旦那に言うことを聞かせたい!

旦那が反発する!
旦那が言うとおりにしてくれない!
こんなに伝えているのに、旦那は全然理解してくれない!

そんなことを想うと、何でこの人と一緒にいるんだろう?なんてイヤな気持ちが湧いてきて、全然ハッピーじゃなくなってしまったりしますよね。

一体この人は私を愛しているんだろうか?

そんな疑いまで出てきてしまって…だんだんその疑いって、「私を本当に愛しているなら私の言うこと聞いてくれるはずだよね!?」なんて疑問になってしまったりして。

すると、なんとか相手に言うこと聞かせたい…なんて気持ちになってしまったりするものです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

今日はそんな、自分の中の葛藤に目を向けてみませんか?

目次

1. コントロールと抵抗の心理

人って不思議ですよね。「これをやって!」って強く言われると、なんだか急にやりたくなくなる。

たとえば「食べてみて!」って押し付けられた料理ほど、ちょっと怪しく見えちゃうみたいに。これ、心理学では「心理的リアクタンス」っていう現象なんです。

要するに、人は「自分の自由を奪われた!」って感じると、その自由を取り戻そうと反発したくなる性質があるんです。だから「旦那に言うことを聞かせたい!」って思って押し付けるほど、逆に「なんで俺がやらなきゃいけないんだ?」って抵抗が生まれちゃうことがあるんですよね。

2. コントロールしたくなる4つの理由

じゃあ、そもそもなんで「旦那に言うこと聞かせたい!」って思っちゃうのか。

1. 不安はコントロールしたくなる感情のエサ

「思い通りにならなかったらどうしよう…」そんな不安が湧いたとき、人はついコントロールしたくなっちゃうんですよね。

不安って、自分の中にモヤモヤした雲を作るから、その雲を晴らそうとして、相手に「こうしてほしい!」って指示を出したくなる。でもね、そのモヤモヤは実は相手のせいじゃなくて、自分の心の中にあるって気づくと、ちょっと楽になったりします。

なぜなら、コントロールできないものを追いかけるのは疲れますよね。そんな虚構を追いかけまわすことから自分を解放してあげられるんです。

たとえば、不安が相手の行動や態度のせいだと思うと、「どうにかして相手を変えなきゃ!」って必死になっちゃいますよね。でも、他人の気持ちや行動って、実は自分の力では完全には変えられないもの。ここに全エネルギーを注ぐと、追いかけても追いかけても届かない風船をつかもうとするみたいに、どんどん自分自身は疲れていっちゃいます。

だけどね、「あ、不安って、私の心が作り出してるものなんだ」って気づくとどうなるか?

急に、自分の中にスイッチを発見したみたいな感覚になるんです。外にあるって思っていたものが、自分の手の届くところにあったとわかると、「どうにもならないものを追いかけなくてもいいんだ」って気持ちが軽くなります。

心理学的には、これは「内的コントロール感(自分の力で状況をコントロールできる感覚)」が戻る瞬間なんですね。他人は変えられないけれど、自分の物事の見方や捉え方は自分次第でいかようにも変えられるんです。すると、結果として心も穏やかになるんですよね。

だから、「不安は自分の中にある」と気づくと、外側のストレスから自由になり、自分の心の中で解決できる道が見えて楽になるんです。

2. 「わたしって大切?」を確かめたくなる瞬間

「言うことを聞いてくれる=私のことを愛してくれてる!」って思いたくなるとき、ないでしょうか?

実は、ここが落とし穴。

人は誰しも、自分が愛されているかどうかを確かめたくなるもの。特に「わかりやすい形」が欲しいとき、「言うことを聞いてくれる」っていう行動が、簡単に「愛されている」って感じやすい。
だから、「私のお願いを受け入れてくれる=私を大切にしてくれてる証拠」って感じるし、そう思うと安心する。

それは、子どもの頃、自分が親の言うことを聞くことで、親からわかりやすく愛を示された経験があるのかもしれないし、親の言うことを聞くことが、子どもから親への最大限の愛の示し方だったのかもしれません。

でも、この方程式に頼りすぎると、相手の自由や気持ちを見失いやすくなってしまうっていう、落とし穴があるんですよね。

愛って、お願いを聞いてくれる数で測れるものではないんですよね。

愛しているからこそ相手にも自由が必要。

愛はお願いを聞いてくれる回数で測れるものじゃない。むしろ、愛しているからこそお互いの自由を尊重し合うことが大切で、相手が自由な中で「したいからやる」という行動こそ、本物の愛の形とも言えますよね。
だから、「言うことを聞く=愛している」じゃなく、「どんな形であれ、相手が自分を大切に思ってくれている」ことに気づけることが、本当に安心できる愛の見つけ方なんじゃないかなって思うんです。

あなたが愛されてるかどうかは、「言うことを聞く」以外の形で彼が見せてくれているんじゃないかなって思うんですよね。

あなたの思い通りにはなっていなくても、彼が愛してくれている証拠を見つけていけると良いですよね。

3. 「愛されたい!」が逆転して「支配したい!」になるトリック

人は「もっと愛されたい!」って強く思いすぎると、それが「自分の言う通りにしてほしい!」に変わることがあります。

でも、愛されたいなら、相手を動かすより、まず自分が相手をもっと愛すること。それをすることによって、自分自身が満たされるし、そんな満たされているあなたに影響を受けた彼が、もっとあなたに魅力を感じ、愛したくなる。

