「ありがとう」の気持ちを込めて、大切な人に送ろう！

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

ある時、だーりんがアクセサリーのプレゼントをくれたことがありました。
そのアクセサリーが私は結構気に入って、よく身につけていたんです。

それから少し時が過ぎ、別のタイミングで、アクセサリーのプレゼントをくれるというのです。もちろんそれは嬉しかったのですが、ちょっと彼に聞いてみたのです。どうしてアクセサリーをプレゼントしようって思ってくれたの？って。そしたら彼、こんなことを言いました。

だって、前にあげたもの、キミいつもつけてるじゃん。
そうやって使ってくれてるって、僕も嬉しいんだよ。

って。
へぇ～、って思いました。
特に私は、すごく気に入ってる、とか、そんなに伝えていなかったけれど、よく身につけていることで、彼にはちゃんと私が気に入っていることが伝わっていたんだな、って知ったのです。そしてそんな姿に彼は喜びを感じてくれているんだって。

とても些細なことで、何も特別な行動ではないのに、言われて初めて気づくこと、ありますよね。

自分では特別でなくても、相手の心にどうヒットしているのかって、私たちにはわかりづらい事、あったりします。

その逆で、相手には特別でなくても、私たちの心にヒットしていること、大ホームランだったりすることも、案外多かったりするんですよね。

ある時、結構夜遅い時間に、電車で彼の家に行ったことがありました。ほぼ終電。駅からは歩いて5分くらいのところに彼の家があります。寒い冬の夜でした。

〇時の電車に乗るから、多分〇時くらいには駅に着くと思う。

そんなメッセージを彼に送りました。

そしたらこんなメッセージが返ってきたのです。

わかった。着いたら待ってて。駅まで迎えに行くから。

え？と私は思いました。
嬉しいですよね、迎えに来てくれるなんて。嬉しいんです。
でも、こんな遅い時間に、しかも外はすごく寒い、そして歩いて5分くらいって、下手したら駐車場に行くくらいの距離なんですよね。そしてこんなメッセージを送りました。

わざわざ来てくれるの？
ありがとう！嬉しい！

あとで彼に言われました。迎えに来ないと思ってたの？って。

だってこんなに寒くて遅い時間に、わざわざ面倒だろうなって思ったし、出たくないだろうなって思ったんだよね。だから、来てくれるって聞いたときは驚いたし、すごく嬉しかったよ、って。大切に想ってくれてるんだな～、愛されてるな～、って感じて、頼もしいな～、と思って、とても喜んだ！

そんなことを伝えたら、まんざらでもなさそうな表情をしていました。

よく、ビジネスメールなどで、「お世話になります」「いつもありがとうございます」というようなあいさつ文がありますよね。

無いと、なんだか礼儀を知らないのか、なんて思ってしまいますけれど、書いてあるのが当たり前、というような状態で、その一文を真剣に感謝されている、自分は感謝されるほど役に立っている、喜ばれている、とまでは受け取りませんよね。

私たちって複雑な生き物ですね。
ありがとう、と言われなければ言われないで、なんだかな、なんて思うけれど、いつもありがとう、のようなある意味、普通、当たり前、的なありがとうには反応が薄くなってしまっているのですね。

だから、相手に本当に「ありがとう」を伝えたい時、伝える側もちょっと自分の心にアクセスして、ありがとうの気持ちを引っ張り出す必要があります。

本当に自分が嬉しいと感じたことっていつだった？どんな時だった？何をしていた時だった？何をしてもらった時だった？

事細かな詳細を自分の中で思い出してみてください。

何月何日何時何分、数字は覚えていなくてもいいけれど、そのくらい具体的なこと。

あの日、初めて旅行行ったよね。
確か、神戸に行ったんだよね。
電車で行って、一泊二日だったけど、旅行カバン大きくなっちゃって。
そしたら、あなた、スッと持ってくれたよね。何も言わずに、当たり前のように、持ってくれて。
私、なんだかちょっとキュンとしちゃった。
すかさず荷物持ってくれるあなたが、カッコイイな～、って思ったし、それに、私、なんだかとっても嬉しかったの。大切にしてくれてるんだな～、私のことって思って。あなたに出逢えてよかったな～、って、あの時すごく思ったんだよね。
改めて、あの時は、ありがとう。
今も、あの時と変わらず、あなたに出逢えてよかったな～、って思ってるよ。

あなたの想いのこもった、愛のメッセージ、大切な人に送ってみてください。

あなたとあなたの大切な人が、幸せでありますように。