母親との関係が、恋愛に出るとき。気づきたい7つのサイン

「どうして私の恋愛は、いつも同じところでつまずくんだろう」

そんなふうに感じたことはありませんか。

相手は違うのに、気づけば似たような展開になっている。
好きになる人のタイプも、ぶつかるポイントも、なぜか毎回同じ。
そんな自分に、少し疲れてしまっている人もいるかもしれません。

恋愛の悩みって、つい「相手との相性」や「タイミング」のせいにしてしまいがちなんですよね。
もちろんそれもあるんだけれど、もう一つ、見落とされがちな視点があります。

それは、人生で最初に築いた人間関係——お母さんとの関係です。

私たちは生まれて最初に、母親(あるいは母親的な役割の人)との関わりの中で「人と関わるってこういうことなんだ」という感覚を身につけていきます。

愛されるってどういうことか。
甘えるってどういうことか。
自分の気持ちをどこまで出していいのか。

そういう一番土台の部分が、知らないうちに染み込んでいるんです。

そしてその土台は、大人になってからの恋愛に、思った以上に出てきます。

今日は、母親との関係が恋愛に影響しているかもしれないサインを7つ、紹介していきますね。
あらかじめお伝えしておきたいのは、これは決して「お母さんのせい」という話ではないということ。
責めるための視点ではなく、自分を理解するための視点として読んでもらえたら嬉しいです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

① 相手の機嫌をいつも気にしてしまう

パートナーの表情が少し曇っただけで、「私、何かした?」と不安になる。
相手が不機嫌だと、自分まで落ち着かなくなる。

これは、お母さんの機嫌に敏感にならざるを得なかった人に多く見られる傾向です。

本来、自分の感情と相手の感情は別のもの。

でも、幼い頃から「お母さんの気分=家の空気」だった場合、
自分の感情と相手の感情の境目があいまいになりやすいんです。

これを心理学では癒着と呼んだりします。
自分と相手のあいだに、線を引いてもいいんだ——そんな視点を持ってみると、少し楽になることがあります。境界線というキーワードが、ヒントになるかもしれません。

② 「察してほしい」が強く出る

言葉にしなくても、わかってほしい。
言わないと伝わらないなんて悲しい。

そう感じてしまう背景には、「気持ちを言葉にする」経験が少なかった環境があるのかもしれません。自分のニーズを口に出す前に、誰かが先回りしてくれた。あるいは、出したら受け止めてもらえなかった。

察してもらうこと自体が悪いわけじゃないけれど、
察してもらう前提で関係を築こうとすると、どこかで必ず苦しくなります

察してほしいという思いは、もしかしたら子どもの頃、お母さんに向けていた気持ちの続きなのかもしれません。一度、子どもの立場からではなく、同じ一人の大人としてパートナーや親、そして自分の気持ちに向き合ってみる。それが、恋愛のパターンを変えていく最初の一歩になるかもしれません。

③ 愛されている実感が持ちにくい

「好きだよ」と何度言われても、どこか信じきれない。
大切にされているはずなのに、満たされない。

これは、条件付きの愛情の中で育った人に多いパターンです。
成績が良かったとき、いい子でいたとき、お母さんの役に立ったとき
——そういう「何かができる自分」だから愛されてきた感覚があると、ありのままで愛されることに、どこか戸惑いが残ってしまうんです。

自分を自分で受け入れる——自己受容というテーマは、言葉にするとシンプルだけれど、実際に取り組むとなかなか手強いものです。でも、それは誰かに一度でもらえなかった「そのままのあなたでいいよ」という許可を、今度は自分で自分に出していく作業でもあります。

時間はかかるけれど、確実に変わっていく部分ですよ。

④ 尽くしすぎる、または試し行動をしてしまう

相手のために頑張りすぎてしまう。
あるいは、わざと困らせるようなことをして「それでも好きでいてくれるか」を確かめたくなる。

一見逆の行動に見えますが、根っこは同じ。愛情を確認しないといられないという、見捨てられ不安です。

幼い頃に「このままで大丈夫」という安心感を十分に受け取れなかった経験が、
大人になっても尾を引いていることがあります。

これは心理学で愛着スタイルと呼ばれるものと深く関わっています。
まずは、不安になっている自分に気づいてあげることから。
そして、してもらえていないことより、今してもらえていることに目を向けてみる。
それだけでも、関係が少しずつ変わっていきますよ。

