年末カウントダウン　2022年の振り返り　自分を労う

2022年12月30日2024年3月31日

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

今年も残すところあと2日。新年へのカウントダウンです。

2023年、あなたの新しい年がより豊かになりますよう、2022年の振り返りを一緒にしていきませんか。

今日は、今、何の努力もなくあなたができていること、していることを認めて労っていきましょう。

今、何の努力もなくできていることを労う？

なんだかちょっと、変な感じがしませんか？
ちなみに、「労う」って、あえて私はこの言葉を使っているのですが、意味、ご存じですか？
私も実は調べました…。
Oxford Languageによると、「労う」とは
「骨折りに対し感謝の気持を表す何らかの行為をする。」だそうです。

まずはさっそく、
良かったら、紙とペンをご用意いただき、書き出してみてくださいね。

どんなことでも良いです。些細なことでもいいんです。

（些細なことを拾い上げられるって結構大事です。）

私は
1. 食事をする時にお箸、スプーン、フォーク、ナイフなどを使うことができる。
2. 字を書くことができる。
3. キーボードを見なくても字を打てる。
4. 歩ける。

などなど

先日、母が韓国ドラマを観ていました。字幕でした。
母は韓国ドラマが好きです。よく見ています。
だからそんな母に聞いてみました。

「そろそろ韓国語、わかるようになってきた？」

「わかるわけないじゃん！」と母は答えました。

まぁ、そりゃそうだろうな…と思いました。
そして母はこういったのです。

「覚えようとしてないからね。」

まぁ、そうでしょうね。
と思ったあと、ふと思いました。

私たちは、日本語を特に何の苦労も無く、普通に理解して話していますよね。
少なくともこのブログをここまで読んでくださっている方は、日本語を理解していらっしゃると思うのです。

私は英語を教えることも仕事としておこなっているのですが、よく、語学の勉強として、その言語をシャワーのようにたくさん浴びましょう、なんてことを言います。
赤ちゃんは、産まれた時には言葉を理解していないし、しゃべれないけれど、お父さんお母さんがたくさん話しかけるから、だんだん言葉を覚えていく。それと同じ原理で、たくさん覚えたい言語を聞く環境にいたら、赤ちゃんのように苦労せずその言葉を身につけることができる。
そんな原理です。
が、しかし、実際のところはそう上手くは行かないのです。
理由はいろいろあるのですが、今回は、語学の話がしたいわけではないので、そちらはちょっと横に置いておきますね。

何が言いたいかというと、
私たちは、赤ちゃんの頃、まだ自分の記憶がしっかり定着する前のこと、ほとんど覚えていませんよね。
私は覚えていないんですよね。
自分が言葉を話し始めた頃のこと。

だけどね、きっと思っていたと思うんですよ、ただひたすら純粋に
「お母さん、私になんて言ってるんだろう？知りたいな。」
「おばあちゃん、私に笑顔でなんか言ってる。何言ってるんだろう？知りたいな。」
「あ、おじいちゃんも、声が聞こえるよ。何話してるんだろう？知りたいな。」

「みんなの声が聞こえるよ～。なんて言ってるのか知りたいよ～。私も一緒におしゃべりしたいよ～。」

そんなことを切に願いながら、苦労ではなく、ひとつひとつできるようになることが嬉しくて、楽しくて、世界が広がっていく喜びを一瞬一瞬感じながら成長してきたんじゃないかな？と思うのです。

だとしたら、今、私がこうして何の苦労も無く言葉がわかること、誰かと会話ができること、こうして言葉を綴ることができること、これ全部、小さかった私があの頃一生懸命頑張った証ですよね。

そんな、たくさんのハードルを苦労とも思わず頑張っていた小さいころの自分を、私たちは忘れてしまっていませんか。当たり前だと思っていませんか。

そんなに頑張っていた頃の自分の頑張りを、労ってあげてもいいですよね。

あなたが、今、苦労も努力も無く、できていることは何ですか？

今、それができているあなたは、本当に素晴らしい！