「いつも私から連絡してる」恋愛…しんどくないですか？

2025年1月5日

恋愛って、本当は対等な関係性。もちろん、バランスを崩す瞬間もあるけれど、いつもあなたが一方的に連絡を取り続けていると感じるとき、どんな気持ちになってますか？

寂しさや不安、不満…そんな感情が積み重なっていませんか？ふと鏡を見たとき、自分の笑顔が消えていることに気づいたら、それは心が悲鳴を上げているサインかもしれません。

少し立ち止まって、一緒に考えてみましょう。その関係、本当にあなたを幸せにしていますか？

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ（自分）の幸せを先延ばしにしない！
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

この文章を読んでいるあなたも、同じような経験があるかもしれません。

彼からの連絡を待ちながら、スマートフォンを手にしてはため息をつく。彼の態度に振り回される自分を責めたり、こんな自分では愛されないのかも、と落ち込んだり…。

そんな恋愛って、しんどいんですよね。
寂しさで溢れるし、不満でいっぱいになってしまいますよね。

そんなときこそ、自分の心に耳を傾けてみてください。辛い、寂しい、もっと愛されたい…それは自然な気持ちです。誰にだってある。その気持ちは、あなたが自分を大切にしたいと願っている証拠でもあります。

彼が連絡してこないには理由がある

彼が連絡をしてこない理由を考えたことはありますか？

理由①　ダメ男

あなた以外に、彼には他に女がいる。彼は既婚者である。あなたのことを都合のいい女扱いしている。

彼がヒドイ男だとしたら、それはあなたがあなたを大切にしたいと思っている心の声、危険信号を発してくれている心の声に耳を傾けてあげる時なのかもしれません。

あなたを大切にしない彼なら、彼はあなたに見合っていないのかもしれません。あなたは大切にされるべき存在で、あなたを大切にしたい男性はあなたの想像以上にたくさんいるんです。

理由②　あなたに甘えている

仕事が忙しい、実家の親に何かあった、趣味や友達を優先してしまう…何かと理由をつけてあなたに甘えている男性。

女性問題じゃないから、まぁいっか…って、思える懐のおっきな女性もいますよね。

もちろんそれも、ありだと思いますよ。あなたの大きな優しさが、愛の大きさが、彼には魅力なんだと思うし、甘えさせてくれるあなたという女性が彼のパートナーでいることは、彼にとってはとても幸せなこと。

彼は最高の女性を見つけたのかもしれません。

でも、あなたの心は？

先日こんな女の子に出逢いました。
彼女のお父さんは航海士。日本の周りを船で回るお仕事をしているんですって。だから、家に帰ってくるのは3か月に1回。ある人が、彼女に「お父さん、また行っちゃうんだね。寂しくないの？」って聞くと、彼女は「もう慣れた。寂しくなんて無い。」ってちょっとぶきらぼうに、ちょっと失望したような表情で、淡々と言うんです。なんだか見ているこっちが切なくなるような胸がキューっとなるような感覚を味わいました。

そんなこと、慣れなくていいのに…

そう思ったんです。
慣れないと、やってられない。「寂しい」なんて言ってしまったら、自分も辛いし、お父さんも辛くさせてしまう。そんな気持ちが彼女の中にはあったのかもしれないけれど、やっぱり切ないなって感じました。

いつか彼女の寂しかった経験が、彼女がこれから出会う大切な人との繋がりの中で、他人の寂しさを理解して彼女が寂しさから解き放たれることを祈るばかりでした。

理由③　視点を変えて初めて気づく彼の想い

彼がダメ男、あなたに甘えている…それだけではないかもしれません。

最近、鏡を見ましたか？

良かったら、鏡を手に取って、見てみてください。そこにはどんな女性が映っていますか？

美しく光り輝いている女性？
優しくあたたかな笑顔の女性？

それとも、無表情？作り笑い？悲しそう？疲れた顔？何かを諦めた表情？

もしかすると、彼もまた、あなたの笑顔が減っていることに気づいているのかもしれません。

男性が、女性の笑顔が減ると思うことって「俺じゃダメなのかな」「俺じゃ彼女を幸せにはできないのかな」。そんなことを想う男性、女性の想像をはるかに超えて、多いんです。

特に、自分に自信の無い女性だと、まさか彼が、まさかあの彼が！そんなこと思っているなんて、想像もしませんよね。

私も全く想像できなかった時期、ありましたよ。

だからいつも思っちゃうんですよね、「どうせ私じゃダメなんでしょ」「どうせ私のことなんて大して好きじゃないんでしょ」「他の女の方がいいんでしょ」ってね。

2人そろって悪循環。
本当は、お互い大好き同士で、お互い大切に想い合っているはずなのに、自分のダメさばかり見てしまって、相手も自分をダメだと思ってる、ってところから抜け出せなくなってしまって、お互いを下げ合う関係を作ってしまう。

