
今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
このブログでも、よく、「愛されていることに気付きましょう」とか「相手の愛を受取りましょう」「感謝しましょう」なんてことを書いていますが、そもそも、「どうやって愛されているか気付けるの?」って、とても大事なポイントだったりしますよね。だってそれがわからなきゃ、愛を受取るとか感謝するとか…そりゃ無理よね…って、昔の自分を見ていて思うんですよね。
実は、愛する形、愛されている形って、人によっても、自分の見方によっても全然違うんですよね。
だから、ポイントは「言葉や行動の中に隠れている愛を見つける視点を持つこと」なんです。
今日はそんな視点をいくつかご紹介していきますね。


1. 相手の愛の言語を見つける
心理学者のゲイリー・チャップマンが提唱した「愛の5つの言語」って知っていますか?
人が愛情を表現する方法には、次のような種類があるって考え方なんです。
行動(疲れてるときに代わりに家事をしてくれる)
プレゼント(小さなサプライズや贈り物)
触れ合い(手をつないだり、ハグしたり)
時間(一緒に過ごすことを大切にする)
1つずつ順番にご紹介しますね。
1. 言葉(Words of Affirmation)
愛を「言葉」で表現するタイプ。
- 特徴:感謝や愛情を「ありがとう」「愛してるよ」などの言葉で伝えることが得意。また、相手からも言葉で愛情を受け取ると安心する。
- 例:仕事が終わった後に「今日もお疲れ様!頑張ったね」と声をかけたり、特別な日でなくても「一緒にいてくれて嬉しい」と伝える。
注意点
このタイプの人には、批判的な言葉や無言の態度が大きな傷になることも。
ポジティブな言葉が鍵。
2. 行動(Acts of Service)
愛を「行動」で表現するタイプ。
- 特徴:相手を助ける行動や手伝いが愛情表現となる。例えば、疲れているときに家事を手伝ったり、相手が望んでいることを率先してやることが愛の形。
- 例:「コーヒー淹れておいたよ」「今日はゆっくり休んでて。家事は任せて!」といった行動で相手をサポートする。
注意点
このタイプの人は、「お願いしてもやってくれない」ことを拒絶されたように感じる場合がある。
行動が言葉以上に大事。
3. プレゼント(Receiving Gifts)
愛を「プレゼント」で表現するタイプ。
- 特徴:物質的な贈り物を通じて愛情を感じたり伝えたりするのが得意。高価なものに限らず、心がこもった小さな贈り物でも大きな喜びを感じる。
- 例:特別な日でなくても、「これ、君が好きそうだから買ってみた」と何気ないギフトを渡したり、旅行先からお土産を持ち帰る。
注意点
忘れられることや、プレゼントが形式的になると愛情が薄れていると感じることもある。
4. 触れ合い(Physical Touch)
愛を「スキンシップ」で表現するタイプ。
- 特徴:ハグ、手をつなぐ、肩を寄せ合うといった触れ合いで愛情を感じたり伝えたりすることが大切。
- 例:映画を見ているときに手をつなぐ、疲れているときに肩を揉む、一緒にいるときに自然に寄り添う。
注意点
距離が遠かったり、触れることが減ると「愛されていない」と感じる場合がある。
5. 時間(Quality Time)
愛を「一緒に過ごす時間」で表現するタイプ。
- 特徴:一緒にいるときに「集中して過ごす」ことが重要。スマホをいじりながらではなく、相手に全身全霊で向き合うことが愛情を伝える手段。
- 例:デートのときに相手に集中して話を聞く、一緒に趣味を楽しむ、特別なイベントを計画する。
注意点
忙しさや他のことに気を取られていると、「自分は後回しにされている」と感じることがある。
この考え方のポイント
自分と相手の「愛の言語」が違うと、すれ違いが起きやすくなります。「言葉」での愛情表現を求める人に対して、「行動」で示す人は「気づいてくれない」と思われることもあるんですね。
まずは相手がどのタイプに当てはまりそうか観察してみてください。気づくことで、「私を愛してくれている形」に意識が向いて、満たされる感覚を得やすくなりますよ。
たとえば、旦那さんが「行動」の人なら、「言葉」でいくら感謝を伝えてもピンとこないことがあるかもしれません。逆に、あなたが「言葉」の人なら、行動で愛されていても「なんだか足りない」と感じるかも。だからこそ、お互いの愛の言語を知ることはとっても有効的なんですよね!
もし「私のことを愛してるなら、こうしてくれるはず!」って決めつけちゃうと、他の形の愛情を見逃しちゃうことがあるんです。でも、相手の得意な愛の言語に気づけると、「あ、この人はこうやって私を愛してくれてたんだ」って新しい発見ができますよね。
2. 日常の小さな瞬間に目を向ける
愛って、特別なイベントだけにあるものじゃないですよね。
寒い日に「暖かくしてね」って声をかけてくれたとき。
自分が好きなものを覚えてて、そっと買っておいてくれたとき。
一緒にテレビを見ながら、ふと手を握ってくれたとき。
こういう「なんてことない」瞬間にこそ、相手の愛が溢れてることが多いんですよね。
例えばこんなケース。



