仲良くなりたいのに、避けてしまう。

人と仲良くなりたいのに、自分から距離を取ってしまったり、誰かが近づいてくるとスッと身を引いてしまう…。
そんなこと、ありませんか?

実はそれ、あなたの中にある「とても優しい想い」が関係しているのかもしれません。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

仲良くなりたいのに、避けてしまう。

なんだかもどかしいような、せつないような。

今日は、私自身の体験を交えながら、その心の仕組みを一緒に見ていこうと思います。

本当は人と近づきた。

そんな風に思っているあなたの、少し心がふっとゆるむような、そんな時間になれば嬉しいです。

目次

仲良くしたいのに「避けてしまう」きっかけ。

子どもの頃から人と関わるのが好き。
だけど、「人に知られたくないこと」があると、どうしてもその人との距離が縮まらなくなるんですよね。

私も、そんな子供でした。

たとえば、私にとっては「父親」の存在がそうでした。

両親が幼い頃に離婚していて、私は父という存在を知らずに育ちました。
小学校の「父の日」や「父兄参観日」は、まるで自分だけが場違いなような気持ちになっていました。

「お父さん」という言葉を口にすることすら、なんだか自分にはその資格がないような、誰かから責められているような、そんな感覚だったんです。

だから、家族の話になると身構える。
おままごとで「お父さん」役が出てくるだけで、心がぎゅっとなる。
そんな風にして、人と深く関わることに無意識のうちにブレーキがかかっていました。

誰も悪くない。ただ起こっただけのこと。

こういう経験って、案外多くの方がされているんじゃないかな、って思うんです。

何か隠したいこと、隠さなきゃいけないことがあるときって、人は無意識のうちに「私はこれを知られたら嫌われる」と思いこんでいるんですね。
つまり、人から嫌われたくない=傷つきたくないという気持ちがあるんですね。

そしてその裏には、自分がその出来事を「悪いこと」「恥ずかしいこと」だと、どこかで思い込んでしまっている心の癖があります。

でも実際はどうでしょう?

私の両親が離婚したことは、私が悪かったわけじゃない。

同じように、
あなたが抱えているコンプレックスも、
きっと「ただ起こったこと」なだけなんです。

でもそれを「失敗」って思ってるのって、本当は、自分じゃなくて、親とか周りの誰か大切な人なのかもしれません。

例えば私の親は自分が離婚したことに対して「失敗感」を持っているんだと思うんです。
するとね、私自身は何も「失敗」していないのに、何故か私が失敗してしまったように感じちゃったりするわけですよね。

だから、私たちはそれをずっと「自分が悪い」「隠さなきゃ」と思い続けてしまう。
そしてその思い込みが、人とつながることを怖くさせてしまっているんです。

本当は人が好き。だけど近づけない。
それは、あなたの誰かの痛みを共に感じようとする優しさと、
自分の寂しさや悲しさなどの心の痛みの両方が、同時に存在しているからこその葛藤なんです。

新しい世界へ踏み出そう。

あなたの中に、「ずっと隠していたこと」「誰にも言えなかったこと」はありませんか?

それを無理に話さなくてもいい。
でも、もし「もうそろそろ、寂しさを手放したいな」と感じたなら、少しだけ心を開いてもいいかもしれません。

あなたは悪くないし、間違っていない。
ただ起こった出来事を、あなたが一生懸命抱えて生きてきただけ。

だから、そんなあなたを、少しずつ、優しく受け止めていきませんか?
そして、人とのあたたかい繋がりを、
あなた自身のペースで取り戻していきましょう。

私は、そんなあなたを心から応援しています。

あなたの世界が
あなたの大好きな人たちとの繋がりで
作られますように。

サポートが必要な時は、いつでも連絡くださいね。

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