愛って、相手を動かす魔法じゃなくて、自分の心を動かす魔法なんです。

下にいくつか、「愛されたい」気持ちが「支配したい」になっちゃう原因を挙げてみますね。

愛=安心感の象徴

愛されていると感じることで、人は「安心感」を得ることができます。愛されることは、自分が価値ある存在だと認められる感覚をもたらしますよね。だから、「もっと愛されたい」という欲求の根本には、「もっと安心したい」「もっと認められたい」という気持ちがあるんです。

愛されているかどうかの確認が不安を生む

ところが、この「愛されているかどうか」を相手の行動や言葉で確認しようとすると、不安が生まれやすいんです。なぜなら、相手の反応は自分で完全にコントロールできないから。すると、「どうしたら確実に愛を感じられるだろう?」という思いが強くなり、結果として「相手をコントロールすれば安心できる」という方向に心がシフトしてしまうんですね。

支配欲求は愛を求める裏返し

「支配したい」という気持ちは、実は「もっと愛されたい」という切実な願いが形を変えたものだったりするんです。自分の言う通りに相手が動けば、「私のことを愛している証拠だ」と感じやすいです。でも、これが行き過ぎると相手の自由を奪い、逆に関係がぎくしゃくする原因にもなってしまいます。

その理由になっている心の状態として、以下のようなものが挙げられます。

  • 見捨てられ不安
    「見捨てられ不安」というのは、「相手が自分から離れていってしまうかもしれない」「自分は大切にされていないんじゃないか」という不安感のこと。これは、特定の状況や関係性の中で特に強く感じることがある心理的な状態。たとえば、幼少期の経験、過去のトラウマ、自己肯定感の低さ、などが原因になっていたりします。
    「相手が私のお願いを聞いてくれない=私を大切に思っていない」という思い込みが、この不安を増幅させてしまいます。だから、この不安を解消するために、相手を支配する行動に出てしまうことがあるんです。
  • 愛の条件づけ
    「愛の条件づけ」とは、「相手の愛を感じるために、特定の条件が満たされなければならない」と信じてしまう心理的なパターンのことを指します。つまり、「○○してくれたら愛されている」と感じたり、逆に「○○してくれないなら愛されていない」と思い込む状態です。
    「相手が私の望む通りに動く=愛している証拠」という思考パターンがあると、言う通りにしてくれないときに愛されていないと感じてしまう。でも実際には、愛はもっと自由なもので、条件付きではないはずですよね。

過去の「私」がつぶやいてるだけかも

「私が頑張らなきゃ、何も進まない」って、昔どこかで思ったことがある人ほど、つい現在もそう信じちゃうことがあるんです。でもね、今のあなたは、あの頃の「一人で抱え込んでいた私」じゃないんです。パートナーシップって、二人三脚で走るものだから、すべてを一人で動かさなくても大丈夫なんです。

過去の思い込みや幻想が、今の自分の行動や感情に影響を与えることって、本当に多いんですよ。

たとえば、「こうしなきゃ愛されない」「私が頑張らなきゃ」といった考えは、過去の自分が身につけた生き抜くための方法だったかもしれない。それが、いつの間にか「真実」だと思い込んでしまって、今もその延長で動いてしまっていることがあるんです。

頑張ってきた人ほど、過去頑張った自分のやり方とか、成功体験が、今にも引き継がれていたりするんですよね。

大切なのは気づくこと。

その思い込みや幻想は、過去の環境や経験から生まれたもので、今のあなた自身が選んだものではないって理解すること。

3歳の時に着ていたあの可愛いお洋服が、今は全然着られないのと同じように、今のあなたには今のお洒落でピッタリなものが必ずあって、今のあなたに似合う着やすいものに変えて良いってこと。

思い込みを一つずつほどいて、「私はそのままで愛される価値がある」と気づくと、もっと自由に、安心して自分を生きられるようになるんです。

だから、過去の「私」に「ありがとう」と感謝して、手放していくプロセスがとても大事なんですよね。「幻想だったかもしれない」って気づけるだけでも、すごく成長している証拠だよ!

過去の「私」に「ありがとう、でももう安心していいよ」って声をかけてみて!

3. 「命令」じゃなく「協力」をお願いする

じゃあ、どうしようか、って思った時、ここでポイントになるのは、「命令」じゃなく「協力」をお願いすること。
たとえば、ただ「これやってよ!」って言う代わりに、「これをやってくれると本当に助かるんだ」「あなたがこうしてくれると嬉しいな」って、自分の気持ちや理由を伝えてみてください。すると、相手は「自分で選んで動ける余地」を感じられるから、自然と行動しやすくなるんです。

もうちょっと詳しく説明すると、ここで重要なのは「相手の自由意志を尊重する」という心理的ポイント。相手が「言われたから仕方なくやる」のではなく、「自分がやりたいと思って動く」状況を作り出すことが、関係性を良好に保つ鍵になるんです。

「命令」されていると感じると、相手は「支配されている」と感じて、支配されないように逃げたくなるけれど、「協力」だと「対等なパートナーシップ」を感じます。特に夫婦や恋愛関係では、お互いを尊重し合うことが関係の質を大きく左右するから、協力をお願いするスタイルがとても効果的。

相手が動かないとき、それは「愛が足りない」わけではなく、「伝え方の工夫」が必要なだけかもしれません。この視点に気づくだけで、関係性はグッと楽になりますよ!

ぜひ、試してみてください。

あなたの夫婦関係を、応援しています!

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