最近、愛されてる感じがしないんです…
私が何をしても、『ありがとう』とか言ってくれないし、落ち込んでる時とか、何気ない時とかにでも『大事に思ってるよ』って言って欲しいのに、全然そんな言葉はないんです。
という妻。
そんな妻の夫は何をしているかというと…
- 毎朝、奥さんが起きる前にコーヒーを準備しておく。
- 車のガソリンを満タンにしておく。
- 家の修理や掃除を率先してやる。
自分の愛し方と同じやり方じゃないけれど、夫は夫で決して妻を愛していないわけではなさそうなんですよね。
妻は言葉重視の愛し方。
夫は行動重視の愛し方。
愛し方の違いですれ違っちゃうケースって案外多くあったりします。
3. 自分が与える愛に目を向ける
面白いことに、自分が相手を愛する行動をすることで、相手から返ってくる愛に気づけることがあるんです。
たとえば、自分が「ありがとう」と言ったあとに、相手の照れくさそうな笑顔を見たら、「あ、こうやって愛し合えてるんだな」って実感することもあったりしますよね。
例えばこんなケース。



夫が忙しくて、なかなか一緒にいる時間が無いんです。だから、「今日も頑張ってね!」とか「いつもありがとう!」とか、言葉で伝えてみたり、朝早く出ていく時なんかは、テーブルの上にメッセージカードを置いたりしてるんです。そういうの、されると嬉しいじゃないですか?
でも夫は私に「キミはいつも口だけだ!」って言うんです。酷いでしょ?
という妻。
妻の心の中では、
「これだけ気持ちを伝えているんだから、愛情は伝わってるはず!」
って思うんですよね。もちろん、心を込めて伝えている言葉だし、愛している気持ちも本当にあるから。
でも夫婦関係は何故かギクシャクしていて、旦那さんからは「キミはいつも口だけだ!」って言われてしまうみたいなのです。
妻は「言葉」で愛を伝えているけど、夫は「行動が伴っていない」と感じている。
だとすると、妻は言葉重視で、夫は行動重視の愛の伝え方をしているのかもしれませんよね。
言葉で伝えていることが悪いわけではないけれど、どうも夫にその想いは妻が想う程届いていないようなのです。



じゃあ、夜、ご主人が帰ってきて、一息ついている時に、お茶かコーヒーでも淹れて出してみたらどうでしょう?
ご主人は行動されることによって、愛されているって感じられるのかもしれませんよ?
自分の愛し方って、自分がされて嬉しいことを形にするんですよね。
だから、妻の愛し方は、妻がされて嬉しい愛し方。
でも、夫のされて嬉しい愛され方とはちょっと違うよう。
だとしたら、夫の愛されたい愛し方に、ちょっとだけチャンネルを合わせてみて、今までの自分の愛し方とは違う愛し方かもしれないけれど、目的は2人が仲良くいい関係を築いていく、ということなので、夫の喜ぶ愛し方に寄せてみてもマイナスにはなりませんよね。
苦手なことを無理してやる必要は無いけれど、2人のやり方は、2人で築いていくものですからね。
4. 「ある愛」を見つける視点を持つ
「なんでこうしてくれないんだろう」って、ないものに目を向けるより、「どんな形で愛をくれてるんだろう?」って視点を持つと、気づきの扉が開きます。
ポイントは2つ!
「ない」に目を向ける癖を自覚する
私たちは、時に「相手がしてくれないこと」にばかり目を向けがちになっちゃうんですよね。
例えば、「ありがとうって言ってくれない」「記念日を覚えていない」といった不満。
これは自然なことだけど、そこにフォーカスすると、どんどん「足りないものリスト」が増えていってしまいます。
「ある」に目を向けるスイッチを入れる
「相手はどんな形で愛を表現しているのかな?」と考えることで、視点を切り替える練習ができます。
行動や言葉、表情など、日常の中にある小さなサインに気づこうとするだけで、「愛を探す」感度が高まるんです。
具体的には、「今日、彼がしてくれた小さなこと」をノートに書き出してみるのもおすすめ。書いていくうちに、「あ、こんなにたくさんあるんだ」って気づけるようになってくるんです。
たとえば、
「今日、スーパーで私の好きなアイスを買ってきてくれた」
「疲れてる私に『大丈夫?』って聞いてくれた」
「私が言ったことに笑ってくれた」
などなど、とっても小さなことで大丈夫!
そして、そんなあなたが気付いて拾い出した彼のしてくれたことを、彼にちゃんとフィードバックとして伝えてみるのがとてもオススメ!
「今日これをしてくれたの、すごく嬉しかったよ」
「こういうのが愛だな、愛されてるなって感じたよ」
など、あなたの嬉しかった気持ちを素直に伝えると、相手も自分の行動が認められている、ちゃんと愛が伝わっているって感じて嬉しいんです。
これがポジティブな循環を生む秘訣。
5. 愛は探すものじゃなく、気づくもの
「愛されているかどうか」を確かめたいとき、私たちはつい「特別な証拠」を探そうとしてしまいがち。
だけど本当は、愛されてるかどうかは、相手の行動の中にすでにあるんですよね。ただ、それを見つける視点を持つだけで、「あ、ここにも、あそこにも愛がある」って感じられるようになるんです。探すというより、まるで光を浴びるように「そこにある愛」に気づける感覚。
視点を変えるだけで、その愛はどんどん見えてくるんです。探すのをやめて、ただ「気づく」だけでいいんです。
その瞬間、「愛されていない不安」から「愛されている安心」に心がシフトしていきますよ。
たくさん気付いてみてください。
あなたの周りに、愛は溢れているはずです。
難しい、って感じたら、いつでもご連絡くださいね。
あなたの周りに溢れている愛を、あなたが気付きやすく、受け取りやすくなるお手伝いをいたします。








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