「もっと売上を伸ばしたい」
「今より収入を増やしたい」
そう思っているのに、いざ自分の商品やサービスを売ろうとすると、なぜかブレーキがかかる。
価格を伝えるのが怖い。
セールスをすると嫌われそうな気がする。
高い金額を受け取ることに、どこか申し訳なさを感じる。
ビジネスをしていると、そんな壁にぶつかることがあります。
私自身も、以前は「もっと収入を増やしたい」と思いながら、お金を受け取ることにはかなり抵抗がありました。
今振り返ると、問題は「稼ぐ能力」ってことだけではなかったのだと思います。
そもそも私は、お金や「売ること」に対して、かなりネガティブなイメージを持っていたんです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。


私は「売れる人」を少し疑っていた
振り返ってみると、以前の私は、お金に対してどこか怖さを感じていました。
お金は、人に狙われるもの。
油断すると取られるもの。
お金の話をする人には、警戒したほうがいい。
営業の電話がかかってくれば、
「この人は私からお金を取ろうとしている」
という感覚で話を聞いていたこともあります。
そして、たくさん売れる人に対しても、
「口がうまいんだろうな」
「人をその気にさせるのが上手なんだろうな」
「普通なら買わないものまで買わせてしまうなんて、人を操るのが上手なんじゃないか」
そんな見方をしていました。
今考えると、ずいぶん一方的な見方です。
でも、その当時は本当にそう思っていました。
「稼ぎたい」と「売る人は信用できない」が同居すると苦しくなる
ここに、ビジネスが止まりやすくなる理由があります。
心理学には、認知的不協和という言葉があります。
自分の中に矛盾する考えや価値観が同時に存在すると、不快感や葛藤が生まれやすくなる、というものです。
たとえば、
「もっと売上を増やしたい」
と思いながら、
「たくさん売る人は信用できない」
とも思っていたとしたら。
収入を増やしたい自分と、収入を増やすことに抵抗する自分が、同時に存在することになります。
「もっと稼ぎたい」
でも、
「お金をたくさん受け取る人にはなりたくない」
これでは、アクセルを踏みながらブレーキも踏んでいるような状態になってしまいます。
ビジネスがうまく進まないと、
「もっとマーケティングを学ばなきゃ」
「もっと発信しなきゃ」
「もっと売れる商品を作らなきゃ」
と考えがちです。
もちろん、それも必要なことがあります。
でもその前に、
自分はそもそも「売ること」をどう見ているのか。
ここを一度確認してみると、ちょっと違うものが見えてきたりします。
売ることは「相手から奪うこと」ではない
私のお金に対する見方が変わってきたのは、少しずつお金そのものと向き合うようになってからでした。
たとえば、一万円札を目につく場所に置いてみる。
五千円札をじっくり眺めて、
「こんなデザインだったんだ」
と思ってみる。
そんな、小さなことから始めました。
今まで「怖いもの」「汚いもの」として見ていたお金を、ただのお金として見る練習だったのかもしれません。
そして、だんだん気づくようになりました。
私たちは、何かを買うとき、必ずしも「お金を取られている」わけではありません。
自分が欲しいから買う。
必要だと思ったから選ぶ。
その商品やサービスから得られるものに価値を感じたから、お金を払う。
そこには、本来「選択」があります。
売る側は、選択肢を差し出す。
買う側は、買うか買わないかを決める。
そう考えるようになってから、「売る」という行為そのものへの見方が少し変わっていきました。
売れる人は、価値を伝えるのが上手な人なのかもしれない
以前の私は、
「売れる人=口がうまい人」
だと思っていました。
今は少し違います。
もちろん、売るための技術はあります。
伝え方の上手さもあるでしょう。
でもそれだけではなく、
自分の商品やサービスが誰にどう役に立つのかを理解し、その価値を必要な人に伝えられる人。
それが、売れる人なのかもしれないと思うようになりました。
以前、あるドラマで、本を売る人たちが出てきたことがあります。
彼らは単に「何冊売るか」だけを考えているのではありませんでした。
この本を読んで感動する人がいる。
この本が、誰かを励ますかもしれない。
この作品に出会うことで、救われる人がいるかもしれない。
だから、必要な人に届けたい。
そんな思いで本を売っていました。
それを見たとき、
「売るって、こういうことでもあるんだな」
と思ったんです。
自分の商品は、自分がいちばん価値を見落としやすい
ビジネスをしていると、
「これ、本当にお金をもらうほどの価値があるのかな」
と思うことがあります。
自分にとっては、当たり前にできること。
何年もやってきたこと。
だからこそ、
「こんなの、他の人でもできるんじゃない?」
と感じてしまう。
でも、提供する側が感じている価値と、受け取る側が感じている価値は同じとは限りません。
自分にとっては簡単なことでも、相手にとっては難しいことかもしれない。
自分にとっては当たり前の知識でも、誰かにとっては「ずっと知りたかったこと」かもしれない。
自分では小さな価値に見えていても、それを必要としている人からすると、大きな価値になることがあります。
だから、
自分の商品やサービスの価値を、自分ひとりの感覚だけで決めなくてもいい。
私は、そう思うようになりました。
「私には無理」で終わる前に
以前の私は
「月収100万円を稼ぐ人って、私には縁のない人」
そんな風に思っていた時期がありました。
今思うと、どれほどお金に対してネガティブイメージが強かったのか…と思いますよね。
でも不思議と、そんな人って結構周りにもいるものだって見えるようになってきました。
そんな風に、お金やお金を持ってる人の見え方が変わってきて、
お金との付き合い方もずいぶん変わりました。
昔のように、ただ「怖いもの」として見ることは減りました。
受け取ることへの抵抗も少しずつ小さくなりました。
そして、不思議なことに、お金との関係が変わるにつれて、入ってくる金額も少しずつ変わっていきました。
以前なら、
「お金がなくなったらどうしよう」
と思っていた場面でも、
「あれ、意外と大丈夫かもしれない」
と思えることが増えました。
だから最近は、
「私には無理」
と思ったときに、そこで全部を終わらせなくてもいいのだと思っています。
「本当に能力がないから無理なのだろうか」
「それとも、そこに行くことを自分自身が怖がっているのだろうか」
「売ることや、稼ぐことや、お金を受け取ることを、私はどう見ているんだろう」
そんなふうに、一度自分の中を見てみる。
その上で、
「今の私にできることは何だろう?」
と考えてみる。
いきなり売上を倍にする必要はありません。
価格を見直してみる。
商品の価値を書き出してみる。
お客様からもらった言葉を読み返してみる。
自分が「お金を払ってよかった」と思った経験を思い出してみる。
そんな小さなところからでいいんです。
ビジネスで結果を出すためには、ノウハウや行動ももちろん大切です。
でも、ときにはその前に、
自分自身が「受け取ること」をどこまで許しているのか。
そこを見てみることが、次の一歩につながるのかもしれません。
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