すると、彼から連絡が来ない間、自分の抱える不安や苛立ちが態度や表情に出てしまって、その雰囲気・そのエネルギーのまま、彼と繋がってしまうと、彼をさらに遠ざけてしまう結果を作り出すんです。

イヤな言い方してたらごめんなさいね。
自分を責めてほしくて書いているんじゃないんです。と言っても、私も散々自分を責めましたけどね。

まずはこんなカラクリを知らないと、あなたの笑顔が彼にとってどれほど大切で愛おしいものか気付けないですからね。

彼の視点で見てみてください。
あなたの光り輝く笑顔が、あなたの優しくあたたかい眼差しが、彼にとってどれほど大切で愛おしいものか。

自分の笑顔を取り戻そう

「いつもいつも私から連絡してる」何してるんだろう、私ばっかり…って、彼の行動に一喜一憂しちゃいますよね。

腹が立ったり、悲しくなったり、叫びたくなったり泣きたくなったり、いろんな感情の渦を感じてしまって気が狂いそうになる時もあるかもしれないけれど、彼の反応に一喜一憂する自分も認めつつ、今は自分自身の笑顔を取り戻すことに集中してみましょう。

自分の時間を楽しむ

好きなカフェに行く、日記を書いてみる、友達と会う。
どんなことでも、自分が楽しいと思える時間を自分に作ってあげましょう。

好きなことがわからない、って方もいらっしゃいますよね。
そんな方には、動いてみるのがおススメです。

身体を動かしてみる

ヨガやピラティスを試してみる。気持ちのリフレッシュに最適です。
ダンスレッスンを受けてみる。ジャンルを問わず、音楽に合わせて体を動かす楽しさを発見できます。
自然の中をハイキングしてみる。運動だけでなく、心も癒されます。
ボルダリングやトランポリンなど、新感覚のアクティビティに挑戦してみる。

食べ物を追求してみる

好きな食材を使ったレシピを探して、家で試作してみる。お菓子作りやパン作りもおすすめ。
食べ歩きツアーを計画して、地元の美味しい店を巡ってみる。
世界の料理に挑戦してみる。異文化の味覚を楽しむと、新しい発見があるかもしれません。
スパイスや発酵食品について学び、日常の食事に取り入れてみる。

経験してみる

美術館や博物館、展示会を訪れて、普段の生活と違う刺激を受けてみる。
一度やってみたかったけど手を付けていない趣味（絵画、陶芸、写真など）を始めてみる。
ボランティア活動に参加して、違う視点で物事を見る経験を積んでみる。
小旅行を計画して、新しい場所を探索してみる。

これらの中から少しずつ試していくことで、心がときめく瞬間や「これが好きだ！」と思える何かに出会えるかもしれません！興味のあるものをぜひ取り入れてみてください。まずは考えずに動いてみる！っていうのがおススメです。

自分の気持ちを率直に伝える

今まで「嫌われるかも」「嫌がられるかも」「迷惑かも」って思って飲み込んでいた言葉を、相手に素直に伝えてみることもおススメです。

特に、自分だけ我慢すればいい、自分でできる、って想いが強い自立系女子にはおススメです。

言い方を変えると、自分の弱さを相手に見せる、ってこと。

弱さを見せるって、すごく怖いんですよね。本当に、震えるくらい怖い。こんなことするくらいなら、この関係を壊してもいい…！くらい思ってしまっているのかもしれません。

逆に言えば、それだけ自分の弱さを誰かに見せることをしてこなかった、ってことですよね。

でも本当は、いつもちゃんとしている、よくできているあなたの裏側には、とても怯えている弱い女の子が存在している、ってことなのだと思うのです。

パートナーシップはバランスが大事ですが、自分の中もバランスなんです。

自分の中の、強い自分と弱い自分。本当はどちらも本来の自分の姿ではないんですよ、もちろんその要素は存在しているんですけどね。でも自分が心地いい自分って、きっと本来強さと弱さのちょうど中間、ちょうどバランスが取れているところが自分にとって一番心地よく、いろんなことが勝手に上手く回るところなんだと思うんです。

でも、弱さを出せない、弱さを出しちゃいけない、って思っていると、絶対そこは見せられないから、いつも強い自分の方にばかり傾いてしまって、中間のバランスの良い自分にいけないんです。

だとすると、一度は弱さに振り切って、弱さを出す自分を許して受け止めてあげるって大事なこと。これは、誰かにしてもらうんじゃなく、自分が自分にしてあげる感覚です。自分が自分にしてあげられないから、誰かにしてほしくなって、それをしてくれない誰かに怒りをぶつけてしまう、っていうサイクルが今の状態。

自分が自分に弱さを許して受け止めてあげられると、そんなあなたを本当に受け止めたいと思う人って必ず現れます。

大丈夫、あなたは愛される価値のある女性だから。