「なぜいつも同じような失敗を繰り返してしまうのだろう?」
恋愛や結婚の中で悩みを抱えるとき、その原因が自分の無意識、つまり潜在意識にあることが少なくありません。潜在意識に隠された思い込みや価値観が、あなたのパートナーシップにどのように影響しているのか、一緒に見つめ直してみましょう。
今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
2025年、もう今年の目標や、今年叶えたい願いなどは決まりましたでしょうか?
あれが欲しい、これが欲しい
あそこに行きたい、ここに行きたい
あれをしてみたい、これをしてみたい、
やりたいこと、やってみたいこと、全部叶うと良いですよね。
私たちは誰しもが本来そんな自分のやりたいこと、やってみたいこと、自分を喜ばせる力を持っているんです。
それはもしかしたら、頭で考えているだけでは叶うアイディアって浮かんでこないのかもしれません。
なぜなら私たちの自分でも気づかぬ心の奥の方に叶える力を大切にしまい込んでしまっている。もしそうだとしたら、今年はそんな力を呼び起こして自分の望みを自分自身に形にしてプレゼントしてみませんか。
私のブログを読んでくださっている皆さんには、きっと「パートナーシップ」って、人生の中で大事なパートを占めているのではないでしょうか。
自分自身にステキなパートナーシップを育ませてあげましょう!
1. 繰り返す失敗パターンを掘り下げる方法
まず、あなたが経験してきた恋愛や結婚生活を振り返り、繰り返しているパターンがないか考えてみましょう。
- いつも自分が相手を支えすぎて疲れる
- 理想的だと思う相手に惹かれるが長続きしない
- 自分の気持ちを伝えられず、不満が溜まる
これらの背景には、潜在意識に刻まれた「愛されるためには○○でなければならない」「恋愛はこうあるべき」という信念が隠れている場合があります。
掘り下げのヒント
- 書き出し:同じような状況や感情を繰り返しているエピソードをリストにしてみる。
- 問いかけ:「私はどうしてこのパターンに陥るのか?」と自分に優しく問いかける。
- 心の声を探る:そのパターンが自分にとって「安心」や「慣れた感覚」を提供していないか見つめてみる。
掘り下げ実例
わたしは
いつも彼に合わせようとしているように思います。
合わせないと嫌われると思っている気がするんです。
余裕がある時は良い彼女のように見えるけれど、余裕が無くなると我慢して、不満いっぱいになっちゃって、凄く機嫌が悪くなるんです。
そうすると、彼と喧嘩になるか、1か月くらい会わなくなるか…そんな感じです。
そうなんですね。いつも我慢しちゃうのは苦しいですよね。
1か月くらい会わなくなるというのも、我慢している反動で、1人になりたくなるんですよね、きっと。
1人の時間を過ごすのも素敵なことですけど、きっと本当は、一緒に無理なく過ごせると、1人の時間も2人の時間も満喫できますよね。
そうなんです。本当は会いたい気持ちもあるし、できれば結婚したいとも思ってるんですけど、これじゃ結婚したら余計苦しくなるような気がして、結婚したいような、したくないような…って感じなんです。
ではこのお悩み、一緒に解決していきましょうね。
はい、よろしくお願いします。
今お伺いした
いつも彼に合わせようとしている
合わせないと嫌われると思っている
余裕が無くなると我慢して、不満いっぱいになって、機嫌が悪くなる
これらのパターンは、過去の経験や環境で形成された「愛されるための条件づけ」が関係しているのかな?と思うのですが、何か心に浮かぶことはありますか?
そう、私、母子家庭で育ってるんです。幼少期は、昼間母が働いている間、祖父母が面倒をみてくれていました。優しい祖父母だったんですけど、祖父母も自営業で仕事をしていたので忙しかったんですよね。だからなんだか迷惑にならないように、とか、邪魔しないように、とか、遠慮して過ごさなきゃ、いい子にしてなきゃ、という気持ちがあったように思います。
そうだったんですね。
私も母子家庭で育ったので、そのお気持ちは自分の事のように感じます。
迷惑にならないように
邪魔しないように
遠慮して過ごさなきゃ
いい子にしてなきゃ
真実ではないのだけれど、家族や身近な人との関係で、「良い子でいないと愛されない」と感じたことがあると、潜在意識に「相手に合わせなければ嫌われる」という思い込みを植え付けている可能性があります。この思い込みが恋愛でも繰り返されているかもしれませんね。
そうなんですね。子どもの頃のことなんて関係ないって思ってましたけど、恋愛に関係してるんですね。
子供の頃から、自分でも意識しているわけじゃないけれど、パターンが出来上がっているんですよね。なかなかこのパターンには自分では気付きにくいんです。
だから、自分を知るために、セルフワークではノートに書き出してみたり、カウンセリングではお話しを伺いながらポイントになるところを掘り下げることをしていくんですよ。
セルフワークでは、お手軽ですが、自分で考えながら進めるので、自分の思考癖を抜け出せないこともあります。
そんな時は是非カウンセリングを使ってみてくださいね。
そっか。心理学の本とか読んだり、YouTube見たり、いろいろ自分で学んで試してみたんですけど、自分で自分の事って確かに気付きにくいですね。
そうなんですよね。特に潜在意識とか心のブロックとか自分のパターンっていうのは、変化が苦手なので、見つかりたくなくて、セルフワークの時には気付いても意識的に見逃しちゃったりするんですよね。
カウンセリングではこのような形で実際にお話しを伺って進めていったりします。
では、
迷惑にならないように
邪魔しないように
遠慮して過ごさなきゃ
いい子にしてなきゃ
と思う場面で、心の奥底では何を恐れていると思いますか?
