泣いてもいい安心できる場所 -1-

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

皆さまのお正月は如何お過ごしでしょうか。

私は元日に初詣に行ってまいりました。
初詣に出かけられる幸せ。
いろんなことが問題なく回っているからこそですよね。
ありがたいな、と感じました。

今回は、私の安心できる場所について、2日間にわたり書いてみようと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。

以前、お付き合いしていた彼の前で泣いてしまうというハプニングがありました。悲しいことがあったわけではなく、嬉しいことが理由で、うれし泣きだったのですが、彼は驚いたようでした。

「初めて俺の前で泣いたね。ふつう絶対泣かないよね？多分俺にフラれたとしても、泣かないでしょう？」

「はい、泣きません！」
即答で答えてしまいました。

私は、映画を映画館で見て、どんなに感動する映画でも、99％泣きません、人のいる空間では。
1人で部屋で観ている時は泣きます。号泣します。
映画館や人のいるところでは基本、無意識で緊張しているんだと思うんですよね。
以前は自分でも全然知りませんでした、私が外でそこまで緊張しているということを。
いろいろと心理学を学んだり、愛を体感したりしながら、わかってきたことでした。

だから、彼の前で泣いたときに、私だいぶ安心しているんだな、って思いました。

私にはもう1つ、泣いてもいい安心できる場所があります。

ヒーリングワークです。

ヒーリングワークとは何か、というところからご説明しますね。
カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスでは、プログラムの1つに、ヒーリングワークというものがあります。グループセラピーという心理療法を使ったワークショップです。このワークショップは、お勉強スタイルではなく、感情を感じること、感情を感じて心を癒すことを目的としています。ですので、そのワークショップ中には、本当に様々な感情を感じます。

私が初めてこのヒーリングワークに出席したのは、2014年頃だったと思います。

それ以前に、カウンセリングサービスで行われている、癒しの１dayワークショップ、というものに参加したこともありました。この癒しの1dayワークショップもヒーリングワークのミニ版のような感じで、びっくりするくらいいろいろな感情を感じることができるものでした。

その中で、「感謝を伝えましょう」というグループワークがありました。
その時の私は、母に感謝を伝えようと思いました。でも、伝えようとした瞬間、私は号泣してしまったのです。私は慌てました。

え？何が起こった？と思いました。

自分が人前で泣いていることに、私自身が一番驚いたのです。

人前で泣くって、一体いつぶりだろう？と思いました。子供の時以来なのではないか…とすら思いました。そのくらい、人前で泣くことをしていなかったので、基本泣くと息ができなくなるのです。正確には、息が吐けなくなるのですね。どうやら過呼吸一歩手前だったようです。

当時はそんなことすら気づいておらず、これが普通だと思っていました。泣き始めたらしゃべれないのです。

テレビドラマとかで、泣きながら話しているのを見ると、あれは演技でウソ泣きだから話せるんだ、と真剣に思っていたくらいです。

結局その初めて参加した癒しの1dayワークショップでは1日中、ことあるごとに泣きとおし、クタクタになりました。

癒しの1dayワークショップを気に、ヒーリングワークにも興味を持ち始め、参加するようになりました。ヒーリングワークに参加して、最初の約1年間も散々過呼吸一歩手前状態で泣きとおしました。

実際過呼吸を起こしたこともありました。まさか自分が過呼吸を起こすなんて！と恐怖に陥ったこともありました。
（これは私の体験です。誰しもが過呼吸になるわけではなく、ほとんどの人はそこまで激しく泣いていませんのでご安心くださいね。）

だけど、いつの頃からか、そんな私の泣き方が変わってきました。普段の生活で泣くことが殆どないということはあまり変わりませんでしたし、やはり映画館でも泣かないことも変わらなかったのですが、泣いていても話ができるようになりました。普通に息ができるようになったのです。

それは泣くことに慣れた、というだけのものではありませんでした。
何が変わったのか。

次回、続きをお話ししたいと思います。

文章の中でご紹介した
＞＞＞カウンセリングサービス「癒しの1dayワークショップ」の詳しい内容はこちら＜＜＜
＞＞＞神戸メンタルサービス「ヒーリングワーク」の詳しい内容はこちら＜＜＜