「ひとりで頑張らなきゃ」と頑張ってきたあなたへ

「別に一人でも平気。」
そう思ってた。いや、むしろ誰かと深く関わるのは面倒だし、距離を置いていたほうが楽だった。

付き合っていた彼女がいたときも、「一人の時間が欲しい」 と言って、頻繁に会うのを避けたり、LINEの返信を後回しにしたりしてた。彼女は最初のうちは「◯◯(俺)のペースを大事にするよ」と言ってくれていたけれど、次第に「私って必要ないのかな?」と不安そうな顔をするようになった。

ある日、彼女が「ちょっと話せる?」と真剣な顔で言ってきた。
「私、もっと◯◯と一緒にいたいんだ。でも、いつも私ばかり追いかけてる気がする。」
そう言われたとき、心の中で「重いな…」と思ってしまった。

「そんなことないよ、大丈夫だよ。」
適当に答えて、その場をやり過ごした。

でも、それからしばらくして、彼女のほうから別れを切り出された。
「私は、ちゃんと向き合いたい。でも◯◯は、いつも逃げるように距離をとるよね。」

その言葉に、ドキッとした。
たしかに俺は、誰かに心の内を見せるのが怖かったのかもしれない。「一人でも大丈夫」と言い聞かせて、本当は誰かを必要としている自分を認めたくなかった。

でも、こうして大事な人を遠ざけてしまった。

今日の記事は、カウンセリングサービスの「心理カウンセラーのコラム」にも掲載されています。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

こんなタイプの男性とお付き合いしている女性、意外と少なくないんですよね。

自分で書きながら、切なさを感じてしまいます。

誰かと一緒にいることを選ぶ時、心の内を相手に見せるって、とても大事なこと。
だけど同時に、とても怖いと感じることでもあったりしますよね、特に、今までひとりで頑張ってきた人にとっては。

それは、男性だけじゃない、女性にとっても同じことなんです。

女性の方が、男性よりも感情には敏感な人が割合的に多いのかもしれません。
だから、女性の方が、心の内を相手に見せることが得意だって思われがち。

ある程度はね、ある程度は、きっと男性よりもオープンにしやすいのかもしれません。

だけど、女性も自分の心をオープンにすることが怖くて、「距離」を必要としてしまう人ってたくさんいるんです。
例えば、上に書いたような男性を好きになってしまう女性。

目次

愛されたいのに、なぜか傷つく恋愛ばかりしてしまうあなたへ

「どうして私はいつも、愛してくれない人ばかりを好きになるんだろう?」

こう感じたことはありませんか?

彼は冷たくて、素っ気なくて、何を考えているのかわからない。 それなのに、なぜか惹かれてしまう。

優しくて大切にしてくれる人ではなく、 心が不安定になるような相手ばかり選んでしまう。

こんな恋愛のパターンに陥っている女性は、決して少なくありません。その奥には「過剰な自立」の心理が隠れていることが多いのです。

「私を愛してくれない人」を選んでしまう理由

愛されたい。 でも、心のどこかで「本当に愛されたら怖い」と感じていませんか?

幼い頃、親との関係の中でこんな経験、ありませんでしたか?

親の期待に応えなければならないと感じた経験
幼い頃から「いい子でいなさい」「こうしなきゃダメ」と言われ続け、本当は嫌だったのに自分の気持ちを抑えて従っていた。ある日、ちょっとだけ自分の本音を言ったら「そんな子だとは思わなかった」とがっかりされ、それ以来、本音を隠すようになった。

感情を表現すると否定された経験
悲しくて泣いた時に「泣くな」と叱られたり、怒りを出したら「わがまま」と言われたことで、自分の気持ちは出してはいけないものだと学んだ。そして、大人になっても「自分を出したら相手に拒絶されるかもしれない」と無意識に感じるようになった。

