易に想像がつきませんか?

これって、「しまった!」と思う自分を責めているから「おじいちゃんがそんなところにいるから悪いんじゃない!」という怒りに変わるんですね。

「ごめんなさい」を「ありがとう」に変えてみよう

自分の中が罪悪感でいっぱいの時、「スイマセン」「ごめんなさい」の気持ちが溢れています。

人のものを奪い取った、とか、故意的に人を傷つけた、など、明らかに自分に自覚がある罪悪感というのは、自分に「ごめんなさい」を伝えるチャンスを作ってあげると良いかもしれません。

それ以外で、
モノを拾ってもらって、こんな私のためにお手を煩わせてしまって「申し訳ない」とか
ご近所さんによかったらどうぞと頂き物をして「とんでもない、スミマセン」とか
ステキですね、なんて言われて「いやいや全然ダメなの」とか
そんな受け取り拒否は

思い切って「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょう?

自分が逆に、人が落したモノを拾った時って、どんな気持ちで拾っているでしょう?
チェッ!なんで私があなたの落したモノなんて拾わなきゃいけないのよ!迷惑よ!なんて思っていたら拾いませんよね。
決して悪い気で拾っているわけではないはずなんです。
「落とした人が困らないように」
「無事手元に届くと良い」
そんな気持ちで拾っているのではないでしょうか?

ご近所さんに自分が何かあげる側に立った時、「喜んでくれると良いな」という気持ちがありますよね。

ステキな人にステキですねって伝える時も、伝えたい気持ちがあるから伝えるんですよね。

だとしたら、「ありがとう」と受け取ってもらうことが嬉しいとは思いませんか?

自分がしてもらう側になると、優しい人は謙虚さも働き、「スミマセン」「申し訳ない」「ごめんなさい」と罪悪感で返してしまう癖がついているようです。

思い切って「ありがとう」と受取った時、相手がどれほど嬉しい表情をしているか、見てみてください。

優しさと喜びの世界に生きる

同じ世界に生きている私たち。

だけど、隣の人はいつも笑顔でイキイキとしていて
自分はやりたいこともできず、なんで私だけいつも損してる…

そんなことを想うと、とても世の中不公平に感じます。
気分も良くないし、人を羨んで嫉妬している自分にまた腹立たしさを感じたりして、どんどん悪循環。

でも、毎日の小さな行動ひとつひとつで、自分の世界を変えていくことってできるんです。

あなたの心に優しさと喜びが増えれば増えるほど
あなたの世界は優しさと喜びで溢れてきます。

是非一度、試してみてください。

一緒に優しさと喜びに満ちたステキな世界を作っていきましょう。

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