⑤ 似たようなタイプの人を無意識に選んでしまう

付き合う人のタイプが、なぜかいつも似ている。
友達には「また同じパターンじゃない?」と言われる。

これは偶然じゃないことが多いんです。

人は無意識に、解決しきれなかった過去の関係性を、今の関係で再現しようとすることがあります。

お母さんとの間で感じた「わかってほしかった」「認めてほしかった」という思いを、恋人との関係で叶えようとしてしまう。でも、相手は親ではないから、同じ結末になってしまう、ということが起こるのです。

ここで大切になるのが、やり残した気持ちを、本来の場所に戻してあげること
「恋人(パートナー)に向けているその思いは、本当は誰に向けたかったものだろう?」
——そう自分に聞いてみるだけでも、関係の中で起きていることが、少し違って見えてきたりします。

心の中にいる小さな自分、いわゆるインナーチャイルドに気づいてあげる作業でもありますね。

⑥ 自分の気持ちより相手優先になりすぎる

自分がどうしたいかより、相手がどうしたいかを優先してしまう。
自分の希望を言うと、関係が壊れそうで怖い。

小さい頃、「いい子」でいることで家の中の平和を保ってきた人は、大人になってもそのパターンを引きずりやすいんですね。それは決して悪いことではなくて、その時のあなたが家族の中で生き抜くために身につけた、大切な戦略だったんだと思います。

ただ、大人になった今、その戦略が恋愛の中で苦しさを生んでいるなら、少しずつ手放していってもいい時期なのかもしれません。

自分のニーズは、わがままじゃない
——まずはそこから、自分に許可を出してあげるところから始めてみてくださいね。

⑦ 距離が近づくと、なぜか怖くなる

いい感じになってきたのに、自分から距離を置いてしまう。
本当は近づきたいのに、近づかれると息苦しくなる。

近づきたい気持ちと、近づくのが怖い気持ち。
この両方を抱えている人は、少なくありません。

親密さに対する葛藤は、一番最初の親密な関係——つまり親子関係で、安心して甘えられなかった経験と結びついていることがあります。

このタイプの人は、しっかり者に見られることが多いかもしれません。
一人で何でもできる、人に頼らない強い人。

でもその強さは、もしかしたら傷つかないために身につけた鎧なのかもしれません。その奥には、ずっと封じ込めてきた「甘えたかった気持ち」が残っていることがあります。

親密さが怖いのは弱さじゃなくて、一度頑張って一人で生きてきた証でもあるんですよ。

当てはまるものがあっても、大丈夫

7つのうち、いくつか当てはまるものがあったかもしれません。
ドキッとしたり、少し苦しくなった人もいるかもしれませんね。

でも、ここで一番伝えたいのは
気づいたということ自体が、もう大きな一歩だということです。

子どもの頃に身についた感覚は、根深いものです。
一晩で変わるものじゃないし、「意識すればすぐ直る」という類のものでもありません。

だから、自分を責める必要はまったくないんです。

そして、もう一つ大事なこと。

お母さんとの間で起こった出来事の過去は変えられないけれど、
自分との関係は、今日から変えていけます

自分の感情に気づくこと。
自分のニーズを認めてあげること。
「私はこう感じていいんだ」と許可を出してあげること。

そういう一つ一つが、恋愛のパターンを少しずつ書き換えていきます。

ただ、自分ひとりで向き合うのは、しんどいときもあります。
特に、母親との関係がテーマになると、誰にでも話せるわけじゃないですよね。

もし、この記事を読んで「誰かと話してみたいな」と感じたら、
私のカウンセリングを覗いてみてください。

話すことで整理されることって、思っている以上にたくさんあります。
あなたのペースで、安心して話せる場所でお待ちしていますね。

それぞれのサインについては、今後もう少し詳しく掘り下げた記事を書いていく予定です。気になるサインがあったら、そちらもぜひ読んでみてくださいね。

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