自分ではこのような心境になっている自分をどのように評価していますか?
ご自分の心に優しく問いかけてみてあげてください。
邪魔しないように
遠慮して過ごさなきゃ
いい子にしてなきゃ
ん~、なんかいつも怯えているような感じですね、私。
捨てられちゃう子犬みたい。捨てられちゃうことを怖がってるのかな?
こういう自分は自信なくて嫌ですね。
捨てられちゃう子犬。
わかります。私も内心そんな気持ちがすごく強くあることに気付いた時ありました。今でもゼロにはなっていないと思いますけど、昔ほど怯える感覚は無くなってきています。
この問題はやっぱり両親の離婚を経験した、というところには大きく起因しているのではないでしょうか。
両親の離婚で得た心の痛みはまた別で一度じっくり向き合ってみると良いかもしれませんね。
2. 潜在意識を書き換える実践
掘り下げをしてみると、自分のパターンが少しずつ見えてきます。
自分のパターンというのは、自分で自分を失敗させるためのパターンではなく、自分で自分を守るパターンなんです。だけどそのパターンは、いつも更新されているわけではないことがとても多いんです。
潜在意識は過去の経験や思い込みから形成されています。その過去に傷ついたり、もう痛い想いをしないようにしよう、と感じた思い込みがずっと自分を守るパターンとして身に付いています。
まずはそんな自分のパターンを知り、もう必要ないパターンや、自分の未来やりたいこと手に入れたいことを受け入れるためにパターンをリニューアルすることが自分にとって良いことだと伝えてあげるんです。
意識的に取り組むことで、過去のパターンから、リニューアルして新たに変えることが可能です。
カウンセリングでは幼少期の関係性を振り返り、誤解を解いていったり、セラピーなどを用いて自己概念を変化させる、というようなことをしていきますが、今回はお家で1人でできる方法をお伝えしていきます。
アファメーション
アファメーションとは、ポジティブな自己暗示のことです。
自分の望む理想的な関係をポジティブな言葉で宣言します。
1度や2度ではなく、一定期間コツコツと自分に伝え続けることで変化を感じてきます。
目的別にいくつかご紹介いたしますね。
自己愛を深めるアファメーション
- 「私は自分自身を受け入れ、愛する価値がある存在です。」
- 「私の価値は、他人の評価によって決まるものではありません。」
- 「私はありのままで十分に素晴らしい。」
パートナーシップに関するアファメーション
- 「私は相手と対等で、尊重し合える関係を築いています。」
- 「私の気持ちを伝えることで、愛が深まります。」
- 「私は愛される存在であり、心から愛することができます。」
自己肯定感を高めるアファメーション
- 「私は挑戦する勇気を持ち、失敗を成長のチャンスに変えられます。」
- 「私は自分の意見を堂々と表現する力を持っています。」
- 「私は自分の気持ちやニーズを尊重する価値があります。」
心の余裕を取り戻すアファメーション
- 「私は自分自身のペースで進むことを許します。」
- 「私は今この瞬間、安心感に包まれています。」
- 「私はリラックスし、心の中に平和を見つけることができます。」
関係の不安を和らげるアファメーション
- 「私は自分らしくいることで愛を引き寄せます。」
- 「愛は私にとって自然なものであり、努力しなくても流れ込んできます。」
- 「私は自由に愛を与え、受け取ることができます。」
ビジュアライゼーション
目を閉じて、理想のパートナーシップを心に描いてみましょう。相手とどんな会話をしているか、どんな気持ちになるかを具体的にイメージしてください。
パートナーと一緒に過ごしている場面
どんな場所?
自分が心地よいと感じる場所にいるイメージを思い描いてみてください。
どんな会話?
2人でどんな会話をしているのでしょう?彼が「今日はどんな1日だった?」と優しく尋ね、自分が安心して話している場面など、2人で会話している姿や会話の内容をイメージしてみてください。
どんな感情?
彼と笑い合い、リラックスして「自分らしくいられる」と感じる瞬間や、安心して自分がのびのびしている瞬間をイメージしてみてください。
支え合う場面
どんな状況?
何かにチャレンジしているあなたを、相手が励まし、支えてくれる場面などをイメージしてみてもいいですね。
どんな感情?
相手の言葉に安心感と信頼を感じ、挑戦を楽しんでいる感覚などをイメージしてみてください。
感謝の習慣
現在のパートナーや自分自身に感謝できることを毎日リストアップしてみてください。
感謝の気持ちが潜在意識をポジティブに書き換える助けになります。
また感謝することで、今まで気付かなかったパートナーからの愛に気付くこともあります。両手で受け取ってこなかった愛は、時間差でもしっかり受け取ってみましょう。
過去の恋愛相手や親、喧嘩別れしてしまった人なども対象に過去の感謝を書き出してみると、時間がたった今だからこそ見えるものもあったりします。
とってもおススメの方法です。
最後に
潜在意識を見つめ直すことは、自分を深く知る第一歩です。
潜在意識が「これが自分を守る方法だ」と信じているからこそ、心のブロックが生まれています。まずは、潜在意識の信念を優しく理解し、少しずつ「私はありのままで愛される」という新しい信念に書き換えていきましょう。
そのために、「自分はどんな思い込みを持っているのか?」「本当に望む関係は何か?」という問いかけを続けることで、パートナーシップはより健全で幸せなものへと変わっていきます。
2025年の新しいスタートに向けて、潜在意識を味方につけ、理想のパートナーシップを築いていきましょう!
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