親の愛情を試したことがある経験
親が忙しく、なかなか甘えられなかった。でも、体調を崩したときだけ優しくしてもらえた。だから無意識に「弱さを見せたら愛される」「でも普段の自分では愛されない」と思うようになり、人間関係でも試すような行動をとるようになった。

このような、「本当の自分を出したら拒絶されるかもしれない」と感じた経験があると、 私たちは大人になってからも、そのパターンを無意識に繰り返してしまうことがあります。

だからこそ、「本当に愛してくれる人」よりも、「愛してくれない人」に執着してしまう。

なぜなら、その人を振り向かせることができたら、「やっぱり私は愛される価値があるんだ」と思えるから。

これは、愛されるための試練を自分に課している状態とも言えます。

彼が悪い? それとも私が悪いの?

これは、「彼が悪い」とか「私が悪い」とか、どちらかが悪い、という問題ではないのです。

もしかすると、彼の態度は現実的にはヒドイかもしれません。
音信不通になったり、約束をすっぽかされたり、他の女の子と仲良くしていたり。
私のことバカにしてるの!?って扱いをしてくるのかもしれません。

もしも本当にあなたをバカにしているのであれば、きっとそんな彼はあなたに全然ふさわしくないかもしれない。
だってあなたのような愛情深く頑張り屋さんの素敵な女性は、もっと大切にされていいし、大切にしてくれる人は彼じゃなくてもちゃんといるはず。

でももし、頭ではそんなことわかっていても、何故か彼に惹かれてしまう…としたら…
そんな「愛されない関係」に繰り返しハマってしまうのだとしたら…

そのパターンを作ってしまっている原因を一度しっかり見てみるのは、あなたの幸せへの近道かもしれませんよね。

これは、あなたが悪いという話ではありません。 ただ、「なぜこの恋愛パターンを選んでしまうのか?」を見つめ直してみることで、 あなたが本当に望む未来を選ぶ力を持てるようになるのです。

過剰な自立の裏にある心理

過剰な自立」とは、「頼るのはダメ」と思い込んで、一人で抱え込みすぎる状態。
「回避型愛着スタイル」と呼ばれたりもします。

過剰な自立の男性と一緒にいる女性って、「私はこんなに頑張ってるのに、なんで彼は向き合ってくれないの?」って悩むことが多いんですよね。

でも、実は彼を選んでいる時点で、女性側も無意識に同じ過剰な自立のパターンを持っていることが多かったりします。
つまり、表面的には「もっと愛されたい」「ちゃんと向き合ってほしい」と思っていても、心の奥では 「本当に深く愛されることが怖い」 という気持ちがあることが多いのです。

だからこそ、最初から真正面から向き合ってくる人ではなく、「距離を取る男性」を無意識に選んでしまう。
もし本当に愛を深めてくれる相手が現れたら、逆に「こんなに愛されていいの?」とか、距離が縮まることに対して不安になったりしちゃうんです。

これは、「愛されたいけど、親密になりすぎるのが怖い」という矛盾した気持ち から生まれるんですね。
だから、過剰な自立の男性と付き合っている女性も、彼の問題だけじゃなくて、自分自身の「愛への怖れ」に気づくことが大切なのです。

愛への怖れがある、ということは、きっとそこに、ずっと長い間放置されたままの心の痛みが隠れたままになっている状態だから、まずはそれをどうこうしようとするよりも、「気付く」ということが大切なのです。

本当の愛に向かうために

もしあなたが「このままではいけない」と感じているなら、 まずは「自分は愛されていい存在なんだ」と自分に愛される許可をだしてあげるところから始めてみてはどうでしょう。

愛されるために、頑張って誰かを振り向かせる必要はないんです。
必死になって頑張らなくても、あなたはすでに十分価値のある存在なのです。

そして、次に恋をするときは、「この人といると心が安心するか?」「素の自分でいられるか?」を大切にしてみてください。

愛とは、不安ではなく、安心の中にあるものです。

あなたが、心から幸せになれる恋愛を選べますように。

忘れないでくださいね、
あなたは、愛されていい人です。

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